宝永山 〜たぶん火星の表面ってこんな感じなのかも〜

2023年09月27日(水) [日帰り]

• GPS: 03:36
• 距離: 6.1km
• 登り: 528m
• 下り: 531m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:48
• 休憩: 0:44
• 合計: 3:32

距離 6.1km 登り 528m 下り 537m

8:57 富士宮口五合目
9:20 9:21 富士宮口新六合目
9:23 9:24 六合目雲海荘
9:35 9:40 宝永第一火口縁
9:49 宝永第一火口
10:41 10:49 宝永山
11:18 11:33 宝永第一火口
11:42 11:44 宝永第一火口縁
11:54 12:03 宝永第二火口縁
12:19 12:22 第三層・石室跡
12:25 五合目宝永入口
12:29 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

京成線・堀切菖蒲園駅前 6:00集合出発
東名道・御殿場IC下車　151km 所要約3時間半

コース状況／危険箇所等

登山道の分岐には指導標が設置されていてとてもわかりやすかった。
宝永第一火口から宝永山までの登りは火山砂礫の道が続き足を取られやすい。2本ストックが有効。
スパッツはなくても大丈夫だが、靴周りは真っ白になるので付けた方が汚れないかも。

その他周辺情報

下山に利用した「御胎内温泉健康センター」は平日3時間利用で600円と格安の立ち寄り湯でした。露天風呂から富士山が眺められます。
TEL[phone]（定休日：火曜日）

