北ア屈指の不人気ルート 針ノ木岳〜蓮華岳〜北葛岳〜七倉岳

2023年09月02日(土) ~ 2023年09月03日(日)

• GPS: 16:11
• 距離: 20.8km
• 登り: 2,481m
• 下り: 2,772m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:49
• 休憩: 2:26
• 合計: 7:15

距離 8.6km 登り 1,575m 下り 416m

4:59 スタート地点
5:08 5:11 扇沢駅
5:56 大沢小屋
6:59 7:05 高巻き入口
8:21 9:18 針ノ木小屋
10:16 11:36 針ノ木岳
12:14 針ノ木小屋

2日目

• 山行: 7:00
• 休憩: 1:54
• 合計: 8:54

距離 12.2km 登り 909m 下り 2,382m

5:35 針ノ木小屋
6:39 7:02 蓮華岳
7:58 8:16 北葛乗越
9:06 9:30 北葛岳
10:01 10:07 七倉乗越
10:50 11:16 七倉岳
11:25 船窪小屋
11:51 11:57 天狗の庭
12:21 12:25 鼻突八丁（八合目）
13:05 13:07 岩小屋
13:37 13:42 唐沢ノゾキ
14:27 七倉登山口
14:29 ゴール地点

天候

1日目：高曇りのち晴れ　2日目：晴れのちガスガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

近いので前日に七倉に車を仕込み、当日は扇沢から入山。
七倉は金曜夕方なのにほぼ満車でビックリ！

『裏銀座登山バス』なるものができてます。本数は少ないけど、周回コースに利用価値大です。
https://uraginzabus.com/

コース状況／危険箇所等

針ノ木岳〜蓮華岳は普通の北アルプス。
蓮華岳〜七倉岳は手入れが入ってないので荒れ気味です。

9月2日時点の話ですが、最終水場はかなりチョロチョロです。少し降ったので復活するかもしれませんが、水を汲んでいかれる方は、少し下のレンゲ沢（マークあり）で汲んどくのが無難かも…？

写真

9/2 5:10

出発時はキレイな朝焼けでした

9/2 5:13

ヘッドランプ不要になって出発です

9/2 5:47

大沢小屋まで作業道を利用

9/2 6:51

雪のない針ノ木雪渓を登っていきます

9/2 7:01

ノドの下で右側に渡る

9/2 7:02

ノドの高巻きは結構な岩場となっております

9/2 7:12

ノドの雪は既になくなっています。今年は9月初め（もっと早かったでしょうけど）には全て融けてしまったってことか…。11月初めでも分厚い雪渓残ってたこともあるのに。

9/2 8:08

針ノ木峠が見えてからが長い長い

9/2 8:19

空は薄雲で覆われてやや暗めですが、空気が澄んでて視界はクッキリ！

9/2 9:18

8時半にして既に…
この時点で稜線側はまだ半分くらい。でも、時間の問題でしょう。小屋に近いテン場が満杯になると、小屋から10分は登らないといけない上のスペースに張ることになります。景色はいいけどトイレがない。

9/2 9:29

まだ9時過ぎ。針ノ木岳へ暇つぶしに。

9/2 9:33

ここが上のテン場。ロケーション最高！

9/2 9:36

お花畑にはウメバチソウやリンドウくらいしかないので、秋らしいところで

9/2 9:36

9/2 9:37

9/2 9:37

9/2 9:39

9/2 9:41

9/2 9:52

スバリのコルから剱岳が見えてきた！

9/2 9:54

9/2 10:01

高瀬ダムと遠くには槍ヶ岳

9/2 10:03

蓮華岳

9/2 10:17

針ノ木岳といえばこの景色！

9/2 10:19

スバリ岳から爺ヶ岳にかけて。遠くは白馬の山々。

9/2 10:19

さすがの黒部湖も雨が降らなくて水位減ってます。

8/6 8:17

ちなみに、1ヶ月前の8月6日。

9/2 11:42

1時間20分いた山頂をあとにします

9/2 12:09

上のテン場に数張りあったので、やっぱり下のテン場はほぼ満杯

9/2 12:16

外トイレ、2つあったのが1つに…

9/8 6:56

2019年は2つありました。見にくいですが。

9/2 14:58

テントに戻ると青空が増えてくるという…。
日が射すと暑い！

9/2 16:59

手前の三角が明日登る七倉岳。遠くには燕岳、大天井岳、穂高岳＆槍ヶ岳

9/3 5:28

昼からテン場でチビリチビリ吞んで、やっと夕方になってきました。

9/3 5:36

翌朝。今日は蓮華岳から北葛岳、七倉岳と辿って七倉に下りる予定。

9/3 5:52

剱岳が見えてきた

9/3 5:58

針ノ木岳と蓮華岳の大きな影

9/3 6:04

マヤクボカールがよく見えます

9/3 6:19

蓮華岳は上の方に上がってからがでかい。

9/3 6:19

スバリのコルの向こうに立山＆剱岳

9/3 6:24

蓮華大沢右俣の滑り出し。雪がなくても急！

9/3 6:35

薬師岳や赤牛岳

9/3 6:37

蓮華岳の山頂。おもしろい雲に太陽が隠れて、幻想的な景色となっております。

まみくとい。の『ま』だけ見えない

9/3 6:48

遠くのは白馬の山々

9/3 6:49

下界の雲海に上空の雲の影が映っておもしろい

9/3 6:49

9/3 6:57

剱岳がクッキリです。
平蔵谷と長次郎谷の雪渓が見えてますが、かなり少ない。

9/3 7:43

大きいのが北葛岳。右奥が七倉岳。

9/3 8:21

振り返ると蓮華岳が大きいが、なにやら雲がかかってきた。

9/3 8:43

針ノ木岳にも雲が…

9/3 8:44

うさぎ！
雪山ではよく見るウサギですが、夏山ではもしかしたら初めて見たかも？

9/3 9:02

北葛岳にも雲がかかってきてしまった…

9/3 9:08

北葛岳。山頂標柱も壊れたまま放置。

9/3 9:19

雲が薄くなった時に、一瞬だけ槍ヶ岳が見えてくれた。

9/3 9:54

七倉岳への道のりも厳しそうだ。

9/3 9:54

コルに下りると五色ヶ原方面が。雲がかかっているのは信州側の山だけと思われます。

9/3 10:36

傾斜が緩んでくると七倉岳が近い。

9/3 10:50

七倉岳ではさらに雲が濃くなって、展望は全くナシでした。残念…

9/3 11:25

船窪小屋

9/3 11:29

船窪小屋の少し下にあるお花畑。ここも好きなお花畑の一つです。

9/3 11:42

高瀬ダム。

9/3 14:27

無事下山！

撮影機器：

Canon EOS 70D Canon

NIKON Z 50 NIKON CORPORATION

感想

bunapow

北アルプスでも屈指の不人気マイナールートへ。

この間を通るのはこれで3回目。最初は全山縦走中に、2回目は今回と同じコースを日帰りで（さすがに針ノ木岳には登ってない）。3回とも反時計回りです。不人気マイナールートと書いてしまいましたが、渋くて歩きごたえのあるルートです。途中から雲が増えてきて、展望がほとんどなかったのだけが悔やまれます。

縦走の様子を動画にしていますので、よろしければご覧ください。




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