【多摩100山】本仁田山(奥多摩三大急登の大休場尾根に挑戦)
- GPS
- 03:51
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 938m
- 下り
- 1,026m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特になし |
写真
感想
今日は奥多摩にある本仁田山に登る。
本仁田山は奥多摩駅の北側に位置する標高1224mの山だ。
奥多摩駅から出発し、林道から安寺沢を経て大休場尾根を登るコースだ。帰りはコブダカ山を通って鳩ノ巣駅まで下っていく。行きも帰りも電車だけで良いためアクセスしやすい。
この大休場尾根は奥多摩三大急登の一つらしい。厳しいコースではあるが、標準のコースタイムは短いためちょっとした体力試しには丁度いいかもしれない。
【奥多摩駅〜登山口】
奥多摩駅に着くと、若干の気温の低さは感じるものの、まだまだ半袖でも出歩けるレベルだ。
もう10月半ばだというのにどうなっているのか。
平日にもかかわらず駅前は登山客で賑わっている。
多くの登山客はバスに乗り東日原まで向かう。
僕は日原川沿いを渡り、氷川国際ます釣場に着くと、民家に囲まれた林道に入る。
やや傾斜のある林道を三十分ほど歩くと、ようやく登山口に着く。
この先にも民家があるようで、車の行き来が見られる。
既に疲労気味で、ここから地獄の急登が続くため、ここで少し休憩を取る。
【登山口〜山頂】
登り始めから傾斜がえげつない。
序盤はつづら折りのようなクネクネ道があり、途中から狭いトラバース道に入って行く。足場が悪い場所もあるため細心の注意を払う。
休める場所がまったく無いため、僅かに平らな部分を見つけては息継ぎをするかのように休息をとる。汗が止まらない。
トラバース道が終わり、広めの尾根に着く。
ここからが例の大休場尾根である。
ここまでで既に急登が続いたため、足が少し痛み出す。
尾根を歩いていると、先ほどまで登ってきたトラバース道に比べ、なだらかな坂もあり休憩はしやすくなったように思う。
しっかりした尾根道であるため、不明瞭な道もなく迷いなく進める。
ウォームアップの効果もあるだろう。足が止まる数も減り、スムーズに登れるようになる。
山頂が近づくと、より勾配は急になり、足場も悪くなる。
徐々に勾配は緩くなり展望も開けていくと、山頂が見えてくる。
【山頂〜下山】
本仁田山山頂は少しだけ開けたスペースになっていてベンチが二つある。
少しだけ展望もあり、石尾根か何かの山々が確認できる。
先客は一人だけいた。
ここで昼食をとろうと思ったが、虫がぶんぶん飛び回っているため、少し離れた林の中で食べ歩くことにした。
下山ルートは、このまま鳩ノ巣方面へ向かう尾根道とする。
全体的になだらかな坂になっており、随所で平坦な道も見られる。
平均勾配は、体感的に登りの半分以下ではないかと思う。
(ちなみに大休場尾根の平均勾配は35度程度らしい。)
しかし距離はその分倍程度になるため、ここを山頂まで登るというのも中々体力が要るだろう。
本仁田山からほど近くにコブダカ山というピークがあり、この山の付近に少しだけ開けた場所がある。近くに聳える川苔山が見られる。
コブダカ山からは杉ノ殿尾根を下って行く。
登り返しもなく、なだらかな坂をひたすら下る道だ。
林道に出ると、川苔山からの下山ルートと合流するため複数人のハイカーも見えてくる。
川苔山の人気はやはり凄い。
林道の近くには「大根山の神」という祠がある。ここを通って引き続き鳩ノ巣に向かって下る。
以前、川苔山を登った時に下山ルートで使った場所だ。
林道から三十分ほどで鳩ノ巣駅に着く。
今回は短めのハイキングだったが、奥多摩三大急登に挑戦できたのはいい経験になった。
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