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Yamareco

記録ID: 5916460
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
鳥海山

鳥海山 象潟口

2023年09月08日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:41
距離
13.8km
登り
1,333m
下り
1,322m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:52
休憩
0:43
合計
6:35
7:38
7
7:45
7:46
41
8:27
8:28
22
8:50
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15
9:06
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6
9:13
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5
9:18
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9:26
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6
9:35
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69
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11
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11:16
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4
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9
12:39
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7
12:46
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10
12:56
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13
13:09
13:10
20
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43
14:13
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0
14:13
鉾立では太陽も出ていて、快適な登山を期待して出発しました。緩やかな傾斜を淡々と登り、七五三掛までは順調。外輪山を回避して千蛇谷方面から新山を目指しました。結構な下りで、下山時に同じルートを選択すると、ここの登り返しは結構きつく感じます。程なくして風が強まってきて、汗で濡れた半袖シャツが肌寒くなり、長袖のシャツに着替えました。正面の山頂が視界から消えると同時にルートの傾斜が増してきます。いつのまにか、上空の太陽はガスにまみれ、強風が吹きつけてきました。寒さが半端なく、ゴアテックスの防寒服を羽織りながら歩きました。山頂直下の小屋まで来ると、風と雨が激しく吹き付けてきます。目の前の岩場を白い矢印を頼りに登ります。岩場は、足場がしっかりしているので、見た目程厳しくはありませんでした。二つの大きな岩の合間を潜り抜け、最後の岩場を登り切ると、岩の合間に山頂がありました。山頂では、吹き付ける風と雨で景色は何も見えませんでした。寒さが半端なく、近くにいた登山者と写真を撮り合って、早々に下山を開始しました。この状況では外輪山を楽しむ余裕もなく、来たルートをそのまま下りました。途中、千蛇谷の手前辺りで天気が恢復。御浜への登り返しは結構な傾斜です。最後は日本海を眼下にゆっくり下りました。
天候 晴れ後暴風雨後晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鉾立駐車場
コース状況/
危険箇所等
登山ルートに水場無し。新山直下の岩場はガスが巻くとルートを見失う可能性あり。
その他周辺情報 鳥海温泉「あぽん西浜」で入浴。大人400円。サウナ、露天風呂あり。
※鉾立から車で20分程。
登山口。
2023年09月08日 07:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/8 7:38
登山口。
目指す鳥海山。
2023年09月08日 07:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/8 7:45
目指す鳥海山。
これから歩く尾根。
2023年09月08日 07:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/8 7:46
これから歩く尾根。
徐々に傾斜が増してくる。
2023年09月08日 07:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/8 7:57
徐々に傾斜が増してくる。
賽の河原。
2023年09月08日 08:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/8 8:28
賽の河原。
御浜に到着。
2023年09月08日 08:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/8 8:49
御浜に到着。
南から雲が沸いてきた。
2023年09月08日 08:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
9/8 8:51
南から雲が沸いてきた。
御田ヶ原。
2023年09月08日 09:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/8 9:06
御田ヶ原。
七五三掛へ。
2023年09月08日 09:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
9/8 9:11
七五三掛へ。
七五三掛到着。
少し風が強まってきた。
2023年09月08日 09:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/8 9:28
七五三掛到着。
少し風が強まってきた。
この時点では山頂は見えていた・・・
この後、猛烈な風と雨に。
2023年09月08日 09:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/8 9:45
この時点では山頂は見えていた・・・
この後、猛烈な風と雨に。
嵐の中、山頂まであと少し。
2023年09月08日 11:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/8 11:13
嵐の中、山頂まであと少し。
山頂!風がものすごい。
雨とガスで景色どころでは無かった。
2023年09月08日 11:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/8 11:02
山頂!風がものすごい。
雨とガスで景色どころでは無かった。
鳥海山の表示も。寒さが半端ない。
鳥海山の表示も。寒さが半端ない。
天気が恢復。
2023年09月08日 12:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/8 12:35
天気が恢復。
御浜への登り返し。
2023年09月08日 12:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/8 12:40
御浜への登り返し。
最後に日本海を眺めながらの下山道。
2023年09月08日 13:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/8 13:11
最後に日本海を眺めながらの下山道。

感想

3度目の鳥海山。過去2回は、悪天候と岩場でのルート不明で山頂標識までたどり着けず、リベンジを期していました。関東甲信越は台風の影響で悪天候。天気の良いエリアを探していたら、山形県が該当。すかさず鳥海山に白羽の矢を立てました。
 金曜にも関わらず、鉾立の駐車場には結構な台数の車が止まっていました。外気温は19℃。心地よい気候の中、快適な登山を期待して出発しました。歩き始めて程なくで展望台から見える山頂に胸を躍らせて、順調にルートを登り続けました。
 異変に気が付いたのは、御浜小屋からの景色。南の空に真っ白な雲がもくもくと沸き起こっていました。この時点では、山頂のギザギザの黒い塊がはっきりと目視できる状況でした。
 七五三掛を過ぎ、外輪山を回避して千蛇谷へ下り、いよいよ山頂への登りに差し掛かったタイミングで天気が急変しました。風が強まり、次第にガスが全身にまとわりついてびしょ濡れになりました。同時に寒さが半端なく、夏登山では珍しい、ゴアテックスの防寒服を着込みました。
 山頂直下の小屋から先の岩場は過去に2度経験があったので、悪天候でもひるまずに進めました。過去2度の1回目の挫折は、10月の連休で、この岩場に到着した時点で今回同様の横殴りの風にミゾレが混じり、断念。2度目の挫折は、この岩場の途中でルートがわからなくなり、岩場の途中で断念。
 今回判明したのは、岩場の途中に大きな岩の切れ目があり、ルートがこの合間を一旦下って登り返すという事。白いペイントを辿れば、全く問題ないのですが、ガスで視界不良や雪が残っている時期だと、白いペイントが見えない事があるので道に迷いやすいルートだと気が付きました。
 無事山頂には到着したものの、視界は全くきかず、記念の写真を撮って早々に下山しました。下山は同じルートで。千蛇谷辺りで天気が恢復しはじめ、ふと振り返ると山頂の黒いギザギザがはっきりと空に浮かんでいました。
 悪天候は自分が山頂近辺にいた前後一時間程度。登り始めの時間が前後1時間ずれていればと後悔するものの、3度目の正直で山頂を踏破できたので大満足でした。
 御浜から先の下山ルートは日本海を眼下に従えて、いつもより、ゆっくりゆっくり下りました。

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