鳥海山 象潟口
- GPS
- 06:41
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,333m
- 下り
- 1,322m
コースタイム
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 6:35
天候 | 晴れ後暴風雨後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ルートに水場無し。新山直下の岩場はガスが巻くとルートを見失う可能性あり。 |
その他周辺情報 | 鳥海温泉「あぽん西浜」で入浴。大人400円。サウナ、露天風呂あり。 ※鉾立から車で20分程。 |
写真
感想
3度目の鳥海山。過去2回は、悪天候と岩場でのルート不明で山頂標識までたどり着けず、リベンジを期していました。関東甲信越は台風の影響で悪天候。天気の良いエリアを探していたら、山形県が該当。すかさず鳥海山に白羽の矢を立てました。
金曜にも関わらず、鉾立の駐車場には結構な台数の車が止まっていました。外気温は19℃。心地よい気候の中、快適な登山を期待して出発しました。歩き始めて程なくで展望台から見える山頂に胸を躍らせて、順調にルートを登り続けました。
異変に気が付いたのは、御浜小屋からの景色。南の空に真っ白な雲がもくもくと沸き起こっていました。この時点では、山頂のギザギザの黒い塊がはっきりと目視できる状況でした。
七五三掛を過ぎ、外輪山を回避して千蛇谷へ下り、いよいよ山頂への登りに差し掛かったタイミングで天気が急変しました。風が強まり、次第にガスが全身にまとわりついてびしょ濡れになりました。同時に寒さが半端なく、夏登山では珍しい、ゴアテックスの防寒服を着込みました。
山頂直下の小屋から先の岩場は過去に2度経験があったので、悪天候でもひるまずに進めました。過去2度の1回目の挫折は、10月の連休で、この岩場に到着した時点で今回同様の横殴りの風にミゾレが混じり、断念。2度目の挫折は、この岩場の途中でルートがわからなくなり、岩場の途中で断念。
今回判明したのは、岩場の途中に大きな岩の切れ目があり、ルートがこの合間を一旦下って登り返すという事。白いペイントを辿れば、全く問題ないのですが、ガスで視界不良や雪が残っている時期だと、白いペイントが見えない事があるので道に迷いやすいルートだと気が付きました。
無事山頂には到着したものの、視界は全くきかず、記念の写真を撮って早々に下山しました。下山は同じルートで。千蛇谷辺りで天気が恢復しはじめ、ふと振り返ると山頂の黒いギザギザがはっきりと空に浮かんでいました。
悪天候は自分が山頂近辺にいた前後一時間程度。登り始めの時間が前後1時間ずれていればと後悔するものの、3度目の正直で山頂を踏破できたので大満足でした。
御浜から先の下山ルートは日本海を眼下に従えて、いつもより、ゆっくりゆっくり下りました。
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