要害山は只見駅のすぐ裏にある。
しかし、ガッスガスで全貌は見えず。
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要害山は只見駅のすぐ裏にある。
しかし、ガッスガスで全貌は見えず。
復活した只見線只見駅の横を通り過ぎ登山口へ。
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復活した只見線只見駅の横を通り過ぎ登山口へ。
登山口へ向かうには警報機・遮断器無しの第四種踏切を渡る。
茶「とまれみよって書いてあるから、立ち止まって左右確認してたら、駅員に『渡るなら早く渡れ』って怒鳴られた…」
ツ「理不尽だっぺ」
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登山口へ向かうには警報機・遮断器無しの第四種踏切を渡る。
茶「とまれみよって書いてあるから、立ち止まって左右確認してたら、駅員に『渡るなら早く渡れ』って怒鳴られた…」
ツ「理不尽だっぺ」
踏切を渡ったところに神社がある。
詳しいことは忘れたが、この鳥居は大きさはともかく作りが厳島神社のものと同じであるという説明書きがあった。
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踏切を渡ったところに神社がある。
詳しいことは忘れたが、この鳥居は大きさはともかく作りが厳島神社のものと同じであるという説明書きがあった。
なかなか凝った意匠の社殿だ。
水の神様を祀っているらしい。
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なかなか凝った意匠の社殿だ。
水の神様を祀っているらしい。
神社の奥に宮の沢登山口がある。
反対側に要害山の麓を巡る散策路があるので間違わないように。
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神社の奥に宮の沢登山口がある。
反対側に要害山の麓を巡る散策路があるので間違わないように。
入り口になにやらキャンペーン開催のお知らせが掲示されていた。只見の山に登って、山頂標識の前で写真を撮ってくると登山バッチがもらえるというもののようだ。更に抽選で何かが当たる場合もあるようなのでチャレンジしてみよう。
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入り口になにやらキャンペーン開催のお知らせが掲示されていた。只見の山に登って、山頂標識の前で写真を撮ってくると登山バッチがもらえるというもののようだ。更に抽選で何かが当たる場合もあるようなのでチャレンジしてみよう。
沢止めのコンクリート擁壁を渡って入山する。
一瞬、沢沿いの登山道なのかと警戒したが、そういうわけではなかった。
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沢止めのコンクリート擁壁を渡って入山する。
一瞬、沢沿いの登山道なのかと警戒したが、そういうわけではなかった。
というか、登山道は水の気配すらない壁のような斜面についていた。
いきなり急登が始まる。
ツ「今日も急登か!」
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というか、登山道は水の気配すらない壁のような斜面についていた。
いきなり急登が始まる。
ツ「今日も急登か!」
要所要所に補助ロープが設置されている。古くなって毛羽立ったトラロープだが、この急斜面ではあるとありがたい補助ロープだ。
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要所要所に補助ロープが設置されている。古くなって毛羽立ったトラロープだが、この急斜面ではあるとありがたい補助ロープだ。
細かな浮石が多くスリッピーな坂道。転んだら登山道上でも滑落しかねないので注意して登る。
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細かな浮石が多くスリッピーな坂道。転んだら登山道上でも滑落しかねないので注意して登る。
一気に高度を上げ、振り返ると只見の町が一望できる場所に出た。タイミングよく只見線の列車が出発していった。なんだか超リアルな鉄道模型を見ているようだった。
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一気に高度を上げ、振り返ると只見の町が一望できる場所に出た。タイミングよく只見線の列車が出発していった。なんだか超リアルな鉄道模型を見ているようだった。
息をつく間もなく急登は続く。
標高が低いからか朝から蒸し暑く、全身から汗が吹き出した。
茶「朝からこんな汗だくになるとは…」
ツ「…なんか濡れてるっぺよ」
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息をつく間もなく急登は続く。
標高が低いからか朝から蒸し暑く、全身から汗が吹き出した。
茶「朝からこんな汗だくになるとは…」
ツ「…なんか濡れてるっぺよ」
一服尾根で一休み。
全体的に急峻な斜面が広がる要害山において、この場所は奇跡のような平場だった。
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一服尾根で一休み。
全体的に急峻な斜面が広がる要害山において、この場所は奇跡のような平場だった。
ブナ太郎がお出迎え。
ツ「次郎はどこいった?」
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ブナ太郎がお出迎え。
ツ「次郎はどこいった?」
山の斜面はどこも急で雪崩に磨かれるためか木が生えていない場所も多い。
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山の斜面はどこも急で雪崩に磨かれるためか木が生えていない場所も多い。
どこまで行っても急坂…。
生えている木の根元の曲がり具合で、斜度を想像してもらえるだろうか。まともに立てる斜度ではないのだよ。
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どこまで行っても急坂…。
生えている木の根元の曲がり具合で、斜度を想像してもらえるだろうか。まともに立てる斜度ではないのだよ。
