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記録ID: 586628
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ハイキング
日光・那須・筑波

篠井冨屋連峰(宇都宮アルプス)縦走

2015年02月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:57
距離
13.2km
登り
788m
下り
794m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:42
休憩
1:01
合計
5:43
距離 13.2km 登り 795m 下り 794m
5:53
23
子どものもり公園
6:16
0:00
34
林道終点
6:50
7:00
13
7:13
7:20
21
8:35
8:49
16
9:05
0:00
35
大畑林道
9:40
9:42
21
10:03
10:12
18
10:30
10:36
24
11:00
0:00
36
大網集落
11:36
子どものもり公園
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
首都高~東北道で宇都宮ICへ向かい国道119号~県道77号で登山口のあるこどもの森公園へ。
コース状況/
危険箇所等
◎子どものもり公園駐車場
子どものもり公園は宿泊施設やレクリエーション施設などを備えた公園で、篠井富屋連峰の登山口となっている。
登山者も駐車場を利用することができる。
40台駐車可能で舗装、区画あり。ただし午前5時から午後9時以外は施錠される。
駐車場のすぐ上に公園のトイレがあり、自販機も置かれている。

◎篠井富屋連峰(宇都宮アルプス)
篠井富屋連峰は飯盛山を境に北の篠井連峰と南の富屋連峰に分かれ、あわせて篠井富屋連峰(通称宇都宮アルプス)と呼ばれる。
榛名山から飯盛山までは岩場が多く標高は低いながらも宇都宮アルプスの名に恥じないコースだ。稜線の大半は照葉樹林で歩いていても飽きない。
飯盛山の登降は急傾斜で、特に北側はトラロープにしがみつきながらの下りとなるため注意したい。
大畑林道を越えると薄暗い植林が続き高館山の登り以外は退屈なコースとなる。

◎展望ポイント
☆榛名山
西側が開け、山頂に着いた時に目の前に広がる日光連山の眺めは感慨ものだ。
樹間から高原山や筑波山も見える。
☆男山
樹林の切れ間から古賀志山や女峰山、高原山が見える
今回は古賀志山の左手に富士山が見えた。
☆本山
篠井富屋連峰の最高峰で栃木百名山にも選ばれている。
山頂からの眺めはコース随一でほぼ360度のパノラマが広がる。
足尾から日光、高原山、那須への山々が一望でき古賀志山の左側に富士山も見える。
宇都宮の子どものもり公園
午前6時前、気温は氷点下4.5℃
3
宇都宮の子どものもり公園
午前6時前、気温は氷点下4.5℃
しばらく林道を歩いた後登山道入り口に到着
しばらく林道を歩いた後登山道入り口に到着
稜線までは暗い植林を進む
稜線までは暗い植林を進む
榛名山と男山の鞍部に到着
榛名山と男山の鞍部に到着
ちょうど陽が射してきた
4
ちょうど陽が射してきた
まずは榛名山頂へ
5
まずは榛名山頂へ
西側が開け日光連山が一望できる
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西側が開け日光連山が一望できる
日光ファミリーアップ
左から男体山、大真名子、女峰山
38
日光ファミリーアップ
左から男体山、大真名子、女峰山
男山との鞍部に戻る
男山との鞍部に戻る
松の間から女峰山
13
松の間から女峰山
古賀志山
古賀志山の左に富士山が見える!!
13
古賀志山
古賀志山の左に富士山が見える!!
富士山をアップ
本山へは岩場を下る
1
本山へは岩場を下る
このあたりの岩は凝灰岩
1
このあたりの岩は凝灰岩
右手に筑波山
本山への登り返し
ここは、昔金鉱があったそうだ
2
本山への登り返し
ここは、昔金鉱があったそうだ
古賀志山方面
富士山、見える
6
古賀志山方面
富士山、見える
本山山頂
篠井富屋連峰最高峰で360度の展望
10
本山山頂
篠井富屋連峰最高峰で360度の展望
高原山から那須
日光連山
足尾の山々
左奥は皇海山から袈裟丸方面
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足尾の山々
左奥は皇海山から袈裟丸方面
古賀志山
まだ富士山が見える
9
古賀志山
まだ富士山が見える
しばらく雪が残る稜線を進む
しばらく雪が残る稜線を進む
岩稜帯の下り
植林の下りとなり
植林の下りとなり
送電鉄塔を過ぎると
2
送電鉄塔を過ぎると
飯盛山への激登り
この日一番の急登
3
飯盛山への激登り
この日一番の急登
飯盛山頂
樹間から羽黒山、奥は八溝山
3
樹間から羽黒山、奥は八溝山
今度はトラロープの急降下
3
今度はトラロープの急降下
一気に150メートル下る
3
一気に150メートル下る
この下りはまじで怖かった
6
この下りはまじで怖かった
大畑林道
高館山への登り
このあたりこのコース一番の積雪だった
6
高館山への登り
このあたりこのコース一番の積雪だった
高館山
視界はない
2
高館山
視界はない
笹のうるさい場所を過ぎる
笹のうるさい場所を過ぎる
黒戸山
北西側が開ける
2
黒戸山
北西側が開ける
日光
薄雲が広がってきた
7
日光
薄雲が広がってきた
歩いてきた宇都宮アルプスの山々
左から榛名山、男山、本山、飯盛山
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歩いてきた宇都宮アルプスの山々
左から榛名山、男山、本山、飯盛山
植林を下る
林道を進む
兜山入口
兜山山頂
展望はよくない
3
兜山山頂
展望はよくない
林道を下り
下界に下る
日光の山を見ながら車道歩き
2
日光の山を見ながら車道歩き
子どものもり公園に戻ると駐車場はいっぱい
皆ハイカーの車だ
3
子どものもり公園に戻ると駐車場はいっぱい
皆ハイカーの車だ
お疲れ様

