塩見小屋泊（風雨強く塩見岳〜縦走断念）

2023年09月20日(水) ~ 2023年09月21日(木)

• GPS: 13:14
• 距離: 21.1km
• 登り: 1,782m
• 下り: 1,601m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:13
• 休憩: 1:09
• 合計: 8:22

距離 11.6km 登り 1,475m 下り 372m

6:14 鳥倉林道ゲート（駐車場）
7:02 7:14 鳥倉林道登山口
8:32 8:41 豊口山のコル
9:34 9:42 ほとけの清水
10:31 10:42 塩川・鳥倉ルート合流点
11:05 11:23 三伏峠小屋
11:23 11:23 塩見岳
11:39 11:39 三伏山
12:33 12:43 本谷山
14:35 塩見小屋

2日目

• 山行: 5:16
• 休憩: 0:34
• 合計: 5:50

距離 9.5km 登り 325m 下り 1,242m

14:35 塩見小屋
7:57 8:04 本谷山
8:54 8:55 三伏山
9:05 9:05 塩見・烏帽子分岐
9:10 9:27 三伏峠小屋
9:27 9:27 塩見岳
9:38 9:40 塩川・鳥倉ルート合流点
10:09 10:10 ほとけの清水
10:42 10:42 豊口山のコル
11:24 11:31 鳥倉林道登山口
12:12 鳥倉林道ゲート（駐車場）

天候

9/20 曇り
9/21 雨、風（山頂風速12m〜）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鹿塩温泉の旅館に前泊。（鳥倉駐車場まで車50分）
　・旅館の朝食→お握り弁当へ変更可で早出できる。

鳥倉駐車場　
　トイレ男女別和式あり。登山ポストあり。
鳥倉林道ゲート（登山口）　
　簡易トイレあり。屋根付きの休憩スペースあり。

コース状況／危険箇所等

三伏峠小屋まで
　0〜2号目、3〜4号目の登りがキツい。
　5〜7号目は崩壊地あり、木の梯子などで補修が多く、雨だと滑りやすく要注意。
三伏峠小屋〜塩見小屋まで
　三伏山山頂、塩見小屋直前が風を直に受けた。
　塩見小屋直前の登りがキツいが、稜線からは北側の南アルプスがよく見える。

※2日目のレコが初めエラーして、途切れてしまったため、累積下りが少なく記録されています。

その他周辺情報

国道152号線（前泊の鹿塩温泉付近〜鳥倉方面）はコンビニなど無し。
鳥倉駐車場〜中央道松川ICまで飲食店などほぼなかった。

写真

9/20 6:16

鳥倉駐車場（林道ゲートあり）。右側に登山ポスト。ここから、約50分の林道歩き。

9/20 6:37

林道脇に大きな花のアザミ。

9/20 7:01

ようやく登山口が見えてきた！ここまではゆるーい上り。

9/20 7:02

岩石についての解説。

9/20 7:02

ここから登山道！

9/20 7:32

南アルプスらしい、針葉樹の森。

9/20 7:33

三伏峠小屋まで。10のカウントがある。

9/20 8:20

9/20 8:32

この辺りで休憩。

9/20 8:47

崩落地、注意！

9/20 8:48

支柱とロープがあり。

9/20 9:11

ダイモンジソウ。もう終わり。

9/20 9:13

この、細い丸太の階段が、下りは滑りそうで怖かったー

9/20 9:36

ほとけの清水。幸い曇りで暑くなかったから、お世話にならなかった。

9/20 10:15

苔の紅葉🍁？！

9/20 10:17

あともう少しで三伏峠小屋。
でも8〜10は斜度も緩く、近く感じた。

9/20 10:58

この看板を見るだけで、もうじき小屋！と嬉しくなった。

9/20 11:03

この左奥にチップトイレあり。和式。

9/20 11:04

小屋入り口。ここで、軽食の注文をする。
左手の屋根付きの休憩スペースは、帰り、雨の時に使わせてもらいます、大変ありがたかった。

9/20 11:10

きのこうどん。暖かくて体にしみる。
お茶の紙コップの保温効果がとても高く、かなり長時間アツアツ。優れもの。

9/20 11:22

小屋の新館のある方が、塩見岳方面。

9/20 11:25

左方向へ進む。

9/20 11:35

三伏山への上り、振り返ると三伏峠小屋がみえる。

9/20 11:37

三伏山山頂。向こうに、雲がかかってる塩見岳。

9/20 12:05

まだ咲いていた！マツムシソウ。

9/20 12:10

のぞき岩。行って覗いてみよう。

9/20 12:10

先まで行けるか、、、

9/20 12:11

怖いから、カメラだけ岩の先へ出して撮影。

岩に寝転んで覗いてみた。
紺のズボンが砂で真っ白に汚れてしまった😞

9/20 12:21

少し青空。紅葉してるけど、写真だと綺麗さが伝わらない💦

9/20 12:48

木立の先に塩見岳！雲が取れた！！

9/20 13:00

ずーっと雲のなかだったけど、この後、夕方までずっといい天気となる。

9/20 13:43

「40分だに」だに、って方言が可愛い。

9/20 14:27

稜線に出た！北側にある南アルプスが一望。
左奥には雲のかかった仙丈ヶ岳。その右に先端隠れた甲斐駒ヶ岳。中央奥に間ノ岳。その左側に小さく北岳がのぞく。右奥は西農鳥岳、農鳥岳。
手前の稜線は塩見岳から続く仙塩尾根。明日、歩く予定だった…😭

