大川入山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 860m
- 下り
- 860m
コースタイム
天候 | 1日目 晴れ 2日目 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
27日21:30奈良自宅〜R163〜名阪国道〜R1〜R23〜名二環〜長久手〜 猿投グリーンロード〜R153〜28日1:30稲武どんぐりの里道の駅(仮眠) 28日6:00稲武どんぐりの里道の駅〜7:00次部坂高原スキー場 帰り 1日8:10次部坂高原スキー場〜8:20道の駅信州平谷11:00〜R153〜猿投グリーンロード〜長久手〜名二環〜R23〜R1〜名阪国道〜R163〜16:00自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪は十分でところどころ踏み抜いた跡が見られたが、当日に限っては気温が低かったせいか、ほとんど踏み抜かなかった(1回だけ) その他危険個所と思われる個所は見当たらなかった |
その他周辺情報 | 道の駅信州平谷 8:30から開店した「ひまわり市場」で土産(こんにゃく、馬タン、蚕佃煮、そば等)購入 10:00から開場の温泉に入浴 その後建物内の食堂でソースかつ丼食べる。 |
写真
感想
今まで南アへ向かう通過点に過ぎなかった次部坂高原
ここから登る大川入山という山が
南ア・恵那山の展望スノーハイキングで登られてることを知った
私といえば相変わらずスノータイヤなしのアプローチ
加えてラッセルも面倒だとこの冬は雪山を避けてきたが
国道ライブカメラを見ると雪は積もってない
標高は1900mだが高原の駐車場は既に1200m
標高差700mでトレースもありそうなので行ってみることにした
2月27日夜 家出発
名二環を下りて長久手から猿投グリーンロードに入り
R153を飯田方面に走る
午前1時半稲武どんぐりの里で仮眠
朝6時起床して、7時過ぎ次部坂高原スキー場到着
ここまではノーマルタイヤで来れたが
もし飯田まで抜けるなら無理だったろう
きれいに除雪された駐車場に車を止め
保養地の脇の登山路へと進む
「阿智村セブンサミッツ」と書いた看板が立ってる
思ったより寒い、なかなか暖まらない
指先も凍えてきた
勾配のある細い尾根に取り付く
テン泊荷ということもあって
1574mの横岳まででいきなりしんどい
1時間半以上かかり、さっそく2人に抜かれた
そんな中、早速に右側に南アが姿を現してくれた
左側にも雪をかぶった大きな山塊がある
この角度から見るのが初めてで
最初はわからなかったがどうも中アのようだ
ところがここからは樹林帯の中
標高にすれば1500m〜1600mの
ゆるやかなアップダウンの繰り返し
大川入山も樹間に見えているがなかなか近づかない
踏み跡にスノーシューらしいのが混ざってる
このアップダウンはスノーシューには楽しいかもしれない
稜線のアップダウンを抜けるのに2時間要し
山頂への最後のコルに着いたのは11時20分
ここから300m上げるのはキツい
しかし林越しに青と白が広がってきてる
樹間を抜けたら暗いほどの青空があり
昨日の冷たく強い風が
灌木たちに純白の衣装を提供していた
12時15分登頂
恵那山がいつもの台形と違う
御嶽からは噴煙が出ていた
山頂には、先客2名
うち1名はアイゼン、もう1名はスノーシューでした
この山は風が当たる山で
このあたりでは最も積雪の多いようだ
このあと次々と登山グループが到着して
山頂は20名近くになった
天気の良いのは今日まで
明日1日は雨予報、すでに九州では降ってるという
明日の御来迎はまず望めない
今日下りてしまうのが無難だろう。
しかしせっかく重いテン泊を背負ってきたのだと思うと
山での夜を過ごしたくなった
概ね半分くらいまで下りたやや広めの稜線に幕営した
3時頃だった
テント設営を終え、モチいりラーメンを炊きながら
赤ワインを飲みだした、美味い!ボトル3分の2ほど飲んだが
やはり疲れてるときは酔わない
炊けたラーメンを平らげシュラフに潜り込むと
あっという間に寝てしまった
午後10時に初めて目が覚めてから
30分か1時間に1度目が覚める
静かな夜だ、こんな静かな山も珍しい
午前2時30分くらいに目が覚めた
テントにパチパチと当たる音がする
雨か!降り出しはもう少し遅いと思ったが
でも、明日は濡れたテントを担いでカッパ歩きか--
でもこんな寒いのに雨か?
試しにテント布を押してみると
「ざぁー」と落ちる音がした
雪か---。このまま朝まで降り積もるんだろうか
まあ、タイヤチェーンは持って来ているし。
でも登山道は?トレースが消えたら迷いそうな箇所は?
ヘッ電をつけて地図を再確認する
横岳まではそんな問題はないなあ
でもそこからの3〜400mの下りでは
広い尾根に吸い込まれそうな箇所が数か所
その間も雪は降ったりやんだり
そんな量は降っていない
時計を見ると午前3時、夏なら起床時間だ
もう朝食から準備を始めようか、目も覚めてしまったし
水も少ないし汁物はやめてモチを焼いて食べる
食事のあとテントに広げた寝具道具ゆっくり片づけ始める
そうこうするうちに5時も過ぎる
降雪も少しずつ増えてきてる気がする
まだ暗いけどトレースが残ってるとしたら
早く出たほうがいいと思って靴、アイゼンをはき
テントをたたみ、ご前6時出発した
まだ暗かったがトレースは残ってた
下山まで2時間近いと思うが
吹きだまり以外はたぶん大丈夫だろう
無事午前7時下山、駐車場は真っ白だった
新しいチェーンを巻く、今のチェーンはホント簡単に巻ける
最寄りの平谷道の駅まで下ると
気温も上がり雨に変わる、チェーンをはずして
御土産、お風呂+ソースかつ丼を食べてから帰路に着いた
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