新冠富士~イドンナップ岳
- GPS
- 11:08
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,675m
- 下り
- 1,716m
コースタイム
天候 | 雨ときどきくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
渡渉は3か所。右岸→左岸、左岸→右岸、右岸→左岸→沢歩き、だったかな。最初の渡渉が最も川幅が広く、ここを飛び石で渡れたらあとの2か所は大丈夫かと思われます。河原が広いので特にガス時は進路に注意です。 沢から尾根への取り付きは右後ろに登る感じ。ピンテがあります。 新冠富士までは急登部にロープあります。部分的に笹がかぶっていますが、足元は明瞭です。笹のトラバース斜面は茎を踏むと滑るので、斜面側の笹をつかみつつ、なるべく踏まないように歩きました。 新冠富士~イドンナップ岳はほぼ笹、ハイマツこぎと思ってよいでしょう。踏み跡はわりとしっかりしています。這うように伸びている隠れた幹や枝に注意。自分は復路でルートを外れることが多いので特に気をつけました。 |
写真
感想
厳しい道のりで知られるイドンナップ岳に挑戦しました。
土曜の夜は雨、日曜の朝に上がる予報。晴れに期待して新冠の道の駅で仮眠し、朝方、長い林道を走って登山口に向かいました。
最近肩こりがひどく、頭も重くて体調はいまいち。たびたび鎮痛薬のお世話になっていました。こんな調子で登れるのか、どこかぼんやりしたまま出発。雨もあってやはり体は重く、序盤は天候を含めて撤退も考えながら歩きました。
新冠富士までは、標高1400メートルあたりまで細かいアップダウンの繰り返し。平坦な区間もあり、なかなか標高が上がらないわりに体力は削られる感じ。笹のトラバース区間も時間がかかりました。しかし、昨年までのレコを拝見すると、これでもかなり歩きやすくなっているのでしょう。自分は恵まれている。と進みました。
新冠富士に着くと気分的に楽になったのか、テンション上がり、体調もいつしか気にならなくなりました。イドンナップ岳まではやぶがいっそう深くなりますが、ぶつかったり転んだりしながら夢中で山頂を目指しました。山行を振り返った時、こういう時が何より楽しいんだなあと思います。
北海道夏山ガイドに、イドンナップは山というより長大な稜線と考えたほうがよい、と書かれていました。歩いてみて、とても的確な表現だと感じました。下山の時間を考えると長居はできず、帰りは登り返しも多く長かったですが、林道がこれまた長かったです。アルバム1枚聴き終わりました。一刻も早く温泉に入りたい気持ちを抑えることができませんでしたが、パンクが怖いのでゆっくり運転しました。
帰りの新冠富士あたりでスマートウォッチをなくしてしまいました。やぶこぎ中に引っかけたのか、気づけば腕からなくなっていました...。
今回の山行にあたりdominonさん、zeropo7さん、makkoさん、みやさん、hiro-91さん、katoken185064さんら大勢の方々のレコを参考にさせていただきました。下山まで誰にも会いませんでしたが、みなさんの記録が心強かったです。ありがとうございました。
コメント
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今週はどこかな?といつも楽しみに拝見しております。
新冠までの移動も長いと思いますが、さらにあの林道を走るだけでも本当にすごいです。
ソロだと心細いこともあるかと思いますが、自然と自分の身体と真剣に向き合える素晴らしい時間だったと思います。お疲れ様でした。
こんにちは。コメントありがとうございます。
こちらこそ、いつも楽しみにしております。1967峰も1日違いで、自分が日帰りならお会いできたかもしれなかったんだなぁと思っておりました。
昨秋の楽古岳では柿とプルーン、ごちそうさまでした。バーナーを家に忘れておなかが減っていたので、ミネラルに助けられました。
気ままに車中泊するのが好きなので、長距離の運転はなれっこのつもりですが、新冠林道はさすがに長かったです。
最近登っていて感じるのは、不安やあせりなどの感情と、体の調子は自分が思っている以上に関係しているんだな、ということです。誰もいない登山口に着いておなかが痛くなることはよくありますし、大平山ではあせって余計に体力を奪われたような感覚があります。
新冠富士では登りが終わり、一時的に日が差したりしたので、吹っ切れて、逆に調子が上がった気がしました。イドンナップまでの往復は、自分でも不思議なくらい夢中で歩けました。
夢中の時は、夢中なので楽しいなとか思ったりしないのですが、後から振り返った時、幸せだったなぁと感じます。日高はそんな瞬間が多い気がします。
長々と、わけわからなかったらすいません笑。またどこかの山でお会いできる日を楽しみにしております。お元気で山行を。
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