記録ID: 6057168
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ハイキング
東北
みちのく潮風トレイル(綾里駅〜立石山〜綾里崎)
2023年09月30日(土) [日帰り]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 554m
- 下り
- 555m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
草が繁茂しコースが不明瞭な箇所が複数あります。地図、トレイルルートを示すリボンを確認しながら慎重に歩く必要があります。GPSなどを活用しながら歩くことをお勧めします。 ○田浜上〜稜線 伐開地の中を歩くので草が茂りルートは不明瞭、沢をわたる箇所が特に不明瞭。 ○藤二大明神近く、牛柵を越える箇所が草茂りルートが見えなくなっています。柵を越えたら無理に草の茂みを斜め右方向に行きます。(左方向の林内のほうが踏み跡があってルートに見えますが、右斜めの草むらに分け入らないと藤二大明神跡に到達できません。草むらを越えると、すぐに味噌玉石が見えてきます) ○藤二大明神跡の鳥居から上ヘ向かう参道?は、草が茂り放題で全くその面影がなくなってしまっています。草が刈られるまであえてよらないことをお勧めします。とても苦労します。 ○四阿のある展望広場(展望はきかない)の周囲は、平坦で、かつ、一面ワラビ等の草が生い茂って、その先のコースが全く見つけられませんでした。かろうじて、数十メートルほど先の樹木の枝にトレイルの青いリボンを見つけそこに向かいうことで、道なき?草むらを横断してやっとルート復帰できました。 ○綾里崎入口〜綾里崎燈台までの間は、トレイルルートではないこともあってか、さらに道が不明瞭で、実際、入口付近、大きく崩落し、倒木で道が失われていました。その先さらに難路が予想され、最新情報も持っていなかったので、私は今回は灯台へ向かうことは断念しました。 |
写真
感想
綾里半島巡りのコース。低山をゆくトレイル沿いには、目を引く白い小さな謎の花が一面に咲いていました。他の植物がほとんどないほどに優占していて、何か不思議。キク科ぽいけど、見慣れない種なので帰ってから調べて、ようやく判明、「マルバフジバカマ」、環境省が「生態系被害防止外来種」に選定する外来種でした。そして大船渡でも分布拡大が問題視されていました。毒を持ちシカの食草にならず、そのために勢力を広げている厄介な種。このような山野にまでも、外来生物が進出してしまっていた現場でした。
気候変動対策の最前線の大気観測拠点として綾里崎の名は知っていましたが、そこを実際に訪れてみると、その足下にも、別のもう一つの問題、生物多様性の危機が迫っていました。「越鬼来」「鬼間ヶ崎」「鬼沢」といった「鬼」のつく地名が残るほど、かつて辺境と思われていたこの地にも、もはや地球環境問題とは無縁ではない現実がありました。歩いて見れば、いろいろなものが見えてくると、あらためて実感する旅でした。
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