四国の低名山巡り◆大麻山(日本百低山;金刀比羅宮石段下より往復)
- GPS
- 03:33
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 728m
- 下り
- 725m
コースタイム
- 山行
- 3:03
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 3:35
天候 | くもりのち時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・金刀比羅宮本宮付近は道が急で細く一部進入規制あり、通行注意) ・金刀比羅宮の参拝は午後6時まで(早朝・夜間の入場禁止) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・奥社まではひたすら石段登り(帰路は疲労・スリップ注意) ・奥社から大麻山方面の登山道入口は石段を少し戻った左側にあり(案内標識あり)、少々分かりにくい ・尾根上の龍王社までの区間は直行ルート、屏風岩経由のトラバース路が分岐(案内標識あり;奥社の宮司さんは前者が「登山道崩壊」のため後者を強く推奨…)、帰路は距離的に短い前者を辿るも、特段通行注意等のカンバンもなく、少し傾斜した斜面トラバース気味の区間あるも、注意して歩けば問題なし ・大麻山頂手前は電波塔が林立、防火帯の笹道と簡易舗装の林道が並走 |
その他周辺情報 | ・金刀比羅宮周辺に温泉付き旅館数件(小生はビジネスホテル風の「琴平リバーサイドホテル」泊;朝食のみ)、付近にコンビニあり、飲食店・居酒屋も多数(夜遅くまで営業) |
写真
感想
四国ツアー初日、初っ端の飯野山を快調に登り終え、午後から2座目・大麻山(おおさやま)目指して麓の金刀比羅宮参道へ移動。ここは国内外に広く知られる一大観光スポット、土曜午後とあってアジアなど海外からも夥しい数の参拝客が押しかけ、関東で言えば高尾山や御岳山、丹沢大山阿夫利神社を思わせる賑わいです。当方は金刀比羅本宮の石段下の駐車場へ辿りつくのに四苦八苦、ようやく最上部の有料駐車場に車入れ、管理者の旅館女将に車のカギを召し上げられた上で料金を支払って、予定より少し遅めの午後1時40分過ぎに登山開始。
山用ザックにストックというヤマラー丸出しの出で立ちの当方はアウェー感満点、観光客の眼を避けるように参道の端をズンズン登っていきます。本宮を抜けると、展望所からは先程登ってきた飯野山はじめ讃岐平野に聳えるモコモコの里山たちがよく見えます。大多数の参拝客はここで満足、ないし疲労困憊して引き返し、ここから先の奥社まで進むのは余力のある方々ばかり、だいぶ数も減って平和な空気が流れます。いい加減石段歩きにも飽いたあたりで、待望の奥社到着。ここで参拝の後、当山伝統・天狗の御守りを買い求め、宮司さんに大麻山へのコース状況(入口が少し不分明…)を聞くと、当初計画していた直行ルートは一部崩壊のため通行困難、屏風岩経由のトラバース路を使ってほしい、とのこと(あくまで伝聞情報)。仕方なくご助言通りのルートを進み、稜線への急坂を息切らし登り詰めると、龍王社の建つメインコースに合流。緩やかな樹間の道を進み、程なく反対側のキャンプ場から上がってくる舗装の林道に出て、そちらから来られたと思しき犬連れのキャンパー数組とすれ違った際、お連れの犬たちに思い切り吠えられます…。
周囲には電波中継塔も次々現れて深山ハイクの気分もすっかり吹き飛び、トボトボと林道を登っていくと、地味な山名板のある大麻山頂に到着です。樹林に囲まれ期待した展望も殆どなく、チョコなどでカロリー補給の後、そそくさと下山開始。帰路は龍王社から、特段「通行止め/通行注意」のカンバンもない直行ルートを進みましたが、一部道が傾いて狭くなった区間はあったものの特段の危険箇所もなく、アッサリと奥社に帰着。きっと小生は初心者ハイカーと見做され、心配してくれたのだろう、と想像し、宮司さんに「大丈夫でしたよ」と報告するのは控えて先を急ぎます。往路で苦労した石段も復路は快調に下り、夜間閉門に備えスタンバイする警備の方を横目に、午後5時過ぎ石段下の駐車場到着。旅館の女将に「遅いわねー、用事があるのに…」と小言を言われながら車のキーを受け取り、駐車場から程近いこの日のお宿、その名もズバリ琴平リバーサイドホテルへ向かいました。
山歩きの方はアウェー感いっぱいでしたが、ここはさすがに古くからの観光地。食事のできる飲み屋も数多く、初日の2座踏破の上首尾に祝杯を上げながら、こんぴらさんの夜をしっかり楽しんで英気を養った小生でありました…。
[※2日目・阿波竜王編に続きます…]
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する