瑞牆山 〜mont-bellの登山靴の試し履き〜

2023年08月27日(日) [日帰り]

• GPS: 05:36
• 距離: 6.1km
• 登り: 910m
• 下り: 918m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:13
• 休憩: 2:03
• 合計: 7:16

距離 6.1km 登り 958m 下り 940m

11:00 瑞牆山荘
11:19 11:25 富士見平林道交差
11:43 11:44 富士見平林道終点
11:48 11:50 富士見平湧水
11:54 12:26 富士見平小屋
12:45 12:46 小川山・瑞牆山分岐
12:54 12:55 天鳥川出合
12:56 13:03 桃太郎岩
14:34 14:43 大ヤスリ岩
14:53 瑞牆山
14:58 14:59 弘法岩黒森分岐
15:06 15:37 瑞牆山
15:42 15:49 弘法岩黒森分岐
15:57 15:58 大ヤスリ岩
16:40 桃太郎岩
16:51 16:55 天鳥川出合
17:04 17:06 小川山・瑞牆山分岐
17:25 17:41 富士見平小屋
17:44 17:45 富士見平湧水
17:49 富士見平林道終点
18:02 18:03 富士見平林道交差
18:16 瑞牆山荘

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

瑞牆山荘横の公衆トイレ前の駐車スペースに駐車

コース状況／危険箇所等

前日に雨が降ったのか概ねウェットコンディションでした。

コースは明瞭で分岐ごとに道標があります。踏み跡もしっかりしてるので道迷いの心配は無いと思います。

桃太郎岩から先はガレ場も多いが滑落の危険を感じる様な難所は有りません。むしろどうやって岩を越えようかなと楽しみながら歩けました。

その他周辺情報

スパティオ小淵沢の山水樓で夕食＆延命の湯を利用

写真

8/27 11:54

マルバダケブキ♪
富士見平小屋の周辺に群生してました

8/27 12:25

富士見平小屋はガス。予報では午後に雨が降るかも。今回は雨中のグリップも試したいので雨も織り込み済み

8/27 12:55

桃太郎岩。見事に割れてる。天鳥川出合の広場は下山途中のハイカーで賑わってました

8/27 12:58

入れるかな〜

8/27 12:59

ここから瑞牆山に向けて標高を上げて行きます

8/27 13:05

道を探しながらガレ場の登山道を登ります

8/27 13:05

たま〜にお花に癒されます。
ダイモンジソウ♪

8/27 13:14

クロトウヒレン♪
たぶん、、、

8/27 13:27

アキノキリンソウ♪
ちょこちょこ咲いてました

8/27 13:27

お食事中です

8/27 14:04

次から次へ巨岩を超えて行きます。何ケ所か鎖場もありますが補助程度で登れます。特に危険な場所もなく楽しい岩登りが続きます

8/27 14:26

大ヤスリ岩が見えてくれば山頂はもうすぐ

8/27 15:08

山頂到着。こんな時間なので貸し切りでした。曇ってますが雷雲ではないのでしばしお茶タイムしました

8/27 15:08

大ヤスリ岩

8/27 15:09

時より雲の合間から日差しが差し込んできます

8/27 15:10

山頂はトンボがいっぱい

8/27 15:35

金峰山方面

8/27 15:35

ガスが取れないかしばらく粘ってみたけど金峰山は見えませんでした。残念💦

8/27 15:37

下山開始。パンケーキみたいなキノコにほっこり🍪

8/27 16:02

下山中

8/27 16:53

天鳥川の川底
水の中です

8/27 16:53

水は澄んでいて綺麗でした

8/27 17:53

瑞牆山。惚れ惚れする山容だな〜

8/27 18:02

ミズナラの森に西日が差し込んできました

8/27 18:03

良い雰囲気

8/27 18:09

一瞬、森が赤く染まりました。
日が暮れる前に下山完了

8/27 19:47

下山後、スパティオ小淵沢の山水樓で夕食＆延命の湯でリフレッシュしました。お疲れ様でした。😊

撮影機器：

E-PL6 OLYMPUS IMAGING CORP.

