暑寒別川本流(暑寒別岳)
- GPS
- 18:58
- 距離
- 25.0km
- 登り
- 1,443m
- 下り
- 1,391m
コースタイム
- 山行
- 8:59
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:59
- 山行
- 9:31
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 10:02
天候 | 19日 晴れ 20日 雨・曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
備考 | 足回りは、フェルトシューズ(28cm)にネオプレーンソックス1枚。左足の小指の爪が薬指に当たり、山行中終始痛かった。山行終了後確認すると、薬指が傷ついていた。ネオプレーンシューズは、自分の足にあっていないようだ。 |
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感想
今年は、17から21日まで夏季休暇が取れたので、2泊3日で日高の沢に入ることを考えていたが、私事都合により、山行に取れる日程が二日間だけになってしまった。
山中一泊で入れる日高、大雪、道南、増毛山塊の沢の中から沢をピックアップし、1047TSと熟慮を重ね、仲間を集ってこの沢に入ることとした。
道北(小平以北)は、前の週に大雨が降っていた。増毛山塊でも雨が多かったのだろうか?そして、その雨が引ききっていなかったのだろうか?暑寒別川は、水量も水流も多かったように思う。腰まで水に浸かるところは多かったし、1箇所渡渉時にロープを出すところがあった。そして、この沢のお楽しみ所になっているc360m付近の函は泳ぎで突破できなかった。沢を泳ぐ技量が足りなかっただけかもしれないが。
幕営したc590m付近までは、基本、河原歩きで、少々退屈ではあったが、淵ごとに見えた大きな魚は目を楽しませてくれた。
河原には、大きな岩、小さな岩、浮石などがあったが、浮き石に乗ってバランスを崩すことが少なくなかった。一度、真正面に倒れて危うく顔面を強打するところだった。両手を前に出して、顔面強打は免れたが、右手首を痛めてしまった。
若い頃に比べて、バランスが悪くなったような気がする。コロナ禍になってから体幹トレーニングを続けてきているのに・・・トホホ。
二日目の運動能力が落ちることも感じた。自分より8つ若くて、背が高く、手足が長い、更には体力のある1119KYが先頭を歩いていたが、ついていくのに一杯一杯の自分がいた。c980m二股で登る沢を間違えたのも、ここにあるように思える。
沢の上部に断続的に小滝が続き、水をかぶる滝が多かったのは、想定外だった。困難なものはなかったけれど、気温が低ければ、モチが下がっていたように思う。c1300mを越えるくらいのところまで水が流れていた。潤沢で清らかな水が、増毛町本間酒造の国稀を生み出しているんだなと実感。
下山に使った夏道は、フェルト底には辛かった。雨に濡れた道は、滑りまくった。疲れもあったとは思うが、メンバーの中で一番転んで、スボンとザックを泥だらけにして、暑寒荘前の水場で泥落としに励むことになった。
夏道沿いには、食べられるキノコがたくさん生えていた。名前は聞いたが、覚えていない。食べるには、大きくなりすぎているとのことで、だれも採取しなかった。
今回の食当は、リーダーの1047TS。一度やりたかったという分厚いステーキの焚き火焼きは極旨だった。コストコで仕入れた分厚い牛肉をクーラーバックに入れ、フライパンまで担ぎ上げてくれた。塩コショウを振って、牛脂でミディアムで焼いた肉はサイコー!そして、ステーキの半分を投入したビーフシチューも旨かった。一方で、先輩が採取したキノコ(名前忘れた)もシチューに投入したが、シチューの風味に負けた。
1119KYが担ぎ上げた合鴨のハムも焚き火に炙って美味。
幕営地としたところには、流木が集積していて、焚き木に困ることはなかった。今回も盛大な良い焚き火ができた。
夜半から雨が降り出したらしい。テントの中で朝食を済ませて出立。
昨日急速に減水したが、元に戻って、若干濁り始めた。小雨に濡れながらの遡行は、やはり不快指数110%。それでも楽しい山行だった。この沢にして、メンバー募集して大成功。
尊敬する先輩の4NHとは初めての沢山行。沢の歩き方、滝を見る目、遡行ピッチ、読図等、学ぶところは多かった。焚火を前にした語らいの時間も至福のひととき。山行中のすべてにおいて安心感を与えてくれるレジェンド。先輩のようになりたい。
新人会員の1119KYとも初山行。会の新人ではあるが、入会前に四季を通じて、かなりの経験を積んでいる。体力のある頼もしい山やだ。
そして、リーダーの1047TSは、入会以来、一番多くの山行をともにしたナイスガイ。今山行でもたいへんお世話になった。今後ともよろしくです。
そして、メンバーの皆さん全員に感謝感謝です。皆さん、ありがとう。
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