燧ヶ岳（御池登山口よりピストン）

2023年09月27日(水) [日帰り]

• GPS: 07:29
• 距離: 9.1km
• 登り: 1,012m
• 下り: 1,000m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:57
• 休憩: 0:31
• 合計: 7:28

6:22 山の駅御池
6:26 6:28 御池登山口
7:41 7:41 広沢田代
8:14 8:21 御池登山道 ５合目
8:40 8:41 熊沢田代
10:12 10:18 俎��
10:37 10:47 燧ヶ岳
11:03 11:08 俎��
12:08 12:08 熊沢田代
12:30 12:30 御池登山道 ５合目
12:56 12:56 広沢田代
13:41 13:41 御池田代
13:49 13:49 御池登山口
13:50 ゴール地点

天候

少雨のち土砂降り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

七入駐車場、一日1000円。トイレ、売店などもあり。

コース状況／危険箇所等

序盤は相当な急登。中盤の木道はボロボロで滑る。終盤はさっさ笹の笹まみれ。雨だったせいか難易度三割増しって感じ。

その他周辺情報

帰宅とは逆方向だけど、燧の湯まで戻ってしまった。いい湯だから。

写真

9/27 4:44

朝食は弁当に変更。山小屋と違い、早朝から出来立てのお弁当を作ってくださる。てか凄い量だな・・・

9/27 5:01

猫女将のうにちゃんがお見送り。ありがと〜〜もふもふ！

9/27 5:34

どうせ山では広げられないだろうから、駐車場で中身チェック。塩のまぶされたトマトときゅうり！きゅうりに食らいつく。うめ〜

9/27 5:48

バナナと・・・

9/27 5:48

巨大おにぎりにおかず一式。これだけで一キロはあるな笑
おにぎりもここで一個食べる。うめ〜

9/27 6:21

尾瀬の拠点なのでなにしろ広いが、悪天候で車もまばら

9/27 6:26

登山口は駐車場の一番奥

9/27 6:28

最初のほんの少しは木道で

9/27 6:53

すぐに嘘でしょ？？ってくらいの急登が始まる。嘘でしょ？？？

9/27 7:33

しばらく行くと、綺麗な木道。でも直されていたのはこのあたりの短い区間だけ

9/27 7:36

苦行のような急登に喘ぎ、ようやく一つ目の湿原、広沢田代

9/27 7:38

尾瀬っぽ〜い！！！このときはまだ雨もほとんどなく、尾瀬っぽさ満喫

9/27 8:18

再び樹林に入り、まだ半分かよと絶望を感じる看板

9/27 8:37

二つ目の熊沢田代到着。吹き下ろす風がかなり強く、山頂は雲の中。もうここで帰りたいな〜。。。

9/27 9:27

熊沢田代を越えてからはずっと本降り、時間が経つごとに雨量は増える。展望のないガレガレの道、つらいなあ

9/27 10:10

ひいひいに苦しみながら一つ目のピーク、まないたぐら

9/27 10:36

そして最高峰、しばやすぐら

9/27 10:39

土砂降りに強風。山頂の雰囲気だけ写真に収めるが、雰囲気もくそもないなあ

9/27 10:53

道、どこっすか〜〜。下山時に撮った写真はこれ一枚笑

9/27 14:07

下山しお弁当！！！男子高生の部活飯みたいなラインナップが沁みる！残さず食べました

9/27 15:53

女将のご厚意で再び宿に戻り、温泉で汗を流す。最後にここちゃんと女将にも会えて良かったよ〜〜またくるね！

9/28 11:47

宿で頂いたお土産その1、キーホルダーに脚のお守り、そしてツボ押し棒

9/28 12:40

お土産その2、大きな冬瓜とかぼちゃ。最高♥️

撮影機器：

iPhone 13 128GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） 笛 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー スマートフォン スマートウォッチ サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ

感想

じゅん

前日から雨だと分かっていたので、気の乗らない朝。
しかも大雨だったら登るのやめよ、と思っていたので前の晩は割とガンガン飲んでしまい、頭が痛くて明らかに二日酔い・・・。なのに、意外と小降りじゃん笑
更には私が起床した四時、階下の厨房からはお弁当を作る音が聴こえてくる。早出すると言ったばっかりにお弁当を作ってくれているのだと思うと、もう登るしかない。