感想

先週スキップした後の山行も前2週同様北関東の低山歩きを計画。
今回もルートインを予約し土日ともに歩く算段だ。
まず2月7日土曜日に登るのは、篠井富屋連峰、通称宇都宮アルプスだ。
栃木百名山ガイドブックやヤマレコで低山ながら好展望で変化に富んだ山歩きを楽しめるということでこの山を選んだ。

2月7日は朝の2時半に起きて3時過ぎに自宅を出立。
首都高〜東北道を経由して宇都宮ICで高速を降り登山口のある子どものもり公園に5時過ぎに到着。
当然駐車場はガラガラで我が家の車があるのみ。

氷点下4.5℃と厳しい冷え込みの中、6時前にヘッデンをつけて公園を出立。
林道歩きののち登山道に入り、植林の暗い森を登ると榛名山と男山の鞍部に到着。
ここでちょうど陽が射してきた。
凝灰岩の岩尾根を一登りすると榛名山。
西側が開け目の前に広がる日光ファミリーの山並みに思わず歓声を挙げる。

鞍部まで戻り登り返すと男山に着く。
日光の眺めは榛名山に劣るが、古賀志山の左に期待していなかった富士山を確認。
『やったね!!』

いったん下り伐採地を右手に見ながら急登を登りきると、篠井富屋連峰最高峰で栃木百名山の本山山頂だ。
こちらはほぼ360度のパノラマで足尾から日光、高原山、那須への山並みが一望できる。
もちろんここからも古賀志山の彼方に富士山が確認できる。

雪の残る稜線を進み、岩稜帯を下ると飯盛山のピラミダルな三角錐が徐々に大きくなる。
植林帯を下り、送電鉄塔を過ぎると標高差100メートルの急登となり、登りきれば飯盛山頂。
樹林に囲まれ眺めはいまいちだが、北には羽黒山や八溝山が見える。

飯盛山からの下りも厳しく、トラロープや木にしがみつきながら慎重に下る。
大畑林道を越えると植林のなだらかな道となる。
高館山への登りは今日一番の積雪量だが、もちろんアイゼンやスパッツをつけるほどでもない。
高館山も展望はないが、ふもとの日光サーキットで大会が行われているのか、エグゾーストノートの爆音が響く。

この先は植林のつまらない道が続き、次の黒戸山は標識がないとそこが山頂だとは気付かないようなピーク。ただ日光やこれまで歩いてきた篠井連峰の山々が望める。
植林を下ると林道に飛び出し、二股を右手に取ると今日最後のピークの兜山への入り口となる。
ここでご夫婦と思しき二人組とすれ違い。
思えば今日はじめて出会ったハイカーだ。我が家とは反対にここから北上されるとのこと。お気をつけて!!
兜山の山頂も眺めはぱっとせずそそくさと林道に戻る。

時折雪の残る林道を1キロほど歩くと大網集落に下りあとは子どものもり公園まで3キロの車道歩き。
普通下山後の車道歩きというと辛く退屈なことが多いのだが、今回は正面に日光連山を見ながらということで、あっという間に登山口の公園まで戻ることができた。

朝は我が家の車だけだった駐車場はほぼいっぱい。これから登る男性に話を伺うとほぼすべてハイカーのものだそうだ。
男性の話では周辺でも一番人気がある山だとのこと。
歩いてみれば納得。

前半戦は岩場や痩せ尾根の登降が多く宇都宮アルプスの名に恥じないコースだ。後半は植林が多くなりやや退屈になるが、トータルで見れば変化があって非常に楽しいルートである。
何よりも榛名山や本山の山頂に立って目の前に広がる日光の山々の眺めはこれだけでわざわざ東京から出かけた甲斐があるというモノだ。
この時期だと日光連山に雲がかからない、移動性高気圧が上空に来る冬晴れの日がお薦めだ。

駐車場に戻ったのはまだお昼前、当初の予定ではこの後栃木百名山の鞍掛山に登るつもりだったが、同じく栃木百名山の羽黒山の登山口が近いことがわかり、まずはそちらへ向かうことにした。