這うように登った先に広場が出現した。山名票などもある。どうやら山頂のようだ。
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這うように登った先に広場が出現した。山名票などもある。どうやら山頂のようだ。
ツ「1時間とは思えない濃い登りだったっぺ」
茶「小粒でもピリリと辛いってやつだね。まいったまいった」
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ツ「1時間とは思えない濃い登りだったっぺ」
茶「小粒でもピリリと辛いってやつだね。まいったまいった」
山頂には電波塔が鎮座している他、少ない平坦地のため樹木が茂って視界を遮っている。眺望は得られない。
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山頂には電波塔が鎮座している他、少ない平坦地のため樹木が茂って視界を遮っている。眺望は得られない。
というわけで、軽く息を整えてすぐに下山にとりかかる。帰りは南尾根コースを歩く。
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というわけで、軽く息を整えてすぐに下山にとりかかる。帰りは南尾根コースを歩く。
「浅草岳眺望」と書かれた標識があったが、本日は残念ながら浅草岳は雲の中。
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「浅草岳眺望」と書かれた標識があったが、本日は残念ながら浅草岳は雲の中。
下りももちろん激下り。
登りのコースほどではないがスリップ注意にはかわりない。
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下りももちろん激下り。
登りのコースほどではないがスリップ注意にはかわりない。
途中、ミニ蟻の戸渡りっぽい場所がある。それほど怖くはないが…。
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途中、ミニ蟻の戸渡りっぽい場所がある。それほど怖くはないが…。
間違って落ちたらただでは済まない。慎重に下ろう。
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間違って落ちたらただでは済まない。慎重に下ろう。
ここが本日随一のビュースポット。
周りの山もせいぜい700mくらいの標高だが、豪雪に磨かれて高山味がある。
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ここが本日随一のビュースポット。
周りの山もせいぜい700mくらいの標高だが、豪雪に磨かれて高山味がある。
箱庭のような只見町の眺め。
ツ「日本昔ばなしっぽい景色だっぺな」
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箱庭のような只見町の眺め。
ツ「日本昔ばなしっぽい景色だっぺな」
最後まで急坂は続く。短時間のうちにつま先が痛くなってきた。
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最後まで急坂は続く。短時間のうちにつま先が痛くなってきた。
ツ「無事下山!」
怪我なく下りてこられて良かった良かった。
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ツ「無事下山!」
怪我なく下りてこられて良かった良かった。
せっかくなので麓のパワースポット巡りをしていこう。
これは三石清水。只見銘水10選にも選ばれているようだ。
ツ「女一代の守り神! すげー、お祈りしておくっぺ」
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せっかくなので麓のパワースポット巡りをしていこう。
これは三石清水。只見銘水10選にも選ばれているようだ。
ツ「女一代の守り神! すげー、お祈りしておくっぺ」
一の岩。大きな岩に開いている穴に頭を入れてお祈りすると頭の病気が治るのだとか。
ツ「お願いします!」
茶「頭の病気…」
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一の岩。大きな岩に開いている穴に頭を入れてお祈りすると頭の病気が治るのだとか。
ツ「お願いします!」
茶「頭の病気…」
二の岩 泪岩。
夏の日照りの時にも涸れずに岩から水がしみ出していて、その水を目につけると目の病気が治ると言う。
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二の岩 泪岩。
夏の日照りの時にも涸れずに岩から水がしみ出していて、その水を目につけると目の病気が治ると言う。
茶「よっしゃ! ピシャピシャピシャ!!」
ツ「視力にも効くんだべか?」
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茶「よっしゃ! ピシャピシャピシャ!!」
ツ「視力にも効くんだべか?」
三の岩 縁結びの岩
ツ「一瞬茅葺屋根の建物かと思ったっぺ」
岩に開いた小さな穴(孔)に”こより”を通した5円玉を結べば、縁が結ばれる…らしい。
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三の岩 縁結びの岩
ツ「一瞬茅葺屋根の建物かと思ったっぺ」
岩に開いた小さな穴(孔)に”こより”を通した5円玉を結べば、縁が結ばれる…らしい。
ツ「いっぱいぶら下がってる」
茶「色恋に限らず、良縁は人生を豊かにするからねぇ」
ツ「何言ってるっぺ?」
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ツ「いっぱいぶら下がってる」
茶「色恋に限らず、良縁は人生を豊かにするからねぇ」
ツ「何言ってるっぺ?」
…というわけで、只見プチ観光も兼ねた要害山山行、無事終了です。
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…というわけで、只見プチ観光も兼ねた要害山山行、無事終了です。
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