節分草とバリルートの四阿屋山

2015年03月14日(土) [日帰り]

• GPS: 04:16
• 距離: 10.4km
• 登り: 682m
• 下り: 671m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:16
• 休憩: 1:01
• 合計: 4:17

9:12 スタート地点
9:50 9:50 つつじ新道登山口
10:01 10:21 節分草自生地
10:32 10:32 つつじ新道登山口
11:38 12:15 四阿屋山
12:17 12:17 両神神社奥社
12:24 12:28 展望休憩舎
13:28 13:28 道の駅「両神温泉薬師の湯」
13:29 ゴール地点

9:12道の駅P-9:21宝泉寺-9:38押留コース登山口-9:42乳不動尊-
9:51つつじ新道登山口-10:02節分草自生地10:20-10:32つつじ新道登山口-
11:37大堤薬師堂分岐-11:41四阿屋山12:03-12:17両神神社奥社-
12:24福寿草園地12:28-12:45道路横断-13:03キャンプ場-
13:11観景亭-13:24両神神社-13:26薬師堂-13:29道の駅P

総山行時間：4時間17分（セツブンソウ鑑賞・昼食休憩含む）

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道の駅両神温泉薬師の湯

コース状況／危険箇所等

つつじコースからのバリルートは、尾根をしっかりキープすればちゃんと登れます。あちこちで先人がつけたステップが見つかりますので意外と安心できますよ。

鎖場は「垂直ぶら下がり」というのを期待していましたが、思ったより岩と木の根がしっかりしており両神山八丁峠コースより難易度は低いです。この日は2回ほど握った程度で登りました。距離が長いので高所恐怖症の人が下をみちゃうとキツイかも。

四阿屋山への最後の登り降りも鎖がありますが、登山者全員がこの鎖を使うことになるので、鎖に慣れていない観光ハイカーで渋滞が発生します。不慣れな人に鎖場の上に立たれると恐怖ですね。そんなときは「急斜面登山禁止」のルートで奥宮に降りたほうが安全の可能性があります。岩が無くずるずる斜面なので登りづらいけど下りなら両神山の天武将尾根より安全だと思います。（比較対象がおかしい？）

薬師コースへは、看板に書かれているコース名と、指標にかかれている目的地が一致しません。どの分岐をどの方向に行けばどこにいくかを考えながら歩く必要があります。まあ、どこを歩いても薬師の湯には下れます。

