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Yamareco

記録ID: 60555
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山滑走
谷川・武尊

守門岳〜夏道から

2010年04月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:30
距離
12.9km
登り
1,133m
下り
1,121m

コースタイム

二分530〜夏道尾根取り付き(林道終点)630〜猿倉山脇〜オカバミ沢へ下降730〜高度950m滝900〜夏道尾根へ登り高度1000m930=1000〜守門青雲岳1200〜広大な西尾根滑降〜出合1250〜林道1330〜二分P1400
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2010年04月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
夏道にトレールはあったが、スキー登り向きじゃない。
オカバミ沢は滝が2個出ていて、2個目で嫌気がした。
青雲岳から下りの尾根は、守門岳で一番大きく広い尾根。上部は快適なザラメ。下部は少し重いシャーベット。
尾根の下部でオカバミ沢の横断はブリッジで簡単だが、やはり少し登り返さないと、林道には出られない。
高度400mから+1100mで1500mまで
本日百人登山。
夜が明けたばかりのスタート地点。夜中は曇っていたのに、朝になると予報通り晴れる。雪は大勢の客の通行でぐずぐず、人気ルートで、最近は平日でも天気がいいと、客が来る。高齢者スキーは多い?それだけでも、ないでしょう。
2010年04月10日 05:28撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 5:28
夜が明けたばかりのスタート地点。夜中は曇っていたのに、朝になると予報通り晴れる。雪は大勢の客の通行でぐずぐず、人気ルートで、最近は平日でも天気がいいと、客が来る。高齢者スキーは多い?それだけでも、ないでしょう。
遠くに本峰が見えてきました。真ん中の広い谷(オカバミ沢)の左が、守門西峰(青雲岳)で、右が本峰。大岳は左に切れています。
2010年04月10日 05:34撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 5:34
遠くに本峰が見えてきました。真ん中の広い谷(オカバミ沢)の左が、守門西峰(青雲岳)で、右が本峰。大岳は左に切れています。
2010年04月10日 06:27撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 6:27
林道終点先から凹状を登って振り返る。高くなった、でも高度700m
2010年04月10日 08:07撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 8:07
林道終点先から凹状を登って振り返る。高くなった、でも高度700m
上を見る。
2010年04月10日 08:07撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 8:07
上を見る。
オカバミ沢の問題の1個目の滝。右小さく巻く。
2010年04月10日 08:18撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 8:18
オカバミ沢の問題の1個目の滝。右小さく巻く。
その後に2個目の滝。写真で見ると登れそうな気もするが、もう気分がめいって、1個めで相当疲れて、何でこの程度の滝が埋まっていないんだ。
 谷が広いから、左右からの雪崩がなくて、滝が埋まらない。積雪量の問題じゃなくて、地形も問題でしょう。マチガ、一ノ倉なら、50mの滝でも埋まるのは、左右の岩壁から大量の積雪がそこに雪崩れるからで、ここは広くて優雅な谷だから、そこまで雪が雪崩れてこないっていう理由です、きっと。
2010年04月10日 09:25撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 9:25
その後に2個目の滝。写真で見ると登れそうな気もするが、もう気分がめいって、1個めで相当疲れて、何でこの程度の滝が埋まっていないんだ。
 谷が広いから、左右からの雪崩がなくて、滝が埋まらない。積雪量の問題じゃなくて、地形も問題でしょう。マチガ、一ノ倉なら、50mの滝でも埋まるのは、左右の岩壁から大量の積雪がそこに雪崩れるからで、ここは広くて優雅な谷だから、そこまで雪が雪崩れてこないっていう理由です、きっと。
尾根に登り返して手前で休んでいると、50m横の稜線を客二人が登っている。こちら気付かなかったようだが、勇気づけられて、今日のさらに登行を思う。
2010年04月10日 09:44撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 9:44
尾根に登り返して手前で休んでいると、50m横の稜線を客二人が登っている。こちら気付かなかったようだが、勇気づけられて、今日のさらに登行を思う。
2010年04月10日 09:59撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 9:59
2010年04月10日 09:59撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 9:59
上から、自分の谷中のトレース見る。点々とよわよわしいが、しかし、意味がありそう。
2010年04月10日 10:00撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 10:00
上から、自分の谷中のトレース見る。点々とよわよわしいが、しかし、意味がありそう。
2010年04月10日 10:56撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 10:56
夏道ルートにツボ足トレース。
2010年04月10日 10:56撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 10:56
夏道ルートにツボ足トレース。
2010年04月10日 11:03撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 11:03
大岳の向こう側雪庇。
2010年04月10日 11:15撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 11:15
大岳の向こう側雪庇。
2010年04月10日 11:17撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 11:17
2010年04月10日 11:28撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 11:28
稜線に出ると、向こうに粟ヶ岳方面
2010年04月10日 11:31撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 11:31
稜線に出ると、向こうに粟ヶ岳方面
大岳雪庇とコル。何だか遠い。
2010年04月10日 11:32撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 11:32
大岳雪庇とコル。何だか遠い。
2010年04月10日 11:38撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 11:38
2010年04月10日 11:38撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 11:38
向こうは飯豊連峰。
2010年04月10日 11:38撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 11:38
向こうは飯豊連峰。
西峰(青雲岳)の雪庇
2010年04月10日 11:47撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 11:47
西峰(青雲岳)の雪庇
2010年04月10日 11:47撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 11:47
2010年04月10日 11:48撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 11:48
守門西峰間近に。
2010年04月10日 12:02撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 12:02
守門西峰間近に。
本峰方面に客が多い。
2010年04月10日 12:02撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 12:02
本峰方面に客が多い。
西峰頂上
2010年04月10日 12:02撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 12:02
西峰頂上
2010年04月10日 12:13撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 12:13
そこから誰も通っていない真下の広い尾根を滑降して、振りかえり。たまには自分のウンコ跡じゃなくて、シュプール。快適ザラメ。ザラメシーズンは短いです。
2010年04月10日 12:13撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 12:13
そこから誰も通っていない真下の広い尾根を滑降して、振りかえり。たまには自分のウンコ跡じゃなくて、シュプール。快適ザラメ。ザラメシーズンは短いです。
さらに続けて下って来て。
2010年04月10日 12:18撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 12:18
さらに続けて下って来て。
2010年04月10日 12:19撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 12:19
2010年04月10日 12:27撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 12:27
2010年04月10日 12:28撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 12:28
けっきょく、真ん中の谷の左を登って、右を滑ってきた。
2010年04月10日 14:30撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 14:30
けっきょく、真ん中の谷の左を登って、右を滑ってきた。
4月になっても真っ白なのは、なだらかな山にたくさんの積雪が残っているわけで、こういう山は大好きですよ。左の大岳もそれなりに、大きな存在感があるわけで。
2010年04月10日 14:45撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 14:45
4月になっても真っ白なのは、なだらかな山にたくさんの積雪が残っているわけで、こういう山は大好きですよ。左の大岳もそれなりに、大きな存在感があるわけで。
2010年04月10日 14:45撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/10 14:45

