荒島岳（白山はやっぱり白い山だった！）

2015年03月28日(土) [日帰り]

• GPS: 10:00
• 距離: 11.2km
• 登り: 1,322m
• 下り: 1,327m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:54
• 休憩: 3:05
• 合計: 9:59

距離 11.2km 登り 1,322m 下り 1,327m

6:16 勝原スキー場
7:47 7:49 トトロの木
8:22 8:24 深谷ノ頭
9:30 9:57 もちが壁
10:20 10:21 前荒島
11:12 13:00 荒島岳
13:20 前荒島
13:40 もちが壁
13:51 しゃくなげ平
14:26 14:36 小荒島岳
15:04 15:05 しゃくなげ平
15:30 深谷ノ頭
15:40 15:50 トトロの木
15:50 16:14 勝原スキー場
16:15 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【駐車場・アクセス】
　福井ICから国道158号線を九頭竜方面へ約50分。勝原スキー場跡駐車場へ。駐車場は2か所ほどあり、30台ほど停められます。当日の路面の積雪はありませんでした。当日、朝4:30で気温氷点下2℃でした。

【駐車料金】
　無料。

コース状況／危険箇所等

【コース状況】
＜駐車場〜しゃくなげ平＞
　最初はスキー場跡を登ります。いきなり急登続き。リフト頂上駅跡から登山口へ。トレースはしっかりとありアイゼンのみで踏み抜きは少なかったです。結構な急登が断続的に続きます。

＜しゃくなげ平〜荒島岳＞
　一旦下り、登り返します。（雪道はシャクナゲ平をショートカットできます）トレースはばっちり。踏み抜きは少ないですが、踏み抜くと股下くらいまで落ちるのでご注意を。もちが壁手前でピッケルを投入。一つ間違えば滑落の危険があります。もちが壁から山頂までは急登続きです。

＜しゃくなげ平〜小荒島岳＞
　なだらかなアップダウンの気持ちいいルートです。トレースもばっちり、踏み抜きも少なかったです。

【ルート全体の状況】
　雪質は軽くトレースもあるので、全体的に歩きやすかったです。朝は雪が比較的締まっていて登りやすかったですが、下りは雪がグズグズでシャーベット状、アイゼンが効かず、滑るので慎重に歩きました。もちが壁は上り下りとも滑落のリスクありで注意が必要です。