写真

3/14 9:12

9時に到着し準備を整え出発

3/14 9:14

バスターミナル前のトイレを利用しました

3/14 9:17

まっすぐ歩けば薬師コースですが節分草自生地目指しアスファルト道を歩きます

3/14 9:20

民家の梅がきれいでした

3/14 9:20

看板によると平成11年ではここは両神村で江戸時代は薄村・小森村・白井差村にわかれていたとのこと。地図を開けば地名にその名残が残っています

3/14 9:21

宝泉寺

3/14 9:22

マンサク

3/14 9:25

裏山に祠があるっていいですね

3/14 9:30

大人だってダンプ怪獣は怖いんだよ

3/14 9:33

馬頭観音像が立っていたのかな

3/14 9:38

ここは見送り

3/14 9:40

ガードレールから右に見えるあれは何だ、地形図では登山道みたいだぞ

3/14 9:42

地形図に卍がかかれていた乳不動尊

3/14 9:45

こんな斜面をピストンしました

3/14 9:46

車道に戻って観音様

3/14 9:51

バスから団体さんが登山を開始していました

3/14 10:05

300円払って入場、目に広がるのは一面のセツブンソウ

3/14 10:05

突然変異の白いセツブンソウを一株だけ見つけることができました。望遠が無いと撮影困難です

3/14 10:08

後姿もきれいです

3/14 10:12

凛々しい一輪

3/14 10:14

白いのは花びらじゃなくガクなので、ガクが多いセツブンソウ

3/14 10:15

下の苔がきれいです

3/14 10:17

入口すぐのところが一番きれいでした

3/14 10:18

望遠が強いコンデジも持ってきてよかった

3/14 10:24

民家の庭に福寿草とセツブンソウが咲いてました

3/14 10:32

さっきの団体さんに遅れること40分、登山開始です

3/14 10:33

ここが両神村だった証、ずっとここにあってほしいですね

3/14 10:37

左の山道は踏み跡が見えず、とりあえず登山道を歩きます

3/14 10:40

バリルートに行きたかったので、崩れる斜面を尾根までトラバース

3/14 10:43

尾根まで来たらこちらのもの

3/14 10:50

一歩一歩確認して歩けば大丈夫

3/14 11:01

2つ目のコルのあとは普通の尾根になってきました

3/14 11:14

最後の急斜面を登り切ったら一般登山道に到着。この先で40分前に出発していた団体さんをクリアしちゃいました

3/14 11:22

鎖場手前でステッキを収納し水を少し飲んで休憩。鎖難度は低く周囲に人がいないので楽勝です

3/14 11:29

稜線は切り立っているのでそれなりに注意します

3/14 11:32

少し下って登り返せば頂上

3/14 11:37

コルに薬師コースとの合流がありました

3/14 11:41

頂上はめちゃめちゃ狭い

3/14 11:42

祠ですら頂上に置いてもらえなかった

3/14 12:02

両神山から二子山のパノラマ。点々が見えるのはコンデジのレンズのキズ

3/14 12:05

ここから薬師堂方面にも鎖がありました。一つの鎖に3人一緒にぶら下がる人たちが目の前にいます。渋滞は我慢しますが巻き添え事故にはあいたくないです

3/14 12:16

巻き添え事故に会わないためにはこちらをチョイスするのも一考です。上から見た感じでは、天武将尾根よりはるかにマシな斜面でした（やっぱし比較対象がおかしい？）

3/14 12:16

こんなところに結界がありました。登山させてもらってごめんなさい

3/14 12:17

平坦な尾根を歩くと両神神社奥社

3/14 12:18

ここを左に行けば鳥居山コースですが、柏沢ではわからんよなぁ

3/14 12:25

なんだかんだで福寿草園地に到着。もう季節外れなのか福寿草はほんの少しだけ

3/14 12:25

白いクリスマスローズがちらほら咲いていました

3/14 12:28

男坂の階段がいやだったので左の女坂へ。薬師堂コースで下りたかったので女坂の選択は大正解でした

3/14 12:31

左の休養園地方面が薬師堂コース

3/14 12:35

途中の分岐にあった観音様

3/14 12:36

この尾根は鉄塔巡視路でもあります

3/14 12:37

落ち葉が多く滑る手前の傾斜です

3/14 12:38

駐車場に梅とマンサクが見えたのですが、登り返すのが面倒だったので尾根を続けました

3/14 12:43

三峰神社

3/14 12:45

ここで車道とクロスします

3/14 12:55

薬師堂コースとはここが分岐のようです

3/14 12:57

階段がいやだったので旧道を歩いてます

3/14 13:03

キャンプ場らしきところに到着。指標の菖蒲園経由の道に行きます

3/14 13:04

向こうが菖蒲園。電流が流れてるかもしれないので注意してまたぎます

3/14 13:06

この看板が登山道全体を模式図にしていてわかりやすい

3/14 13:08

上に建物が見えたら登らなくっちゃ

3/14 13:11

名称の由来はなんだろと思ってましたが

3/14 13:11

たぶんあれが四阿屋山。おお、ここは観景亭だ

3/14 13:12

ミツマタが咲き始めていました

3/14 13:13

こちらのサンシュユは満開

3/14 13:14

ここを登ると鳥居山コースだな。両神村役場＝小鹿野町役場両神庁舎ですな

3/14 13:15

白梅と紅梅

3/14 13:16

レンギョウ

3/14 13:17

5�个曚匹稜鬚げ屐△燭屬鵐魯織競�

3/14 13:18

写真左の階段から鳥居山コースだって、慣れていないとわかんないよ

3/14 13:21

真っ赤な梅

3/14 13:22

薬師堂手前でピンクのアセビ

3/14 13:24

いかにも昭和に立てられた両神神社の社（重厚さが全く感じられない）

3/14 13:26

こちらは江戸以前建立に間違いない重厚な薬師堂。茅葺の屋根を維持出来なかったのは残念

撮影機器：

COOLPIX L810 ニコン

感想

tancro

節分草が四阿屋山でも見ることができるとの山行が多くなりました。土曜日の朝起きたら思いがけずに晴天だったので、計画していた道の駅薬師の湯からの周回を実行しました。

節分草は栃木の星野の里より日当たりがよいからなのか、下草と落ち葉の処理をしっかりやっているからなのか、花だけじゃなく葉も非常に元気なセツブンソウが多かったです。園地は広く、10分ぐらいでは半分も歩くことができませんでした。

つつじ新道からの登りのバリルートと鎖場は、他の人とすれ違うことがなくマイペースで登れたので気持ちよかったです。薬師堂への鎖は登山者全員が通るため渋滞が発生します。注意喚起のため登山口の案内板に「鎖注意」の一言ぐらい書いておいてほしいです。そうすればせめて滑り止めの手袋を用意したり、雨の日には来ないようにしたりしてもらえると思います。言い過ぎかもしれませんが、鎖初心者や確保が必要な初心者は福寿草自生地から上に登ってくるのは自制してほしいです。