富士山:御殿場口から変形ピストン

2023年08月25日(金) [日帰り]

• GPS: 07:42
• 距離: 17.6km
• 登り: 2,345m
• 下り: 2,327m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:54
• 休憩: 0:48
• 合計: 7:42

距離 17.6km 登り 2,345m 下り 2,346m

9:04 御殿場口新五合目
9:11 9:12 大石茶屋
9:53 次郎坊
11:11 御殿場口新六合目・半蔵坊
11:39 11:45 御殿場口六合目
12:11 御殿場口七合目
12:19 御殿場口七合四勺・わらじ館
12:22 12:23 御殿場口七合五勺・砂走館
12:47 12:56 御殿場口七合九勺・赤岩八合館
13:09 13:11 御殿場口八合目
14:00 14:03 御殿場口頂上
14:03 14:04 駒ヶ岳
14:22 14:30 富士山
14:36 三島岳
14:41 頂上富士館
14:52 九合五勺胸突山荘
15:04 九合目万年雪山荘
15:23 15:38 八合目池田館
15:54 御殿場口七合五勺・砂走館
15:58 15:59 御殿場口七合目
16:07 16:08 御殿場口下り六合（走り六合）
16:29 次郎坊
16:42 大石茶屋
16:46 御殿場口新五合目

天候

晴れ、中腹には所々雲

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

6:40新宿発のロマンスカーで8:13御殿場駅着。レンタカーを借りて、御殿場口新五合目に9時少し前に着（ニッポンレンタカーだけは8時から営業。ただし19時閉店なので時間制約あり）。先週と違って、第2駐車場に数台だけ空きがあった。

コース状況／危険箇所等

・今回「赤岩八合目連絡路」を使ってみた。富士宮ルートの八合目池田館と御殿場ルートの七合七尺あたりをつなぐトラバースルート。他の登山道と違って静岡県が管理していないせいか、池田館側には「通行止め」と表示されているが、池田館のスタッフさんに伺ったところ、特に崩落箇所があるとかいうことではないようで、「自己責任ということですかね」とお伝えしたら止められなかった。道はほぼ平たんで岩もなく、歩きやすい。御殿場ルート側のわらじ館や赤岩八合館のHPでは登山道として紹介されている。
https://warazikan.main.jp/photo/ochuudou.html

・富士宮ルート頂上（＝駒ヶ岳）から富士宮ルート八合目の池田館に下るルートとしては、実は富士宮ルートを素直に下るよりも御殿場ルートと赤岩八合目連絡路を組み合わせる方が所要時間が1割以上短くて済む。これは、岩ゴロゴロの急斜面が御殿場ルートの方が少ないため。今回御殿場ルートと富士宮ルートの上部を両方歩いてみて、少なくとも下りについては御殿場ルートの方が気分的にもずっとリラックスできそうに感じた。