その他周辺情報

【トイレ・コンビニ】
　駐車場にあるトイレは冬季閉鎖中です。山行途中はありません。コンビニは国道沿いに数か所あります。

【温泉】
　九頭竜方面に「平成の湯」、福井方面に「みらくる亭」があります。

写真

3/28 6:15

勝原スキー場跡に4:30着。数台がすでに停まっていました。車中泊をされていた様子。気温‐2℃、曇り空で風が強く寒い。
トイレは冬季閉鎖中で使えませんでした。

3/28 6:16

恒例の電話ボックス「登山届入れ」。届を提出し、出発！

3/28 6:19

最初はスキー場跡地を登ります。
先行者が数名。
寒いので少し凍り気味。

3/28 6:49

朝日が雲に隠れています。
晴れるかなあ・・・

3/28 6:58

スキー場跡地はこんな感じ。
結構な急登です。途中、出会った登山者さんと話をしながら登ります。

3/28 7:04

リフト頂上駅跡地への急登。

3/28 7:37

リフト駅跡の残骸。
かなり雪に埋まっています。
昨年の今頃は土が見えていたのに・・

3/28 7:46

登山口の標識も埋もれてどこにあるかわかりません。

3/28 8:07

トトロの木。
なぜトトロ・・？？

3/28 8:26

途中、白山の展望が！！

3/28 8:49

荒島岳の偽ピークも。

3/28 9:01

シャクナゲ平への急登。
写真ではわかり辛いですが、かなりの急登です。

3/28 9:14

なので・・
シャクナゲ平をショートカットします。

3/28 9:22

もちが壁手前からの白山！！
むっちゃきれい！！
それに、晴れてきた！！

3/28 9:37

ここでピッケル投入。
いろんな登山者さんとの話を楽しみました。
みなさんありがとうございました！！

3/28 9:52

さあて・・
いよいよ、もちが壁に取りつきます。

3/28 9:52

3/28 9:54

最初はこんな感じ。
雪が少し崩れますが、トレースがしっかりしているので、歩きやすい。とはいえど、油断禁物。ピッケルを効かせながら登ります。

3/28 9:54

もちが壁〜
ほんと壁です・・・

3/28 9:57

傾斜はこんな感じ。
かなり急な壁です。

3/28 10:13

核心部を越えると・・

3/28 10:16

素晴らしい稜線が！！
しかもどんどん晴れてきた。
でも、ひたすら急登が続きます・・

3/28 10:25

山頂が見えた〜
雲がかっこいい！！

3/28 10:25

白山！！

3/28 10:28

ひし形の雲。きれい！
ここで出会った登山者さんと、またいろんな話をしました。

3/28 10:28

空も雲もきれい！！

3/28 10:33

山頂まで、もう一つ急登を越えなければなりません。

3/28 10:34

振り返ると、こんな絶景が。

3/28 10:43

う〜ん、この景色が見たかった〜
ここ好きです！

3/28 10:43

テンションあがりまくり〜

3/28 10:46

この標識、昨年はなかった。
山頂までもう少し。

3/28 10:47

この稜線を一気に登ります。

3/28 10:51

シュカブラ〜と白山。

3/28 10:53

ガンガン登ります。

3/28 10:56

振り返ると、たくさんの登山者さんたちが登ってきます。

3/28 10:56

常に白山を眺めながら歩きます。
なんと贅沢な稜線歩きでしょう！

3/28 10:56

ここの傾斜はこんな感じ。

3/28 10:56

絵になります。

3/28 10:56

ガンガン登ります。
この方と楽しい話をさせていただきました。

3/28 11:00

もう少し。

3/28 11:00

この、斜面をトラバースしたのは何者？？

3/28 11:04

やった〜
ついに山頂に到着！！
ここからの白山は素晴らしい！！

3/28 11:10

山頂にはたくさんの登山者さん。

3/28 11:10

続々と登って来られます。

3/28 11:10

祠。

3/28 11:11

奥美濃の山々。

3/28 11:11

大野平野。

3/28 11:16

白山をバックに

3/28 11:16

テンションあがりっぱなしです。
この写真を撮っていただいた方とも、道中いろんな話をさせていただきました。ありがとうございました！！

3/28 11:27

山頂からさらに東の稜線へ向かいます。

3/28 11:27

そこからの白山も素晴らしい！！

3/28 11:27

3/28 11:28

東側からの荒島岳山頂。

3/28 11:29

登ってきた荒島岳の主稜線。

3/28 11:31

奥美濃の山々。能郷白山など美しい山々が見渡せます。

3/28 11:40

この贅沢な景色を眺めながら、昼食にします。

3/28 12:02

主稜線の雪庇。
結構な迫力。

3/28 12:11

3/28 12:12

3/28 12:12

3/28 12:13

3/28 12:14

真ん中に大日ヶ岳。
その両脇奥に乗鞍岳・穂高・槍の山々が見えます。

3/28 12:36

3/28 12:46

3/28 12:46

南側斜面、割れてる・・・

3/28 12:49

御嶽山もずっと見えてます。
噴煙もはっきりと見えます。

3/28 12:50

乗鞍岳。

3/28 12:50

槍・穂高連峰。

3/28 12:50

3/28 12:50

白山にかかっていた雲がなくなりました。

3/28 12:50

