朝比奈切り通しほか【散策】【六浦から鎌倉、塩のみち】(金沢文庫駅→鎌倉駅)

2009年01月12日(月) [日帰り]

• GPS: 06:35
• 距離: 14.5km
• 登り: 198m
• 下り: 183m

コースタイム

10:55金沢文庫駅-11:22称名寺(県立金沢文庫見学)-12:14称名寺市民の森　「八角堂広場」-横横沿いのファミレス「かごの屋」で遅めのランチ-14:03琵琶島神社-
14:40上行寺東遺跡-15:52朝比奈切り通し-16:50ベルグフェルド(岐れ道信号付近の喫茶店)-17:30鎌倉駅

天候

快晴

コース状況／危険箇所等

称名寺の有名な赤い橋は残念ながら補修中。このコースの山道は称名寺市民の森と朝比奈切り通し付近のみ。危険箇所はないが滑りにくい靴が良いように思う。

写真

1/12 11:18

称名寺山門。雰囲気がある赤門。この渋めの朱色が個人的には好きだ。

1/12 11:22

称名寺境内の山門。

1/12 11:22

称名寺の参道は短いが、途中茶屋などもあった。

1/12 12:13

称名寺市民の森、「八角堂広場」からの景色。案外眺めが良い。あっちは横浜?でもこの金沢一帯も横浜市じゃなかったっけ?

1/12 12:14

同じ場所からの景色。

1/12 14:02

琵琶島神社。この辺りはもう、金沢八景。

1/12 14:02

琵琶島神社から見えた景色。かつては金沢八景の景勝地のひとつだった場所らしい。

1/12 14:03

琵琶島神社。確かに島です。橋を渡った先は。

1/12 14:03

これがその橋。

1/12 14:25

金沢八景駅付近の六浦陣屋跡付近。陣屋跡には今尚人が住んでいた。(写真は付近)

1/12 14:28

牛泥庵。これも金沢八景駅付近。

1/12 14:39

金沢八景から「かなさわみち」(別名、六浦道、塩のみち)を使い朝比奈切り通しを経て鎌倉に向かう。六浦駅前から朝比奈切り通しに向かう途中には上行寺がある。上行寺の東遺跡はマンションの上に遺跡がある珍しい場所。

1/12 14:40

だが、いかんせん遺跡がつくりものの質感で味がない。

1/12 14:40

これも。

1/12 15:23

朝比奈切り通しは山道、特に一部は切り立った崖の尾根道を歩くみちなので、往時の雰囲気を偲ばせる。

1/12 15:34

切り通しのみちを脇にそれ、熊野神社を詣でる。

1/12 15:35

雰囲気は薄暗くやや不気味だったが、往時の鎌倉はこんな感じだったのではなかろうか。

1/12 15:45

朝比奈切り通しに戻る。日差しが差し込まず暗い道だが、この暗さがいい感じを醸し出しているように感じた。

1/12 15:52

朝比奈切り通しの最高峰(峠)には岩壁に磨崖仏が彫られていた(しかしなぜか写真に撮っていない)。ここが朝比奈峠の最高峰だ。

1/12 15:52

朝比奈峠からは太刀洗川を経て車道に戻り、鎌倉駅に至る。写真は太刀洗川に向かう岩の道。案外、滑りやすい。

1/12 15:59

太刀洗川を過ぎると、崖を多く目にするようになる。

1/12 16:00

これも。鎌倉は平地が少なく、崖が多いところだ。

撮影機器：

COOLPIX S52 NIKON

感想

kumiyan

称名寺の赤門はいかにも観光地!という感じなのだが参道が桜満開の時期なら非常に絵になりそうな門だ。仁王門と阿吽像は壮観で更なる期待に胸ふくらませ境内に入ると、有名な朱塗りの反橋は改修中で庭園の絶景が見れず、有名な銀杏の木も葉は落ち切って壮大さが感じられず期待外れ。次回は銀杏シーズンに訪れてみたい。

神奈川県立金沢文庫では資料を見学したが弥勒菩薩来迎図と弥勒菩薩像のレプリカが素晴らしかった。本物は称名寺に所蔵されているそうだ。因みに、この金沢文庫所蔵の書籍は徳川家康がかなり持ち去ったらしい。時の権力者は知も独占するのだな。

この後、称名寺市民の森ハイキングコースの八角展望台まで登る。手軽に登れて展望は確かに良いので、ファミリーハイキングコースとしてはお勧めである。

朝比奈切り通しは山道は短いが、非常に趣がある場所だ。ただ平日に女性一人で行くのは危険かもしれない(この日、快晴の休日だったがそれでも人は殆どいなかった)。

朝比奈付近はどちらかというとしっとりとしたコースで華やかさに欠けるが、ゆっくりと散策するにはうってつけの道だと思う。