お水二本付きの重量級弁当を受け取り、駐車場に到着したもののやはり車はまばら。人は誰もいない。最初からレインフルセットで気乗りしないスタート。なんとなくイメージしていた、はるかなおぜ〜的な、牧歌的〜な、ふんわりイメージとは程遠いいきなりの急登に出鼻をくじかれる。カッパも着てるので汗だく。先月経験した北アルプスのワースト登山道、薬師沢が脳内で再現される。
ただ薬師沢は「これは大丈夫」と判断した岩の9割が滑ったが、こちら燧の急登は「これは大丈夫」の九割方は滑らず大丈夫なので、身体を傷めることはない。とはいえ雨なのでそれなりに滑るっちゃ滑る。しかも足元べちゃべちゃ。全然速度は上がらない。

この長大な登山道の大部分は木道で、しかも湿原で傷みの早さも並ではあるまい。かなりの部分が傷み、壊れていた。それが濡れて滑る。晴れていればさぞかし登山客も多いだろうし、全く修復に手が回っていないのも無理はあるまい。

前からも後ろからも誰とも出会わないまま山頂へ。まないたぐらで初めて、別のルートを通ってきた二人組に出会い、彼らはそのまま別のルートへ下りて行った。山頂のしばやすぐらでも一人。山頂も風雨が強く、休憩どころじゃないので写真だけ撮ってすぐに下山。あ〜あの急登を下りると思うと気が滅入る。登りで出会った人は結局この三人のみ。

下山を開始してすぐにスライドした男性が一人。爆風の熊沢田代をヨロヨロしながら通過し、この日目撃した最後の人物となる若い女性とスライド。思わず足を止める。
一応登山装備なものの、いわゆる透明のビニール合羽しか着ていない。どうしてこんな日にそこだけ登山用ではないのだ。しかも既に午後。雨脚はどんどん強くなっているし、彼女の向かう先には爆風地帯の熊沢田代が待っている。あそこでは下からも横からも雨が吹き付けてるよ？
あまり説教臭いことは言いたくないけど、山頂まで行くという彼女に「この先の熊沢田代の風で危ないと思ったら戻った方がいい、どうせそこから先はなにも見えないしもっとコンディションが悪くなる」とだけ伝えた。まあきっと登頂したんだろうけど、恐い思いしたんじゃないかしら。。

下に行くほどどんどん雨は強くなり、レインウェアも泥だらけでぐったりの下山。ずぶ濡れなので車に着いても脱ぐのに一苦労、ようやく濡れたあれこれを片付けて車内でお弁当。うめ〜しみる〜！！！
ようやく人心地つき燧の湯へ。汗を流してから宿に戻ると、女将と猫女将が揃って待っていた！いやー嬉しい♪いろんなあれこれのお礼を伝えると、お土産に野菜まで持たせてくれた・・・泣いてもいいですか？？？
そして仮眠を取りながらの、地獄の十時間運転で帰路についたのでした。とにかく最高な桧枝岐。また行くよー！

コメント

pero-Jun

お疲れ様でした。

冒険山登りでしたね。でも、凄いです。
私も小雨の中の登山は大変でしたね。。。
コメントから、苦しそうな状況伝わってきます＾＾；
でも楽しそうです。お弁当も美味しそうだし。
山は色んな事ありますからね。

猫好き山好きの人には幸運付いていますから。
これからも安全な、山行楽しんでください。

じゅん

ありがとうございます♪
言葉を交わした人たちも遠方から来ていて、そうでもなきゃ普通はこんな日に登らないよね〜（苦笑）って話してました笑
猫の写真に導かれて訪れた宿は最高でした。無事に下山もできましたし、幸運付いてきましたね

satotyan

こんにちは。
いつも楽しく山行記録読ませてもらってます。
遠くまで登山、しかも3日間もすごい体力ですね〜
桧枝岐村、いい所ですよね〜私も会津駒ヶ岳行った時に泊まったキャンプ場のおばちゃんに親切にしてもらいました。
お疲れ様でした〜

じゅん

ありがとうございます♪
遠くまで行くと欲張って登ってしまいますが、毎度体力の限界でヘロヘロです。。。
檜枝岐村、人も猫も、空気感もとても良いところでした。また来ますねーと言ったら「無理しないで」だって。無理しないと行けません笑笑

kyo28

弁当パワーでしょうか？
心折れず登頂したのがすごい！

尾瀬はテレビとか紙媒体では晴れてるシーンしか出てこないので雨の日はこんな感じなんだなと💦

東日本遠征お疲れ様でした！
姉さん、二日酔いするんですね😁

じゅん

いやいや、心はボキボキに折れてました😂
遠出すると必ずこんな日はありますが、頭の中は延々と自問自答が続きます…これ、楽しいの？？
いつの日か、好天の尾瀬を堪能しに行くぞ〜と決意を新たにいたしました笑

はい、普通に二日酔いしますよ！！
私、お酒全然飲めないので(真顔)