幌尻岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 27.8km
- 登り
- 1,819m
- 下り
- 1,809m
コースタイム
- 山行
- 11:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 11:10
スタートは平取第一ゲート。
天候 | 曇り(山頂付近は小雪がちらつく) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機 自転車
|
感想
宿泊先のくまさん荘に向かう途中、国道沿いの定食屋に寄る。店主は何と地元猟友会の会長で、幌尻山荘近くで鹿を仕留めたヒグマや猟友会の皆さんで380キロの巨大ヒグマを仕留めた写真を見せてもらう。
くまさん荘に到着すると親切な旦那さんに、「登山届を駐在所にもって行きましょう」と連れて行ってもらったが、どうやら10月からは駐在所は春まで閉所らしく、閉まっていた。旦那さんからは、国有林の伐採中なので、仮に林道で営林署の人間に誰何されたら過料になるかもしれないと忠告を受けた。
スタート地点の第一ゲートから北電取水口までの林道を、今回の山行のための購入した折り畳み自転車を漕いだり、押したりの繰り返しで、約2時間かけて取水口に到着。20キロ以上はゆうにある長い林道で、ヒグマの大きなウ〇コ、繁殖期の雌鹿の金切り声等、恐る恐るの林道だった。
取水口から幌尻山荘までの糠平川は、冷たすぎて足が痛くなるほどだった。
徒渉ポイントにはピンクテープがあるが、水量等により徒渉ポイントは変わると思う。当日は水量も少なく、膝まで漬かるようなポイントは無かった。自分で適当に歩きやすいところ、渡りやすいところを歩く。
幌尻山荘に9:09に到着。ここで沢靴から登山靴に履き替える。明瞭な登山道を忠実に辿り、11:35に山頂到着。山頂付近は吹溜りでは30センチ程度の積雪があった。
山頂標識はエビの尻尾が成長中で、本格的な冬の到来を感じた。
帰りの林道も漕いだり押したりの繰り返しだったが、行きよりは下りが比較的多く、体力的には少し楽だったが、砂利の路面は左側の崖(ガードレールなし)に向けて傾斜しているので、油断すると自転車が自然に崖の方に向かってしまうので、注意しながら第一ゲートを目指した。
16:40に第一ゲート着。伐採した丸太を運搬するトレーラーを2、3回見たが、登山者は誰もいなく、営林署の人にも会わなくて済んで、まさに一人旅。
今までの登山でも最もインパクトがあり、この上ない達成感を得られた一生忘れられない山行となった。
下山後にくまさん荘に宿泊し、美味しい夕食と旦那さん、奥さんとの歓談、大きな離れの建物に1人で宿泊できた。翌日朝は朝食後に旦那さんと平取町の温泉や、アイヌ土産店等を案内して頂く。大きな平取ダムは、階段状の魚道があり、大きな魚が遡上していた。
以上、記録より。
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