大瓢箪山(おおふくべやま)激ラッセル,季節外れのパウダー
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,364m
- 下り
- 1,363m
コースタイム
4.56 960m 稜線
6.13 1054m 細尾根
8.06 1340m 下り
9.58 1549m 大瓢箪山
10.20 1549m 大瓢箪山発
10.41 1240m 登り返し
12.13 900m スキー場
12.21 430m スキー場駐車場
天候 | 曇り時々張れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
中宮スキー場は閉鎖中だが駐車場は利用可能 |
その他周辺情報 | 花川の 冷キノコそば 最高 |
写真
感想
季節外れのパウダーが楽しめるか、今日はスーパーファットで行くしかない。
ここ数日の降雪は白山の市ノ瀬で1mを超える降雪になっていた。今日はパウダーを楽しめるぞとサブと大瓢箪山を目指した。この大瓢箪山はマイナーな山だが山頂からの展望は遥か白山だけでなく笈が岳、大笠山を見渡す絶好の位置にある。ただしその行程は長く、尾根のアップダウンに苦しめられる。こう書くとスキー向きじゃないと思うかも知れないがアップダウンがあるからこそスキーでルート工作をうまくすればアップダウンもちゃらにできるのである。
今日はサブに玄人のトラバースを見せてあげよう。今は閉鎖された中宮温泉スキー場を朝3時に出た。いきなりのラッセルだ。ポンで良かった。高度を上げるに連れ雪は深くなって行く。稜線に出る頃は新たな降雪は50cm以上はありそうだ。
稜線に出て交代でガンガンラッセルを回す。厳冬期と変わらない。難しい巻きはまだまだ二軍のサブには手強いので僕が先頭でルートを伸ばす。1054付近の細尾根はガリガリ急登で難儀したが必殺ウィペットで木を引っ掛けながら体を持ち上げる。ウイペットは滑落時だけに使うのではない。木を引っ掛けて登ると言う必殺技がある。
時に雪が降り強風が吹き付ける生憎の天気だったが大瓢箪山が見える頃天が割れ青空が広がった。素晴らしい、樹氷が青空に映える。今日も来て良かった。
さあ最後の登りで大瓢箪山に着いた。出発から7時間であった。今日のラッセルは中々きつかった。ここからさらに先大笠山に向かう手もあったが、雲に覆われて大笠は見えなかった。天候もまた荒れて来たし今日はここまでとして、晴れた日にとっておこう。
山頂からはパウでした。三月下旬にスーパーファットでパウ出来るとは思わなかった。今日も生きてて良かったです。登りに苦労したトラバースも帰りはスイスイです。どうにもならない一カ所だけシールを使ったが、他は完璧なルート工作で素早く下りて行けた。
最後貸し切りのスキー場を滑ってゴール。しめて9時間半、大瓢箪山 中々手強かったです。山スキー万歳!!
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