雨飾山 (山頂から荒菅沢滑走)
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,169m
- 下り
- 1,169m
コースタイム
4.42 980m 栃の樹亭前
5.17 1105m 林道終点
6.43 1280m 大海川・荒菅沢出合
7.30 1450m 荒管沢夏道交差
9.03 1860m 笹平
9.34 1963m 雨飾山頂
9.56 1963m 雨飾山頂発
10.33 1280m 大海川・荒菅沢出合
11.28 1105m 林道終点
11.49 850m 小谷.山田温泉発
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪多し |
写真
感想
雨飾は人気のスキースポットだ。しかし大半の人が目指すのはP2、山頂から滑走するスキーヤーは極めて稀。しかし山スキーヤーは山頂から滑ってこそなんぼ。
一軍間近のサブを誘い今日はスリリングな滑走へご招待。
事前の予報は今一、しかし山は行かなきゃ分からない,深夜1時に目を覚ましまたもサブの待つ小谷温泉へ、ダメ元で雨飾山山頂を目指す。しかし予報通り天気は悪い,林道をガンガンラッセルして大海川に入り黙々と荒菅沢出合を目指す。厳冬期は恐いところだがもうそろそろ大丈夫だろう。大海川は癒しの聖地。
ラッセルしてようやく荒菅沢出合に 出合から荒菅沢を夏道合流少し手前まで登り左岸の尾根に取り付く。この尾根氷化しておりかなり厄介、僕を先頭にガシガシ行く。サブも一軍間近とあって一応見てられた。かなりの急斜面もクトーで行くしかない。
天候は悪くてGPSが無ければ地形は全く分からない,そろそろ笹平かな。
笹平は強風とガスで何も見えず、これが地獄ですかと聞くサブにこんなんそよ風程度だよと応える。本当の地獄は厳冬期の羅臼にあるよ、、、、
山頂基部で板を担いでアイゼンに履き替える。氷化斜面をダブルアックスで慎重に登る。さあ山頂が見えた。
ガスの山頂に着いてしばらく、、天が割れて青空が出た。やっぱり神はお見捨てにならなかった。写真を撮って山頂から一番厳しいルンゼに飛び込もうとしたがサブがビビリ勘弁してと言う。仕方無いまだ一軍じゃないし許してあげよう。しかし山頂からの別ルートも氷化斜面でかなり厳しくサブは完全に腰が引けていた。
僕を先頭に一気にピークから滑降して雪庇を越え荒菅沢にエントリー、しかしここで重大なミス、視界が悪い中荒菅沢に入ろうとしたら20mほど壁になってて下りれない,足元がガスで良く見えない,進退窮まる。ジャンプターンで落ちても雪質が堅いので三回に一回は滑落しそうだ。これはまずい,足場を築いて雪庇の上のサブにザック、板を上げてもらい身軽になってつぼ足でダブルアックスでクライムダウンして何とかやり過ごす。生きてて良かった!!
さあ安全圏でサブと合流して後は荒菅沢を一気,素晴らしいです。
今日も very mandamですね。二度目の生きてて良かった。大海川まで下って後は林道ボブスレーで山田温泉なり。
雨飾の山頂滑走は甘くは無かった。 今日も完全燃焼!!
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