北横岳(子供のことは親の責任)
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.3km
- 登り
- 247m
- 下り
- 243m
コースタイム
11:05 北横岳ヒュッテ 11:15
11:20 山頂手前 11:20
11:25 北横岳ヒュッテ11:30
11:55 北八ヶ岳ロープーウェイ山頂駅
天候 | 晴れのち曇り(二月の稜線は寒さが厳しい…) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
07:15 八王子インター 07:15 08:35 諏訪南インター 08:35 08:37 コンビニ 08:57 09:35 ピラタス蓼科スノーリゾート |
写真
感想
先週に引き続き今週もお山へ。
それも今回は本格的な雪山へ息子のデビューでした。
しかし、いろいろ思うこともありの山行になりました。
先週の大山で失敗した息子への防寒対策。
今回は足元も手先も万全にしているつもりでした。
しかしロープーウェイを降りた時から息子は寒がっていました。
自分は息子に少しでも絶景を見せてやりたいと思っていました。
ただそれは大きな間違いだったのかもしれないと思うような出来事がありました。
すれ違った方に言われた言葉。
「もっとしっかりお子さんに防寒対策をしてあげないと可哀そうだ。そんな装備で山頂を目指すつもりですか?」と。
最初は「俺だってある程度経験はしてるし、ある程度の準備はしてきているんだ。」と内心むっとしてしまいました。
さらに「もしお子さんが凍傷になったらどうするんですか?それは親の責任ですよ」とも忠告を受けてしまいました。
その忠告を受けた時にふと我に帰りました。
自分がやっている行動はリスクが高いことなんだ。
もしかすると親である前に自分自身の自己満足なんではないかと…
たしかに2月の八ヶ岳は厳冬期であり子供を連れてくるべきところではないのかもしれません。
もし万が一自分が動けなくなってしまったら息子は道連れになってしまうのではないか…
正直そこまで冷静に考えてはいませんでした。
もちろんまったく考えていないわけではないですが…
今回はそんなリスクを考えるよいきっかけを与えていただきました。
子連れ登山をやめるつもりはありませんが厳冬期は控えた方がよさそうです。
やはり山から教わることはたくさんあります。
山のリスクを改めて考えさせられる山行となりました。
これだから山はやめられませんね☆
レコ読ませていただきました。
素晴らしい判断だったと思います。
安全第一でこれからもお子さんと良い山行を!
ryo8641さん
こちらこそはじめまして!
コメントありがとうございます。
そう言っていただけると救われます。
この記録自体アップしようか迷いました。
今回は私自身の反省の念もこめてアップさせていただきました。
今後もよろしくお願いします☆
star
star さん こんばんわ
お子様の姿を30数年前の我が子供達と重ねて拝見させていただきました。
私も子供が幼少のころから背中に背負いながら、また一人で歩けるようになってからはテントを背負いながら一年を通じて歩いていました。時には強行軍の山旅もありました。
一番気にしなければならないことは、親の楽しいと思うことが子供には苦痛になっていないだろうかということです。子供は遊びの天才ですから目に映るものすべてが遊びの道具で、その場所が遊びのフィールドになります。
親の責任とするならば、このような状況の中で子供が自然との触れ合いを楽しみながら過ごしているか留意する点かと思います。
私もちょうどひと月前同じ場所を歩いてきました。北横岳ヒュッテから樹林帯を抜けたあたりから風が強く、風を防ぐShell Jacketsがなければその先はとても行動できない状況でした。
これからも想い出つくりは沢山待っていますので大切なお子様とは改めて楽しみましょう。
私の長男には4歳の男の子、二男には1歳の女の子の孫がいます。かつて子供たちを連れて歩いたように、次は孫たちを連れて歩くことを待ち望んでいます。
余談ですが、私が利用する京王線の中吊り広告になんと「ヤマノススメ」のポスターがありました。雪村あおいちゃんの人気がついにここまできたのかと驚いています。長くなりました。
fyrestormさん
こちらもはじめましてでしょうか?
こんばんは、コメントありがとうございます!
