記録ID: 58663
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雪山ハイキング
奥武蔵
有馬山、蕨山、金比羅山
2010年03月13日(土) [日帰り]
lizhijp
その他1人
- GPS
- 10:56
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,116m
- 下り
- 1,333m
コースタイム
7:40有馬林道-9:15日向沢の峰登山口-13:21有馬山(タタラの頭)-14:07-有馬山(橋小屋の頭)-15:29蕨山-17:20金比羅神社-18:00河又
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
今年は2月に入ってから毎週末、雨で天候が悪かったが今日は久しぶりに晴れ、快適な山登りを期待して出かけた。 しかし、有馬ダム奥の有馬山林道は落合から200mほど奥に行った付近から所々雪の重みで倒れた杉の大木と直径3〜4mもある岩の落石や土砂で道路は塞がれ車で先に行くことができない状態となっていた。 林道の積雪は10cmくらいで、車を林道途中に駐車し歩き始めたがあまりに倒木が多くその倒木の間を縫って通過するのが危険であった。栃ノ木沢林道分岐手前では大きな岩の落石で道路が塞がれて先に行けない状態で且つまだ小さな落石が続いていた為、この落石と土砂を越えて行くのは無理と判断し左側の川を渡り対岸の山を巻いて先へと進んだ。日向沢の峰登山道入り口から先も倒木が何箇所かあったが土砂崩れの所はなく先に進むことができた。 落石や土砂崩れの原因は、山の地形に合わせて歩いてできた登山道と異なり、無理やり山を削り崖ができ、木を倒して自然の地形を変えて作られた林道が大きな原因であり人災であると言えると思う。 50号鉄塔の電線の真下付近から有馬山方向へは踏み跡がなく4日前の大雪がそのまま残っており、積雪も30cm以上深くなり膝下まである新雪を漕いでの山登りとなった。 この先60cm以上の踏み跡の無い新雪漕ぎが有馬山〜蕨山までず〜と続いているとは予想もしていなかった。 新雪漕ぎは2人で交代で先頭を歩いたが2倍以上の登山時間と2倍以上の体力を使うので単独行の30cm以上の新雪漕ぎは行かないようにしようと思った。また後で思ったことだが、この有馬林道の落石、土砂崩れの状況を見てこの登山は行くべきでなかったのかとも思った。 有馬林道は倒木、土砂崩れ、大岩の落石で10箇所くらい道が塞がれてかなり酷い状態で道の木や石を退けても崖の上のなだれ止めを作らないといけないので、復旧は夏まで掛かりそうである。(復旧できないかも?) 有馬林道から有馬山へ登るルートまたは日向沢方面からここに下山してくるのは危険である。 登る人は少ないだろうが有馬山に登る推奨ルートは 1)川乗山ー日向沢の峰ー有馬山ー蕨山ー河又 2)東日原ー蕎麦粒ー日向沢分岐ー有馬山ー蕨山ー河又 (または有馬山から名郷、落合、鳥首峠方面へのルート) |
写真
撮影機器:
感想
有馬山林道は前から落石注意の標識があったが、雪でこれほど酷い状態になるとは予想もしてなかった。
昔、税金を費やし、岩を削り、地形を変え、山の景観をくずし、木を切り、無理矢理林道を作ったツケが今来たように感じた。
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