9/20 14:31

塩見小屋までの上り。振り返るとこんな感じ。

9/20 14:34

ようやく小屋到着か！

9/20 14:34

おおーー‼️塩見岳がドーンと。

9/20 14:35

塩見小屋。受付や売店は左奥の入り口。

9/20 14:35

携帯トイレ専用ブース。3部屋あり、中にはセンサーで明るくなるライトあり。キレイで無臭で、とっても快適！
専用袋の上を閉じたら、外のゴミ箱に捨てる。

9/21 5:58

これが携帯トイレ用袋。宿泊者は無料。中に吸水用のマットがセットされてる。

9/20 15:42

2階だての蚕棚式。通路を挟んでザック置き場と、１人ハンガー2つ。カーテンもある。
２人分毎にカーテン仕切りがあり、この日は宿泊者が８人ほどと少なく、ソロの人も間を空けて割り当てられていた。

9/20 16:21

食堂兼談話室。可愛いランチョンマットが😍

9/20 16:22

見取り図。

9/20 17:03

夕食。ロールキャベツに唐揚げ、カボチャサラダに、煮物、ほうれん草のあえ物。唐揚げが、味がしっかりとついてカリカリで美味しかったー！

9/21 5:35

朝食。ウィンナーに、マスタードが付いてるありがたさ。

9/21 5:57

宿泊棟の入り口には、自由に使える長靴やサンダル、折り畳み椅子、長傘がある。

9/21 11:25

下山。

撮影機器：

iPhone 12 Apple

感想

yu-ya6259

本当は
鳥倉登山口から塩見岳〜仙塩尾根を歩き三峰岳〜間ノ岳〜北岳〜広河原下山　の縦走・小屋3泊の予定だった。小屋は塩見小屋、熊の平小屋、北岳山荘。
（さらに言うと、計画では、友人夫婦が逆ルートを歩き、下山後はお互いの車を交換・回収して帰ってくる、というものでした）
でも、2日目、3日目の天気が南西の風強く、塩見岳〜仙塩尾根、三峰岳〜間ノ岳の稜線はモロに風を受けるため縦走断念。
塩見小屋には、14：40ごろ到着。翌朝の風雨を考えると到着後に塩見岳ピストン行けたら良かったが、体力の限界で💦　たぶんコースタイム通りには往復できる自信もなかったので、塩見岳諦めました。でも、大きくてゴツゴツした立派な塩見岳を間近で見ながらのビールタイムは最高でした😀
翌日の熊の平小屋のキャンセル連絡をし…
けれど翌々日の北岳山荘宿泊。そこで、行程を変更し、塩見小屋から下山後に、車で鳥倉から芦安へ移動し芦安の宿に泊まって翌日広河原から北岳へ行くことにしました。
前日にもかかわらず、芦安の温泉民宿さんが、1泊夕食付きで泊めてもらえる事になり、本当にありがたかったです！塩見小屋の展望地は電波もはいるので、電話キャンセルや電話予約ができたのが幸いです。

今回、塩見岳の山頂も踏めず、塩見小屋に泊まって雨の中帰るだけ、という修行登山でしたが、塩見小屋では経験豊富な山好きの方々と、お酒まじえての山談義が楽しかった☺️
また塩見小屋、携帯トイレブースが初めどんなものかーと思っていましたが、とっても快適でした。
ハエもたからない。臭くない。床も綺麗。
男性用小便器は、携帯トイレ袋使わずに別場所に設置されています。なので、宿泊者が少ない事もあり、携帯トイレブースは混雑もなくて、ゆったりと落ち着いて使用できました！
そして小屋についてですが、夕食がとても美味しかったです。私達が利用した日はスタップさんは３人でしたが、穏やかな方々です。
小屋直前の稜線から仙塩尾根、間ノ岳、北岳、仙丈、甲斐駒、、それらが見えたので、次こそは！またリベンジ計画したいです。
帰りの三伏峠で休憩時、その日に塩見小屋へ泊まる、という方とすれ違いました。縦走し農鳥岳方面へ行く計画を3度たてたけれど、悪天候で3度断念した、と。それでもまた計画をたてて来るという心意気きに感心。私達も2度、3度と断念してもリベンジするぞ！って勇気もらいました。

色々な方に接し、その方の考えに触れ、また一つ勉強させてもらいました。
ありがとうございます！

翌日の、北岳山荘泊北岳登山も、無事登頂できましたので近日中にヤマレコにあげる予定です😊