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Yamareco

記録ID: 601754
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山滑走
道北・利尻

オホーツク/欝岳

2015年03月14日(土) ~ 2015年03月15日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
24.9km
登り
845m
下り
845m

コースタイム

3/14 中宇津々(12:30)→ウツツ川二基線川林道Co200(15:00)C1
3/15 C1(6:30)→欝岳(10:00-30)→C1戻り(13:00-15)→中宇津々(15:00)
天候 14日 雪のち曇り
15日 晴れのち曇り 朝−12℃ 頂上−7℃
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
除雪は中宇津々から1.5km先まで
2015年03月16日 12:40撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 12:40
除雪は中宇津々から1.5km先まで
道北の風景だ
2015年03月16日 12:45撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 12:45
道北の風景だ
廃屋とサイロ
2015年03月16日 13:11撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 13:11
廃屋とサイロ
遠く欝の尾根が見え隠れする
2015年03月16日 13:25撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 13:25
遠く欝の尾根が見え隠れする
林道をひたすら
2015年03月16日 14:11撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 14:11
林道をひたすら
簡易シェルター型イグルー
天井はタープ
入口はツエルトで覆った
2015年03月16日 16:53撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/16 16:53
簡易シェルター型イグルー
天井はタープ
入口はツエルトで覆った
明るいうちから始める
生干しコマイが美味
2015年03月16日 17:16撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8
3/16 17:16
明るいうちから始める
生干しコマイが美味
あくる日
陽光の尾根を登る
2015年03月17日 07:24撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 7:24
あくる日
陽光の尾根を登る
だだっ広い尾根を経由する
2015年03月17日 07:29撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 7:29
だだっ広い尾根を経由する
帰りはカンバをポールに見立てて滑ると面白そうだが、、、
2015年03月17日 08:31撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/17 8:31
帰りはカンバをポールに見立てて滑ると面白そうだが、、、
上部には伐採から残された原生林たんねが残っていた
2015年03月16日 09:51撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/16 9:51
上部には伐採から残された原生林たんねが残っていた
遠くオホーツクの海が見え始めた
2015年03月17日 09:30撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
3/17 9:30
遠くオホーツクの海が見え始めた
欝岳頂上がようやく見えた
2015年03月17日 09:33撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
3/17 9:33
欝岳頂上がようやく見えた
頂上からウエンシリの連なりは日高のようだった
2015年03月17日 10:03撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
3/17 10:03
頂上からウエンシリの連なりは日高のようだった
北側、興部ポロヌプリとピヤシリ
2015年03月17日 10:03撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/17 10:03
北側、興部ポロヌプリとピヤシリ
海側は遠くに流氷が見えた
2015年03月17日 10:14撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 10:14
海側は遠くに流氷が見えた
頂上から滑降
2015年03月17日 10:39撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/17 10:39
頂上から滑降
樹林の中の滑降
重たい雪に苦労する
2015年03月17日 12:35撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
3/17 12:35
樹林の中の滑降
重たい雪に苦労する
帰り滝上の街で歩道を歩く鹿にア然
2015年03月17日 16:26撮影 by  TG-625 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
3/17 16:26
帰り滝上の街で歩道を歩く鹿にア然

感想

オホーツクの孤峰「欝」。
以前からこの名前にシビれていた。

独立峰で裾野は広い。羊蹄山くらいある。高さは半分もない。
ふもとに近づいても、頂上が見えることはまずない。奥ゆかしい山なのだ。

ルートはこの時期、少しでもスキーが快調そうな尾根筋を選んだ。
アプローチはオホーツク海にそそぐ渚滑川の支流、ウツツ川沿いの林道から。
近頃は最奥集落の消滅にともない、除雪区間が年々短縮している。
今は雪で潰れかけた廃屋とサイロだけが点々と残るのみ。

取り付く尾根の末端付近で簡易シェルター型イグルーを作って泊まった。
ブロックを円形に積んで、沢のぼりに使うタープを上に張るだけ。
簡単にできるし、残雪期の樹林帯はこれで十分だ。
ゾロアスター梶川の復活を祝い、焚き火を囲む。

翌朝は快晴。陽が上るにつれ、雪も腐ってきた。
スキーでモナカ雪を踏みしめ、カンバの生えた緩やかな尾根から頂稜へ至る。
次第にオホーツクの海が広がり、はるか沖合へと後退した流氷が見える。

頂上は360度の展望台だ。
西にウエンシリ地塁。オジロワシが悠然と舞う。
北にのっぺりとした毛鐘尻山とピヤシリ。
南に北見富士の山塊と天塩。
特にウエンシリの連なりは日高を思わせる白い屏風のようで、印象に残った。

それにしても動物の気配が薄い山だった。
うさぎや狐のトレースはわずかに見られたが、鹿の足跡は皆無だった。
昨年のポロヌプリではうじゃうじゃ見かけたが、山域によっては全く生息していないのだろうか?

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