三国山〜鉄砲木ノ頭
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 03:24
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 576m
- 下り
- 474m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
駿河小山駅から明神峠行きの富士急バスに乗車。 終点の明神峠で下車して徒歩。 ■帰り 山中湖平野バス停まで徒歩。 ※山中湖平野バス停から山中湖旭日丘バス停まで乗車した後、山中湖旭日丘バス停で御殿場行きのバスに乗り換え。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
日よけ帽子
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
笛
計画書
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
ナイフ
ウェットティッシュ
保険証
携帯電話
モバイルバッテリー
時計
タオル
カメラ
|
---|
感想
[ルート]
西丹沢エリアと富士エリアの境に位置する県境の山々は、(1)畦ヶ丸〜菰釣山〜高指山の縦走、(2)三国山稜の縦走、の2回の山行でほぼ踏破しました。
ところが鉄砲木ノ頭だけが未踏だったので、今回は鉄砲木ノ頭の登頂をメインとして、明神峠から山中湖まで歩くルートを計画しました。
前半の三国山は静かな森の中を歩き、後半の鉄砲木ノ頭は開けた展望の良い道を歩くため、景色に大きな変化があって良いと感じました。
一方で、この辺りの山は富士山の噴火で積もったスコリア(火山砕屑物)が厚く堆積しているため、登り坂で踏ん張ると路面が崩れてしまって力を入れづらい感じですが、そのせいで路面が大きく抉れている箇所が非常に多いと感じました。
さらにシカの食害もあって下草が乏しいので、このままだと5〜10年程度で登山道が完全に崩壊する場所が出てくるかもしれないと感じました。
[展望・景色]
三国山:木々に囲まれていて展望がありませんでした。
鉄砲木ノ頭:富士山と山中湖の大展望を楽しめるはずでしたが、あいにくの空模様で山中湖と石割山程度しかみえませんでした。
[動植物]
三国山はブナやカエデ類の多い山でしたが、シカの食害のせいでこれらの稚樹がほとんどみられず、この森の行く末が案じられるほどでした。
鉄砲木ノ頭ではススキ草原にテンニンソウが大量に生えていたのが印象的でしたが、山頂の砂礫地でシロバナフジアザミを見つけられたのが一番の収穫でした。。
[飲食・お土産]
御殿場駅前のジャンジャン軒にて、醤油ラーメン(750円)とミニチャーシュー丼(280円)を頂きました。
[その他]
駿河小山駅〜明神峠の直通バスは今日(9/16)から秋の運行を開始しましたが、今日の乗客はなんと私1人でした...
このままだと路線が無くなってしまうかもしれないので、バス利用での三国山稜の縦走を考えている方は早めに行かれた方が良いかもしれません。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
今回はこのエリアで唯一未踏だった鉄砲木ノ頭に登頂できたのでスッキリしましたが、一方で肝心の景色が×だったので、富士山の大展望は次回の山行に持ち越しとなりました(笑)
三国山付近のシカの食害はかなり酷かったですが、おそらく火山性の保水力の低い地質も植生の回復に悪い影響を及ぼしているのではと感じました。
三国山付近より食害の程度が酷いエリアでも、マツカゼソウやフタリシズカ、アザミ類、トリカブト類、マルバダケブキなどが地表を覆っていますが、ここでは火山性の土壌(スコリア)が露出している箇所が非常に多かったので心配ですね...
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する