感想

守門岳は3度目になるねえ。大原スキー場からと、大岳登下降。先週の浅草岳から、格好のいい守門岳をじっくり見てしまって、だから今週の快晴もそこへ行こう。違うルートから登ろうというわけで、夏道周辺のオカバミ沢は登れないんだろうか。この沢の左の夏道や、右の広い尾根は登下降されているようだけど。
 二分に早朝について早い時間5時半に出る。最初の橋を渡らずに、もう主要トレースと別れる。林道をそのまま進んで、次の橋を渡って林道終点まで。夏道へはつぼ足のトレースが登って行ったが、さらに林道の奥まで。さて、この尾根を上手に巻いて向こうの沢に下りるらしいが、高度で100mくらい登って、向こうの緩斜面を沢に下る。思っていたように沢はブリッジになっていて埋まっている。
 さていい感じで登り始めたのだが、高度800m辺りで1個目の滝が出ている。水が出ている部分はほんの3mなのだが、仕方がないアイゼンで右を小さく巻くが、なんだか危うい。
 もう滝はないだろうと思っていたのに、950mで2個目の滝が見えて、もうがっかりさせられる。巻く気力もなくて、左の夏の尾根が案外近いところまで下がって(というか、この沢の高度が上がって)、少しで尾根に出る。その手前でついに疲れて、コンロ出して大休止。
 午前10時、もう下ろうかと弱音吐いたところに、なんとつぼ足二人登山者が登ってきた。横わずかに50mのところを、気がつかずに登っていく。見た目尾根は急斜面なのだが、つぼ足トレースがしっかり着いたと思いなおして、飯の後に、そのままアイゼンで尾根に合流する。さらにそのまま1時間ほど登る。
 ピークを1個越えると、またなだらかになったからスキーをはく。左大岳からの数人がコルを越えてこちらにくる。大岳へのコルはかなり低く思える(1300mなのだが)。
 さて分岐のピークに登ってから、いよいよ守門岳西峰になる青雲岳に出る。ちゃんとしたルートに出れば、先の休憩から2時間で頂上に出た。さらに向こうの本峰に登らないと先週の浅草岳は見えないのだが、登らなかったから見えなかった。ちょっと風の強い青雲岳で下りの用意。その間に数人のスキーヤーが脇を通過した。この尾根は誰も登ってこなかったし、下っていない。
 きれいな広い尾根のザラメを一人で楽しむ。高度差で500mも無木立の長い尾根だった。その下でブナ林に入るが、尾根を外さないように、ナビを見ながら気を使って、無事に末端で朝の自分のトレースに合流する。下りはわずかに40分。さらにここから末端尾根を巻くのを省略して、沢の水線近くを下ったが、やはり2回の登り返しがあって、この辺りは複雑な地形だ。30分ほどで林道に合流して、後は林道下り。
 初めてのルートを登ったが、とくに下りは素晴らしかった。

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