親の楽しいと思っていることが子供の苦痛になっていないだろうかという言葉。
もろに心に染みてしまいます…
あの時の子供の顔を私は忘れることはないでしょう。
あの寒さはまさに息子にとっての苦痛になっていたと思います。
ほんとうに可哀想なことをしてしまいました。
今は申し訳ない気持ちでいっぱいです。
帰り際にそば屋よって美味しそうに食べる息子を見てホッとしました。
結局山にはリスクも沢山ありそれを判断するのは親の役割なんですね。
息子をヤマ嫌いにしないように頑張りたいと思います。
ありがたいお言葉誠にありがとうございます☆
star
starさん、こんにちは。
実は前回の丹沢・大山のレポを見て、私もこの土日にもうすぐ三歳になる子供を大山に連れだそうと考えていました。山頂から関東平野を見渡して雪遊びしたらさぞ楽しいだろうと…。
防寒着(ユニクロですが)やレインスーツを買ってうきうき気分で準備していたのですが、金曜日の晩に妻から「子供が風邪を引いたらどうするのよ」と水をさされてしまいました。
>「俺だってある程度経験はしてるし、ある程度の準備はしてきているんだ。」
>と内心むっとしてしまいました。
私も同じでした。(^^;
しかし、子供が風邪を引くと保育園に行けなくなり、私か妻のどちらかが仕事を休まねばならなくなります。子供も辛いし私達夫婦も大変です。妻の言うこともわかります。
でも、そもそも山に行くこと自体が多少の危険を伴うことですから、冬の寒さの問題ではなく、子供を山に連れ出すこと自体が悪いことあるいは「親である前に自分自身の自己満足」ような気がしてきて、気持ちが揺れています。
melonpanさん
こんばんは、コメントありがとうございます。
はじめましてでしょうか?(お名前はどこかでお見かけしたことがある気がしますが…)
前回の山行記録も見ていただけたようでありがとうございます。
実はうちの子、今月に3歳になったばかりです(同級生でしょうか?)
奥さまの一言、ドキッとしますね。
でもその言葉できっと冷静になれたんだと思います。
お子様にとっても御夫婦にとっても良い選択だったのかも…
でも山好きパパとしてはきっと残念だったんだと思います。
私の場合、比較的妻も山に対しては理解力を持ってくれています。
ここにはほんとに感謝をしております。
ただきっと本心では心配をして、息子のことも危険な目にさらしたくはないと思っているはずです。
ただ、山好きパパとしてはね…(笑)
ここは山は危険なところということは割り切りましょう。
もちろん、いろんな遭難事故や怪我は起きていることでしょう。
ただこれは自然と向き合ううえでは必要不可欠でし、それを恐れていては何もできません。
私だって事故を起こしたくはないですし、そうなってしまっては終わりだと思います。
なのでヤマレコで情報収集をして、事前準備をして山に望んでいます。
その上で無事に自宅へ帰ってくる、これが鉄則なんだと思います。
偉そうなことを書いてしまいましたが、少しでも共感していただけたようで嬉しく思います。
きっとこれからも、このような葛藤は続くんだと思います。
子を思う気持ち、これを山での出来事から学べたことも山へ感謝すべきだと思います。
そして、これからもきっと山から教えていただけることは沢山あるのだろうと思い描いています☆
star
忠告を受けられて、我に返られて。
その後も無理をせず撤退を選ばれたのは、きっと正しい判断だったと思います。
ヤマに限らず、子育てをしていると、さまざまな問題にぶつかったりすると思います。
そんな時にもきっと、躊躇したり悩んだりしながらも、きっと正しい判断ができると思います、親子で厳冬期のヤマに親しむほどの絆があるのですから。
sagamihammarさん
こんばんは、コメントありがとうございます。
あの忠告、胸をうたれました…
きっとその他の方達もなんでこんなところに子供を連れてきてるんだ、と思っていたのかもしれません…
そして息子の寒がっている顔。
今思い出しても、なんとも情けない気持ちになります。
子育てをする上で、子供を思いやる気持ち。
これを真に気づかされたのが今回の山行でした。
でも前向きに考えればここに来なければ気付けなかったのかもしれません。
これからも息子との絆を強めていければと思います☆
star
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する