この日のまかない食は、行動食ということで、家から カレーおにぎりを二個もっていきました。
S&Bの料理用カレー粉末は、おにぎりにもGOODなんですよ(^.^)
ただし、塩加減が足りなくて、まっさんには不評でしたが・・・。
飲み物は、サーモに、コーヒーと紅茶を入れてもっていきました。
休憩時間にすぐに飲めて、かなりの時間短縮となりました。

次回の課題は、いかにおにぎりを美味しくむすぶかです!!!
山歩きは、休憩タイムももちろん最大の楽しみですので、次回に備えて
勉強します!(^.^)
まかない担当 ミキータでした。

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コメント

男山といえば
男山山頂では、matchさんのワイルドなポーズの記念写真、見たかった〜

飯盛山は地形図を見るとお椀を伏せたような綺麗な形ですが直登はそうとう急だったようですね。枯葉で下りは尚更。侮れない山ですね

しかし、始終見晴らしがよくさすが宇都宮アルプスの名に相応しいと納得しました。
2015/2/9 20:11
Re: 男山といえば
マコト観音様、普段御縁がないエリアの山なので歩くと新鮮ですね。
飯盛山は登りもさることながら、下りがえぐかったです。
日光から那須も雲がかからず終日いい眺めでよかったです。
2015/2/10 9:20
ゲスト
登山口まで2時間?!
そんなに近かったかな?
仙台から那須に行くよりはるかに近い・・・
運転技術のレベルが違うと納得
雪の日光連山を”眺めて”みたいです

翌日は大平山?卵焼きと団子食べたかな
レコ楽しみです
2015/2/9 20:42
Re: 登山口まで2時間?!
ハナさん、おはようございます。
川口JCTから宇都宮までほぼ100キロ、我が家の最寄りの高井戸からだとだいたい130キロで法定速度で走っても2時間は余裕ですよ。
土曜日は冬型が崩れて日光のお山に雲がかからなかったので眺めはよかったです。
大平山、グルメネタは期待しないでください。笑
2015/2/10 9:22
こんばんは〜。
低山でも中々の展望ですね。それに、match1128さんのレコを拝見すると、いつも変化に富んだ魅力的なコースに感じます。モデルのcafemikitaさんが良いのかも。
また二日連チャン、お元気で羨ましいです。
2015/2/9 22:14
Re: こんばんは〜。
hikeさん、おはようございます。
急斜面や急登を写真で表現するには人間を入れた方が伝わりやすいので、できるだけ嫁さんを入れるようにして撮っています。
近場ならともかく、遠出してるので土日とも登らないともったいないという貧乏根性です。
2015/2/10 9:24
宇都宮アルプス好いですね〜!
マッチさん、おはようございます。

朝日に輝く日光連山が美しいですね〜
タイミング良く榛名山の山頂に着けるのが流石です

本山山頂からの古賀志山は迫力満点!

これだけの眺めなら人気の山になりますね
2015/2/10 5:24
Re: 宇都宮アルプス好いですね〜!
マコトさん、コメントありがとうございます。
本当は榛名山頂で日の出を見るつもりだったのですが、10分ほど遅れてしまいました。
でも『赤日光』が見れたのでOKです。
古賀志山を見ると次はここへ!!って気持になりますが、みきーたさんも一緒なので、半袖隊長のような岩コースは無理です。
2015/2/10 9:26
ミキータさんのおにぎり食べたいなぁ
ミキータさん こんにちは
マッチさん宛のコメントはいっぱいあるから、これはミキータさんへのコメントです!

カレーおにぎりは、ごはんにカレー粉を入れればいいのですか?
自分で作る前にやっぱりミキータおにぎりを試食させてもらわないとダメかなhappy01
いろいろな人が味見したほうがいいですよね
今度、御馳走してください
図々しいコメントですいません

hamburg
2015/2/10 18:25
Re: ミキータさんのおにぎり食べたいなぁ
しぶがき隊長 御無沙汰しています!コメントありがとうございます!
カレーおにぎり、ぜひぜひ 味見してくださいませ〜!
いつでもお届けしますよ!! もう少しあたたかくなったら、ぜひコラボ登山してくださいませ!
2015/2/11 6:46
match1128さん、cafemikitaさん、新鮮な角度(^^)v
古賀志山に登ってみて分かったのですが、日光連山や高原山、那須連山の眺めが素晴らしいですよね。
普段は見慣れない方向に見慣れない大きさで…

今年は女峰や太郎、高原に登らんといけん

  隊長
2015/2/11 0:34
Re: match1128さん、cafemikitaさん、新鮮な角度(^^)v
このところの栃木・茨城低山歩きのおかげで『よく行く山域』で日光・那須・筑波が急上昇してきました。
でも低山歩きばかりで、ヤマレコ始めてから日光那須は全く手付かずなんですけどね…
我が家も今年は日光、那須にチャレンジしたいと思いますがしばらくは栃木回りかな??
2015/2/11 18:02
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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