記録ID: 601754
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山滑走
道北・利尻
オホーツク/欝岳
2015年03月14日(土) ~
2015年03月15日(日)
北海道
- GPS
- 32:00
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 845m
- 下り
- 845m
コースタイム
3/14 中宇津々(12:30)→ウツツ川二基線川林道Co200(15:00)C1
3/15 C1(6:30)→欝岳(10:00-30)→C1戻り(13:00-15)→中宇津々(15:00)
3/15 C1(6:30)→欝岳(10:00-30)→C1戻り(13:00-15)→中宇津々(15:00)
天候 | 14日 雪のち曇り 15日 晴れのち曇り 朝−12℃ 頂上−7℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
写真
撮影機器:
感想
オホーツクの孤峰「欝」。
以前からこの名前にシビれていた。
独立峰で裾野は広い。羊蹄山くらいある。高さは半分もない。
ふもとに近づいても、頂上が見えることはまずない。奥ゆかしい山なのだ。
ルートはこの時期、少しでもスキーが快調そうな尾根筋を選んだ。
アプローチはオホーツク海にそそぐ渚滑川の支流、ウツツ川沿いの林道から。
近頃は最奥集落の消滅にともない、除雪区間が年々短縮している。
今は雪で潰れかけた廃屋とサイロだけが点々と残るのみ。
取り付く尾根の末端付近で簡易シェルター型イグルーを作って泊まった。
ブロックを円形に積んで、沢のぼりに使うタープを上に張るだけ。
簡単にできるし、残雪期の樹林帯はこれで十分だ。
ゾロアスター梶川の復活を祝い、焚き火を囲む。
翌朝は快晴。陽が上るにつれ、雪も腐ってきた。
スキーでモナカ雪を踏みしめ、カンバの生えた緩やかな尾根から頂稜へ至る。
次第にオホーツクの海が広がり、はるか沖合へと後退した流氷が見える。
頂上は360度の展望台だ。
西にウエンシリ地塁。オジロワシが悠然と舞う。
北にのっぺりとした毛鐘尻山とピヤシリ。
南に北見富士の山塊と天塩。
特にウエンシリの連なりは日高を思わせる白い屏風のようで、印象に残った。
それにしても動物の気配が薄い山だった。
うさぎや狐のトレースはわずかに見られたが、鹿の足跡は皆無だった。
昨年のポロヌプリではうじゃうじゃ見かけたが、山域によっては全く生息していないのだろうか?
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