御飯岳と小串(硫黄)鉱山跡探策


- GPS
- 06:44
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 756m
- 下り
- 773m
コースタイム
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 6:45
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
毛無峠〜御飯岳…特に問題なし 小串鉱山探索…毛無峠〜雨量計〜小串地蔵堂は道もはっきりしています。尚、雨量計からは未舗装道路から山道に入りますが、取付きがかなりわかりにくいです。 未舗装道路はジロ−坂経由で集落跡に続く形となっていますが、火薬庫跡付近で道路崩壊。そこから道路は不明瞭でほぼトレ−ス出来ません。 |
その他周辺情報 | 万座高原ホテルで日帰り温泉利用:\1,500 |
写真
秋晴れの良い天気です(mo)
ここまでの道中、草津白根山の周辺には、たくさんのカメラマンがいらっしゃいました。これは、毛無峠からの破風岳の様子ですね。(d)
最初は白馬だけでしたが、登るにしたがって五竜や鹿島槍も見えてきました。(d)
この先に進む事を提案したdorosukeさんに対して、『もう藪漕ぎは十分』と思い、引き返して頂きました(mo)
止めていただいて感謝してます(d)
感想
dorosukeさんをお誘いして御飯岳へ。
御飯岳が目的というより毛無峠からの絶景を楽しみたいのが、来た理由の一つ。
もう一つの理由は且つて、この地にあった小串鉱山跡の探索です。
早朝に毛無峠について先ずは御飯岳へ。
小串鉱山の索道跡の横を通り抜けて、先ずは毛無山へ。道はしっかりしていて、毛無山からは徐々に高度を上げていきます。見た目は近そうなのですが、中々距離があり、御飯岳にはそこそこかかって到着。御飯岳山頂部は残念ながら展望なし。
来た道を引き返し、途中で改めて、北アルプスの展望を楽しみながら、毛無峠に戻ってきました。
さて、毛無峠からはいよいよ小串鉱山の探索。
且つては2000人以上の方か住んでいた天空の鉱山町で小学校迄あったようです。
未舗装のつづら折の道路を下っていき、且つての居住跡に向かいますが、1971年に閉山されてから50年以上の月日が経っており、今は集落跡には唯白い大地が広がっているだけ。唯、それでも笹薮をかき分け、神社跡を発見。
その後、斜面をよじ登り、鉱山の選鉱所跡や坑道入口を見つけました。
更に、帰路の途中で変電所跡や小串鉱山の歴史等を記した碑を発見。
且つて、毛無山の斜面が山体崩壊し、山津波で245名の方が無くなられて様です。
悲しい歴史の小串鉱山を後にして毛無峠に戻り、途中で万座温泉で一浴して帰路に着きました。
dorosukeさん、ご同行ありがとうございました。
momohiroさんのおすすめで、以前から温めていた御飯岳と小串鉱山の探索を、秋晴れの日に決行することができました。
御飯岳は、毛無峠から毛無山周辺は素晴らしい展望の中を登ります。そして、御飯岳への登りとなると、道は樹林帯に入りますが、それでも背後や樹間などから素晴らしい展望を楽しむことができました。青空や遠くの冠雪、そして紅葉など、秋の素晴らしい風景を楽しむことができました。
小串鉱山跡は、日本の産業の歴史の一部なのですが、閉山となったのは万博の翌年にあたり、日本の産業の変遷を感じるところ。記憶にあるあの時代に、こういった仕事と暮らしがあったことが不思議な感じがします。小学校の社会科の授業など思い出しますが、感慨深いものでした。
毛無峠の展望は大変良かったので、また、破風岳と土鍋山を登りに再訪したいと思います。
momohiroさん。素晴らしい山をご紹介いただきありがとうございました。
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