粟立山
- GPS
- 06:52
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 970m
- 下り
- 969m
コースタイム
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 7:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
気温が上がりデブリが各所にでていた。 雪崩の出そうな急斜面は避けて滑りました。 |
写真
感想
矢代山地の山々のなかでまだ行ったことのない山も少なくなってきた。
この粟立山もあまり知られた山ではないが、昨年末にボーダーが雪崩で遭難しニュースになったのを知っている人はいるようだ。
西の谷の駐車地点であった地元の釣人に「どこの山に行くの?」と聞かれたので
粟立山と答えると「最近スノーボーダーが遭難した山だね」と知っていた。
万内川に沿って広々とした地形の中を進んでいく、砂防工事による堰堤がいくつもあり、いずれの堰堤も満砂していることから、かなり荒れる川ということだろう。
大きな堰堤を越え少し進むと左斜面からのデブリがいくつかある。
ここで先行パーティーが滑り降りてきた。聞いてみると山頂まで行かないでその下の地点で引き返してきたようだ。すべりを優先するなら雪が腐らない早朝に下るということはよく理解できる。
彼らが来た方向へ進むこととし、万内川と別れ左の谷へルートを取る。この谷を進むと稜線到達手前でようやく粟立山の前衛峰が見えてくる。これを目指して右の尾根状になっているルートを進むと、山頂に近ずくに従い左側が急斜面、その上は亀裂の入った雪庇状態の斜面が覆いかぶさる、その下を左にトラバースするのは気が重い。しかたなくそのまま進み右を巻くことにするが、一部雪が切れているので20メートルほどスキーを脱いで藪漕ぎして上の段に乗る。
ここからは急斜面の登り、右側が急傾斜で落ちて、雪がカリカリ状態なので少し緊張するが、稜線に出れば粟立山頂はすぐそこ。
山頂に到達するとすぐ奥に山頂より高いピークがあるのでそこまで行ってみる。
日本海から鉾、烏帽子、阿弥陀、昼闇、雨飾など頚城の山々が見渡すことが出来るすばらしい場所。
充分景色を堪能し下山、山頂東側は急斜面で雪崩の起きそうな地形、東側斜面に木が無いのも雪崩によるものかもしれない。
ところどころに太い木が途中で折れている、やはり雪崩の多い地形らしい。
雪は腐り始めているがなんとかスムーズに滑る降りることが出来大満足。
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