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Yamareco

記録ID: 5997193
全員に公開
ハイキング
四国

四国の低名山巡り◆大麻山(日本百低山;金刀比羅宮石段下より往復)

2023年09月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:33
距離
8.9km
登り
728m
下り
725m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:03
休憩
0:32
合計
3:35
13:39
26
14:05
14:12
12
14:24
14:24
17
白峰神社
14:58
14:58
10
トラバース路分岐
15:08
15:09
6
屏風岩園地
15:15
15:16
18
稜線方面登り口
15:34
15:36
18
尾根出合(龍王社入口)
15:54
16:02
7
16:09
16:09
4
林道分岐
16:13
16:14
24
龍王社入口(奥社直行ルート分岐)
16:55
16:56
13
17:09
17:11
3
17:14
石段下駐車場
天候 くもりのち時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・レンタカーにて金刀比羅宮石段下の駐車場へ(有料[1日500円、管理する土産屋に料金払いキー預け]
・金刀比羅宮本宮付近は道が急で細く一部進入規制あり、通行注意)
・金刀比羅宮の参拝は午後6時まで(早朝・夜間の入場禁止)
コース状況/
危険箇所等
・奥社まではひたすら石段登り(帰路は疲労・スリップ注意)
・奥社から大麻山方面の登山道入口は石段を少し戻った左側にあり(案内標識あり)、少々分かりにくい
・尾根上の龍王社までの区間は直行ルート、屏風岩経由のトラバース路が分岐(案内標識あり;奥社の宮司さんは前者が「登山道崩壊」のため後者を強く推奨…)、帰路は距離的に短い前者を辿るも、特段通行注意等のカンバンもなく、少し傾斜した斜面トラバース気味の区間あるも、注意して歩けば問題なし
・大麻山頂手前は電波塔が林立、防火帯の笹道と簡易舗装の林道が並走
その他周辺情報 ・金刀比羅宮周辺に温泉付き旅館数件(小生はビジネスホテル風の「琴平リバーサイドホテル」泊;朝食のみ)、付近にコンビニあり、飲食店・居酒屋も多数(夜遅くまで営業)
午後のお替わり山行は金刀比羅宮奥の大麻山。参道脇の旅館駐車場に車入れ、石段登り開始。関東・丹沢大山のコマ参道を思い出します。
2023年09月30日 13:39撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/30 13:39
午後のお替わり山行は金刀比羅宮奥の大麻山。参道脇の旅館駐車場に車入れ、石段登り開始。関東・丹沢大山のコマ参道を思い出します。
まずは里宮の山門まで登ってきました。今のところ、山登りというより観光地のお寺参りの様相…
2023年09月30日 13:46撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/30 13:46
まずは里宮の山門まで登ってきました。今のところ、山登りというより観光地のお寺参りの様相…
歴史を感じさせる参道です。小生にとっては、奥に聳える象頭山の奥、日本百低山の大麻山がメインターゲットなわけですが…〈苦笑…〉
2023年09月30日 13:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/30 13:48
歴史を感じさせる参道です。小生にとっては、奥に聳える象頭山の奥、日本百低山の大麻山がメインターゲットなわけですが…〈苦笑…〉
本宮の入口。小生は奥宮の更に奥まで…〈汗…〉
2023年09月30日 13:52撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/30 13:52
本宮の入口。小生は奥宮の更に奥まで…〈汗…〉
金刀比羅宮のご神馬2頭。白毛で神々しい感じです!
2023年09月30日 13:53撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/30 13:53
金刀比羅宮のご神馬2頭。白毛で神々しい感じです!
御書院。ここも長い歴史を感じさせます。
2023年09月30日 13:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/30 13:55
御書院。ここも長い歴史を感じさせます。
重文・旭社。比叡山ばりに重厚なお堂が続きます…
2023年09月30日 14:00撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/30 14:00
重文・旭社。比叡山ばりに重厚なお堂が続きます…
ヘロヘロで石段登り詰め、まずは本宮に参拝。
2023年09月30日 14:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/30 14:04
ヘロヘロで石段登り詰め、まずは本宮に参拝。
本宮前の展望所より。先ほど踏んできた讃岐富士、優美な山容が一際目立ってます!
2023年09月30日 14:07撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/30 14:07
本宮前の展望所より。先ほど踏んできた讃岐富士、優美な山容が一際目立ってます!
本堂の右奥の小径を、奥社へと進みます。大部分の観光客は、満足してここらで折り返し…
2023年09月30日 14:13撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/30 14:13
本堂の右奥の小径を、奥社へと進みます。大部分の観光客は、満足してここらで折り返し…
幽玄枯淡の深い樹林の路、行き交う参拝客も疎らに。太古の昔にタイムスリップしたよう…。
2023年09月30日 14:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/30 14:18
幽玄枯淡の深い樹林の路、行き交う参拝客も疎らに。太古の昔にタイムスリップしたよう…。
崇徳天皇を祀った白峰神社。ここまでの重厚で物寂びたお堂とは違い、一足先に鮮やかな秋色…。
2023年09月30日 14:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/30 14:23
崇徳天皇を祀った白峰神社。ここまでの重厚で物寂びたお堂とは違い、一足先に鮮やかな秋色…。
道真公を祀った菅原神社。讃岐国の国守も務められた由です。
2023年09月30日 14:26撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/30 14:26