その他周辺情報

下山後は御胎内温泉。

写真

8/25 9:03

スタートはガス。

8/25 9:35

晴れた！ このあと夕方までずっと晴れていて、見上げる度に山頂が少しずつ近く、大きくなっていく楽しい5時間だった。

8/25 9:53

次郎坊ってここだったのか・・・御殿場口に来るといつも幕岩コースを登っていたので初めて知った。

8/25 11:11

新六合目の半蔵坊。昨年再開したらしい。関係者の方々の努力に拍手。http://hanzobo.main.jp/photo/hanzobo.html

8/25 11:43

六合目。左側から御殿場口の駐車場、双子山、宝永山がきれいに見渡せる。

8/25 11:50

雲の上に宝永山。そのさらに上まで登って来た。

8/25 12:10

七合目だけはなぜか岩に書かれてる。

8/25 12:18

七合四尺、わらじ館。

8/25 12:22

七合五尺、砂走館。

8/25 12:56

七合九尺、赤岩八合館。

8/25 13:11

八合目。先週は気持ちと行動食の準備がなくてここで折り返した。

8/25 13:13

今日は先へ。雲の向こうに駿河湾と伊豆半島。

8/25 13:58

御殿場口頂上の鳥居が見えた！ 神々しい・・・

8/25 14:02

御殿場口山頂、銀冷水。こんな高いところに水が湧くことがあるというのが驚き。

8/25 14:07

最後の登り、馬の背。今回もここで足が攣ってしまった・・・

5年ぶりの登頂！
（撮影待ちは10人ぐらい）

8/25 14:28

お鉢を俯瞰。

8/25 14:29

東側。

8/25 14:31

北側。時間がないので（体力も？）今日はお鉢巡りは見合わせ。

8/25 14:37

奥宮まで戻ってきた。ここが開いている時期に富士山に登ったのは初めてかも。

8/25 14:48

富士宮ルートを下り始める。

8/25 14:53

九合五尺、胸突山荘。

8/25 15:04

九合目、万年雪山荘。

8/25 15:06

イワツメクサ。4、5か所で撮影して、ようやくピントが合ってくれた（ほぼ常に風で揺れてる）。

8/25 15:18

この鳥居、カッコいい。

山口山荘まで登って来たOさんが撮ってくれた写真。テラスで手を振っているように見えるのが自分のはずなのだが...

8/25 15:41

赤岩八合目連絡路に入る（写真左から右へ続いているトラバース）。

8/25 15:44

途中、十段ちょっとの木段がある。

8/25 15:47

うっすら三叉路。御殿場ルートを登るなら左。自分は下るので右へ。

8/25 15:48

御殿場ルートから見た連絡路の入口。2本の白骨樹のところでロープを跨いで左に入る。

8/25 16:05

大砂走り。右手に宝永山を見ながら、あっという間にそれより低い標高まで下ることができる。

撮影機器：

iPhone 13 mini Apple

感想

Echigoya

勤め先の全社一斉休業日を利用して富士山に登って来た。1週間前に八合目まで往復して、来年あたりは山頂まで行きたいと思っていたところ、この3連休も南関東以外はあまり予報が良くないので、それなら2週連続で御殿場行っちゃえ！ってことで
・・・「2週連続であきれるかも知れないけど・・・」と妻に話したら「そりゃあきれるでしょ」と言われた。

今まで御殿場新五合目に来るといつも幕岩コースを登っていたので、御殿場ルートを登るのは今回が初めて。このコースは単調で長いけれど、この日のように山頂が見えれば、登るにつれて山頂が少しずつ近くなってくるのがわかって、自分には楽しかった。この日は雲の切れ目から下界もちらほら見られて、富士山日和に恵まれた。

御殿場口頂上までは脚攣りも頭痛もなく来れたけれど、馬の背ではまた両脚の内腿が攣ってしまった。過去5回の富士山で、脚攣りなしに馬の背を登れた記憶がない。次に登る時は工夫して颯爽と馬の背を登り切ってみたい（^ ^）。

*****
トレラン仲間のOさんがご家族と富士宮ルートの池田館に宿泊のご予定だったので、お会いできることを期待して、山頂からはいったん富士宮ルートに入った。残念ながらOさんファミリーの到着が遅めで、自分はレンタカー返却時間の制約があるのでお会いできなかったけれど、池田館から電話したところ、手を振っている自分の姿が1つ下の山口山荘から見えたらしい。

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山頂の最高気温はおそらく10度前後。風はほぼ終始さわさわ吹く程度。服装は半袖短パンで、九合目あたりから上でアームカバーとグローブをつけてちょうど良い程度。山頂の日陰で撮影待ちしている間だけ少し肌寒かった。

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この日はApple Watchを使って、初めて登山中の血中酸素濃度を測ってみた。登山前と下山後の98〜99に対して、七合目では79、八合目で74、山頂では69。思った以上に低下していた。馬の背で脚が攣るのは筋力不足よりも酸素不足による面が大きそうだ。