iPhone 13 mini Apple

装備

個人装備

防寒着 雨具 グローブ 日よけ帽子 ビーニー帽 昼食 行動食 非常食（二日分） 飲料1.5L レジャーシート 折りたたみクッション 計画書 ハンディーライト 予備バッテリー 筆記用具 笛 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 iPhone Garmin サングラス タオル ストック ツェルト二人用 熊鈴 虫除けネット 虫除けスプレー

感想

みなみぃ

ここの所、岩稜のザレ場、ガレ場、多めの山行の際、下山時に足裏が痛くて歩くのが辛いのが悩みでした。まあ足裏全体が痛いんだけど特に親指の付け根辺りが痛い。小蓮華山のザレた下りで気を付けて足を置いても少しでもザレ石が動くものなら「イテー」ってなる。で、必死な私たちを「ザー、ガラガラー」と音を立てて抜き去っていくハイカーさんの足元を見ると◇形のモンベルの登山靴が多かった。

で、雄山の山行の帰り道に吸い寄せられるように立ち寄った「モンベルあづみの店」で店員さんの神対応に負けました。夫婦そろって登山靴買ってしまいました。閉店ギリギリまで何度も倉庫を往復していただき、二人でサイズやワイズの違う靴を7，8足くらい試させてもらいました。ありがとうございました。

購入したのは「アルパインクルーザー800 BOA ワイド」ツレのnao_ponはアウトレット品の「テナヤ ブーツ」です。どちらもゴアテックス、トレイルグリッパー、BOAフィットシステムの夏場の長期縦走やトレッキング向けの靴です。シャンクは柔らか目の入門用と言った位置付けの靴です。「アルパインクルーザー1000」と迷いましたが徐々にステップアップしてもいいかな〜と。

試し履きに、日帰りで行けて岩場もそこそこに有って標高差もそれなりにある山という条件で検討し、以前から行ってみたい山の候補だった瑞牆山に行って来ました。

この日の瑞牆山は前日に雨が降っていたのか登山道はスタートからウェッティー、しかも午後に雨が降るかもしないという絶好の試し履き日和でした。慣らし履きも無しのぶっつけ本番で山行スタート。若干アキレス腱の当たりが気になるものの5分程で気にならなくなりました。

下山時の足裏の痛みを和らげたいと購入したのですが、序盤のミズナラの森の濡れた土の登山道でグリップの良さに驚きました。林道を横切った辺りから勾配が急な岩交じりの登りになるのですがウェットな岩も全く滑る気配がないことに感動しました。
富士見平小屋から先の天鳥川への泥交じりの下りも不安なく通過。天鳥川の渡渉でも敢えて水没気味の岩に足を乗せても滑る気配すらありません。桃太郎岩から先のガレ沢の登りも問題なし。その後も濡れた木の根、砂の浮いたウェットな岩、鎖場の急な大岩も全く滑る気配もなく通過して山頂に到着してしまいました。

下山時は敢えてストックなしで歩きましたが、一度もグリップが抜けることなく下りられたのには正直感動しました。
肝心の足裏の痛みもゼロではありませんが苦痛を感じる程ではなく激減しました。それと、足先のプロテクションがしっかりしていて岩につま先が当たっても全く痛くなかったです。

瑞牆山の花崗岩の岩肌がザラザラとした岩質だったこともありますが、疲労の出てくる下りがより安全に歩けるメリットはかなりのアドバンテージだと感じました。

残念ながら雨は降りませんでしたが今回のコースでは多分雨天であっても印象は変わらなかったと思います。

BOAシステムは甲と脛のそれぞれで調整できます。靴紐の方が追い込んだ調整が可能だと思いますが、簡単に微調整したり素早く脱ぎ履き出来るメリットが上回っていると思いました。以上が試し履きの感想です。

瑞牆山は、見た目は険しく危険そうな山に見えますが実際に登ってみると、特に危険な箇所もなく、ひたすら森の中の岩場を楽しみながら登り詰め、気が付いたらいつの間にか山頂到着！って感じの山でした。秋の紅葉は素晴らしいだろうな〜