道真公を祀った菅原神社。讃岐国の国守も務められた由です。
奥社直下の石段。厳かで、霊験あらたかな雰囲気…:〈ゼーゼー…〉
2023年09月30日 14:34撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/30 14:34
奥社直下の石段。厳かで、霊験あらたかな雰囲気…:〈ゼーゼー…〉
奥社到着。苦労して辿り着いた分、有難みもひとしお…。
2023年09月30日 14:41撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/30 14:41
奥社到着。苦労して辿り着いた分、有難みもひとしお…。
大麻山登山道は奥社から少し下った左側に入口あり。主ルートは山道崩壊のため、トラバース路を進みます。
2023年09月30日 14:50撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
9/30 14:50
大麻山登山道は奥社から少し下った左側に入口あり。主ルートは山道崩壊のため、トラバース路を進みます。
石段は終わりを告げ、本格的な山道に…〈ホッ…〉
2023年09月30日 14:53撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/30 14:53
石段は終わりを告げ、本格的な山道に…〈ホッ…〉
樹間のステキなトラバース路です。
2023年09月30日 14:56撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/30 14:56
樹間のステキなトラバース路です。
分岐通過。左は山道崩壊のため、右へ進みます。
2023年09月30日 14:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/30 14:58
分岐通過。左は山道崩壊のため、右へ進みます。
再びの讃岐富士・平野遠望。瀬戸大橋は霞んでしまいましたが…
2023年09月30日 14:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/30 14:58
再びの讃岐富士・平野遠望。瀬戸大橋は霞んでしまいましたが…
名勝・屏風岩。ま曼珠沙華が前景となり、いい感じです。
2023年09月30日 15:07撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/30 15:07
名勝・屏風岩。ま曼珠沙華が前景となり、いい感じです。
この標識のポイントから、左手の稜線方向へ。
2023年09月30日 15:15撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/30 15:15
この標識のポイントから、左手の稜線方向へ。
急坂続きにシゴかれ、やっとの思いで稜線ルートに合流。龍王社にお参りしていきます。
2023年09月30日 15:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/30 15:35
急坂続きにシゴかれ、やっとの思いで稜線ルートに合流。龍王社にお参りしていきます。
簡易舗装の林道を登り詰め、電波塔の林立する大麻山頂着。夕方になり再度晴れてきましたが、展望はほぼナシ…
2023年09月30日 15:54撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/30 15:54
簡易舗装の林道を登り詰め、電波塔の林立する大麻山頂着。夕方になり再度晴れてきましたが、展望はほぼナシ…
下りは順調に龍王社へ帰着。特に「通行止め」の表示もなく、赤テープもしっかり付いているので、帰路は奥社への直行ルートへ進んでみます。
2023年09月30日 16:13撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/30 16:13
下りは順調に龍王社へ帰着。特に「通行止め」の表示もなく、赤テープもしっかり付いているので、帰路は奥社への直行ルートへ進んでみます。
無事、分岐点帰着。直行ルートは道が狭く、やや傾いた要注意のトラバース区間はありましたが、ほぼ問題なく歩けました…〈ホッ…〉
2023年09月30日 16:29撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/30 16:29
無事、分岐点帰着。直行ルートは道が狭く、やや傾いた要注意のトラバース区間はありましたが、ほぼ問題なく歩けました…〈ホッ…〉
下りの石段、疲弊した脚には堪えますが、登りよりはだいぶ楽です…。
2023年09月30日 16:40撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/30 16:40
下りの石段、疲弊した脚には堪えますが、登りよりはだいぶ楽です…。
神々の治める霊界から、無事人間の下界に降りてきました。土産屋に立ち寄って預けた車のキーを受け取り。
2023年09月30日 17:02撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/30 17:02
神々の治める霊界から、無事人間の下界に降りてきました。土産屋に立ち寄って預けた車のキーを受け取り。
この日のお宿は、琴平駅近くのビジネスホテル、その名も「リバーサイド」…。
2023年09月30日 18:27撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/30 18:27
この日のお宿は、琴平駅近くのビジネスホテル、その名も「リバーサイド」…。
1階に温泉浴場あり、無料のマッサージ機もあって山歩きの疲労回復には打ってつけ!
2023年09月30日 18:52撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/30 18:52
1階に温泉浴場あり、無料のマッサージ機もあって山歩きの疲労回復には打ってつけ!
晩メシは宿のすぐ隣の居酒屋・美奈飛にて。旬のサンマ塩焼きにホタテバターの釜飯、ビールと塩分が五臓六腑に沁み渡ります…
2023年09月30日 20:00撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/30 20:00
晩メシは宿のすぐ隣の居酒屋・美奈飛にて。旬のサンマ塩焼きにホタテバターの釜飯、ビールと塩分が五臓六腑に沁み渡ります…
この日はちょうど金刀比羅宮の氏子さん達による神輿巡行あり、街中が夕方から太鼓や鉦で賑やか!
2023年09月30日 20:29撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/30 20:29
この日はちょうど金刀比羅宮の氏子さん達による神輿巡行あり、街中が夕方から太鼓や鉦で賑やか!
撮影機器:

感想

四国ツアー初日、初っ端の飯野山を快調に登り終え、午後から2座目・大麻山(おおさやま)目指して麓の金刀比羅宮参道へ移動。ここは国内外に広く知られる一大観光スポット、土曜午後とあってアジアなど海外からも夥しい数の参拝客が押しかけ、関東で言えば高尾山や御岳山、丹沢大山阿夫利神社を思わせる賑わいです。当方は金刀比羅本宮の石段下の駐車場へ辿りつくのに四苦八苦、ようやく最上部の有料駐車場に車入れ、管理者の旅館女将に車のカギを召し上げられた上で料金を支払って、予定より少し遅めの午後1時40分過ぎに登山開始。
 山用ザックにストックというヤマラー丸出しの出で立ちの当方はアウェー感満点、観光客の眼を避けるように参道の端をズンズン登っていきます。本宮を抜けると、展望所からは先程登ってきた飯野山はじめ讃岐平野に聳えるモコモコの里山たちがよく見えます。大多数の参拝客はここで満足、ないし疲労困憊して引き返し、ここから先の奥社まで進むのは余力のある方々ばかり、だいぶ数も減って平和な空気が流れます。いい加減石段歩きにも飽いたあたりで、待望の奥社到着。ここで参拝の後、当山伝統・天狗の御守りを買い求め、宮司さんに大麻山へのコース状況(入口が少し不分明…)を聞くと、当初計画していた直行ルートは一部崩壊のため通行困難、屏風岩経由のトラバース路を使ってほしい、とのこと(あくまで伝聞情報)。仕方なくご助言通りのルートを進み、稜線への急坂を息切らし登り詰めると、龍王社の建つメインコースに合流。緩やかな樹間の道を進み、程なく反対側のキャンプ場から上がってくる舗装の林道に出て、そちらから来られたと思しき犬連れのキャンパー数組とすれ違った際、お連れの犬たちに思い切り吠えられます…。
 周囲には電波中継塔も次々現れて深山ハイクの気分もすっかり吹き飛び、トボトボと林道を登っていくと、地味な山名板のある大麻山頂に到着です。樹林に囲まれ期待した展望も殆どなく、チョコなどでカロリー補給の後、そそくさと下山開始。帰路は龍王社から、特段「通行止め/通行注意」のカンバンもない直行ルートを進みましたが、一部道が傾いて狭くなった区間はあったものの特段の危険箇所もなく、アッサリと奥社に帰着。きっと小生は初心者ハイカーと見做され、心配してくれたのだろう、と想像し、宮司さんに「大丈夫でしたよ」と報告するのは控えて先を急ぎます。往路で苦労した石段も復路は快調に下り、夜間閉門に備えスタンバイする警備の方を横目に、午後5時過ぎ石段下の駐車場到着。旅館の女将に「遅いわねー、用事があるのに…」と小言を言われながら車のキーを受け取り、駐車場から程近いこの日のお宿、その名もズバリ琴平リバーサイドホテルへ向かいました。
 山歩きの方はアウェー感いっぱいでしたが、ここはさすがに古くからの観光地。食事のできる飲み屋も数多く、初日の2座踏破の上首尾に祝杯を上げながら、こんぴらさんの夜をしっかり楽しんで英気を養った小生でありました…。
[※2日目・阿波竜王編に続きます…]

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技術レベル
2/5
体力レベル
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