写真

9/27 8:54

富士宮口五合目からスタート。

9/27 8:54

ここはすでに標高2400mなので助かります。

9/27 8:55

山頂には未練もあるけど・・・

9/27 9:04

超望遠2000mmで写したら剣ヶ峰のレーダードーム跡も見えた！

9/27 8:57

歩きはじめて3分ほどで公衆トイレがありました。中はきれいでした。

9/27 9:02

振り返れば遠く駿河湾の海岸線が一望できます

9/27 9:10

お天気はまあまあかな？

9/27 9:12

オンタデの草紅葉が美しいです

9/27 9:19

六合目雲海荘が見えてきました

9/27 9:22

ここから先の富士宮ルートは閉鎖されていました。

9/27 9:26

オンタデは富士山の代表的な花

9/27 9:29

オンタデの草黄葉の先に見えるのは箱根連山

9/27 9:33

コケモモは実がたくさんなっていました。

9/27 9:33

これですよ、コレ！この景色を見たかったんです。

9/27 9:34

ここは宝永第一火口縁です。

9/28 13:28

火星に来たような感覚を味わいゴキゲンの一行

9/27 9:34

それにしても地球ではないような景色だなあ

9/27 9:39

箱根の金時山も見えた

9/27 9:40

では火口原に向かいます

9/27 9:49

ここが宝永第一火口の底です。ここにはテーブルとベンチが置かれていました。

9/27 10:19

火口原から登り返します。

9/27 10:38

馬の背から宝永山に続く稜線？に立つと風が強かった

9/27 10:38

山中湖方面の景色が広がっていて感激

9/27 10:39

丹沢山塊も大室山から大山までバッチリ

9/27 10:39

なんといっても富士山本峰の姿が秀逸

9/27 10:42

そして待望の宝永山頂に到達

9/28 13:28

3人合わせて214歳。このまま健康でいて当面は225歳をめざしたいものです（笑）

9/27 10:44

さっきと同じような写真で恐縮です（手前の火山石が撮りたかったので・・）

9/27 10:54

側火山の二ツ塚でしょうか

9/27 11:35

では帰ります。登り返しがツライです。

9/27 11:43

お天気も青空が優勢になってきました

9/27 11:46

火山特有の歩きづらい斜面

9/27 11:48

第一火口縁から第二火口縁に向かいます

9/27 11:52

幾何学的な模様がなんとも言えません

9/27 11:53

山頂に至る光景は迫力あります

9/27 11:54

第二火口縁に到着

9/27 11:55

宝永第一火口ともここでお別れです

9/27 12:04

富士山自然休養林歩道に入ります

9/27 12:09

なんとなく食べられそうなキノコ

9/27 12:11

ここは野鳥の宝庫なんですが、この時間帯は野鳥の声は聴こえてきませんでした

9/27 12:17

短い区間ですが自然豊かな森です

9/27 12:18

ホタルブクロがまだ咲き残っていました

9/27 12:25

ブルドーザー基地に出て富士山スカイラインに合流

9/27 14:15

帰路、御胎内温泉健康センターで汗を流しました

9/27 17:14

渋滞もなく都内に戻ってこられたので帰宅までの時間つぶしに反省会？

撮影機器：

COOLPIX P950 NIKON CORPORATION

OPPO Reno7 A OPPO

感想

gorozo

富士山には都合4回登頂（夏山2回、雪山2回）している。
でも宝永山はまだ一度も訪れたことはない。
宝永山は富士山の付属物という扱いを受けているせいか目立たない山だけど、あの宝永年間の大噴火（1707年）で生まれた大火口に一度は立ってみたかった。

ところで、富士山は9月10日で閉山しちゃったので行くなら車しかない。
車の長距離運転があんまり好きでないgorozoとしては友を誘って出かけることにした。
同行してくれるA君は富士山のガイド経験20回以上の現役ガイドだし、もう一人のK君は今年で創立40年を迎える山岳会の創設者だ。
ま、gorozoとしては大船に乗ったような気分の宝永山ハイキングだった。

そして初めて訪れた宝永第一火口は期待どおりというか想像以上に雄大で不思議な空間だった。
第一火口縁から眺めた火口の全体像に足が止まった。
ここは地球なのか？火星なのか？
この景色に触れただけでもう大満足だった。

五合目の駐車場からわずか40分足らず歩いただけでこの景色に出会うことができるのは幸せだ。
そして、宝永山の山頂から見上げる赤銅色をした富士山の姿も気高く武骨ながらとても美しかった。
来年は久しぶりに登頂を目指してみようかな。

コメント

suzukorosan

gorozoさん。こんにちは。
宝永山に行って来られたんですね。下界の風景が見られて羨ましいです。
私が行ったときは火口の縁を歩いているときに突然の雨。山頂はガスガスでした。
水が塚の駐車場からの登山ルートもありますので、今度は下からぜひ!(^^)!
来年、私も登頂を目指そうかなと思っています。
皆さんの笑顔のお写真がいい山行だった事を物語っていました。

gorozo

suzukorosanさん　こんにちは！
おかげさまでお天気もよくて宝永山の魅力を最短コースで満喫できました。
じつは8月のsuzukorosanさんのレコを見て「行ってみたいなあ」と思っておりました。
水ヶ塚から御殿場口まで歩く元気はありませんが、富士宮口五合目から水ヶ塚まで歩く計画もあったのですが、シャトルバスが終わっちゃったので今回の最短ルートとなった次第です。
富士山は山麓も含めてとても魅力ある山ですよね。
改めて好きになりました。
コメントありがとうございました。

みやぽん

gorozoさん、こんばんは！
僕は、新田次郎の小説を読んで、冬の富士山の壮絶さとそれに立ち向かう人の心意気に感動したものですが、gorozoさんもその一人だったんですね。
そんなすごい人とつながりが持てて光栄ですし、ネットのお陰でつながりができて、いい時代になったものです。

僕は、宝永山は子供の頃に家族旅行で行きました。楽しい思い出です。
しかし富士山本体は、就職してから同僚と4人チームで登って、楽しかったですがもう一度でこりごりです😅　まだこれから登ろうとするgorozoさんはすごすぎです。
今後もgorozoさんの経験や心意気を教えてください。よろしくお願いします。

gorozo

みやぽんさん
それは美しい誤解ですよ。
私が登った富士山は冬山ではなく雪山です。（笑）
登った時期は11月末と5月初めです。
冬山はだいたい12月から2月ですよね。
この時期は厳しいですが、それ以外の時期は雪山ではあってもマイナス20度以下にはならないと思うのでかなり楽です。
それでも11月末の時はカリカリの雪氷とマイナス13度に加えて強風で体感温度はかなり低かったです。

みやぽんさんは家族登山で宝永山に登られたのですか。
それは良い思い出になりましたね。
子供の頃ならあの大噴火口にビビりませんでした？
私は富士山本体を登るとすれば、季節をずらした上で日帰りで時間を区切り登れるところまで登ろうかなと思っています。
それでも楽しい登山になりそうな予感がします。