ズーム！

3/28 12:50

別山ズーム！
やっぱりかっこいい！！

3/28 12:50

御前峰ズーム！
素晴らしい！！

3/28 12:53

風も少なく暖かかったので、2時間近く山頂でまったりしてました。そろそろ下山せねば。

3/28 12:53

名残惜しいので、もう1枚。

3/28 12:59

次は、この稜線の先っぽに見えている、小荒島岳に向かいます！

3/28 13:01

こんな贅沢な景色を眺めながら、今度はガンガン下ります。

3/28 13:01

立派な雪庇。

3/28 13:03

う〜ん。下りも足が止まります。

3/28 13:07

振り返ると、立派な稜線。

3/28 13:08

ここ結構な下りです。ピッケルを効かせながら慎重に下ります。
もう雪がグダグダになってきています。

3/28 13:09

ここの高度感が好きです。
かっこいい！！

3/28 13:09

何度も荒島岳を振り返る。

3/28 13:09

3/28 13:12

3/28 13:29

もちが壁を慎重に下ります。
結構な高度感。

3/28 13:29

急降下〜
雪が崩れてきています。
慎重に・・・

3/28 13:29

あの先端、小荒島岳へ向かいます。
一度シャクナゲ平へ登り、さらに下り、登り返します。

3/28 13:31

3/28 13:32

もちが壁全景・・ではないか。
この上の奥も壁が続いてます。

3/28 13:33

3/28 13:33

3/28 13:56

さて、シャクナゲ平から小荒島岳へ向かいます。

3/28 14:10

小荒島岳への急登。

3/28 14:12

もう少し。

3/28 14:12

おっと・・
この木が何故か存在感を放っていましたので、1枚パシャリ。

3/28 14:15

小荒島岳に到着！！

3/28 14:15

ここからの白山も

3/28 14:15

素晴らしい！！

3/28 14:15

能郷白山かな？

3/28 14:18

ここからの荒島岳が好きです。

3/28 14:18

かっこいい！！

3/28 14:30

3/28 14:31

3/28 14:34

さて、時間が押してきたので、急いでシャクナゲ平へ向かいます。

3/28 14:49

途中、荒島岳がかっこいい！！

3/28 14:55

シャクナゲ平から。

3/28 14:58

最後にシャクナゲ平から白山をこの目に焼きつけて・・

3/28 14:57

ここからの急登を一気に下ります。

3/28 15:18

荒島岳の北壁。
綺麗！！

3/28 15:18

3/28 15:37

ガンガン下ります。

3/28 16:07

なが〜い影。
スキー場跡の雪はシャーベット状で、グダグダです。

3/28 16:10

駐車場には数台の車しか残っていません。

3/28 16:17

スキー場跡を下り切り、無事下山。
グダグダでしたが、最後まで雪が途切れませんでした。

3/28 18:21

温泉はみらくる亭へ。
昨年同様、最後の急登が待っていたのである・・・

撮影機器：

PENTAX K-50 PENTAX

SO-01F Sony

装備

個人装備

スノーシュー レインウェア ツェルト アルパインポール アイゼン ピッケル 防寒着 ファーストエイドキット ストーブ・クッカー 非常食・水 GPS・地図・コンパス ランプ・予備電池

感想

なるなる

　やっぱり今年も真っ白な白山が見たくて、今季最後の雪山歩きを荒島岳に決定！天気予報と相談しながら日程を練っていました。かなり気温が上がってきたので、雪の状態を心配しながら今回の山行を計画。
　朝は曇り空で風が強く、かなり寒かったので、稜線はどんなことになっているんだろうと不安に思いながらスタート。ここはいきなりの急登で、最後まで急登が続くので、自分の体調と睡眠不足と相談しながらゆっくりと登り始めます。
　途中出会った、いろんな方々との山話を楽しみながら登りました。
　一番心配していた、もちが壁はトレースがしっかりしていて、登りやすかったです。ただ、下りは雪がグズグズだったので滑落のリスクがあり、ピッケルを効かせながら慎重に下りました。
　荒島岳の稜線歩きは、白山の絶景を常に眺めながらの楽しいものでした。途中出会った方と「涙が出るくらいの絶景ですね！」と話していたのをよく覚えています。
　視界もクリアで、天候に恵まれたおかげで、山頂でなんと2時間近くもまったりとしてしまったため、急いで小荒島岳へ。ここからの荒島岳の展望が最高ですね〜！！ちょっと無理しましたが、来てよかった〜と思える素晴らし場所です。
　昨年より積雪量がかなり多いのにびっくりでしたが、今季最後の雪山歩きにはふさわしい山行ができました。何より、途中で出会った方々に親切にしていただき感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました！！また、どこかの山でお出会いできることを楽しみにしてます。

コメント

s_fujiwara

narimiyaさん おはようございます！
今回も素晴らしい山行ですね。
荒島岳は白山の眺望は抜群と聞いていましたが、写真を見せていただき全くその通りだと思いました。
いつもの体力でガンガン登っておられる様子が伝わってきます。
昨夜は撮り貯めたNHKの「日本百名山」を見直しました。
５月ごろの記録でしたが、相当雪が残っていました。
今の時期に登られているということは、やはり経験と体力がないと実行できないですね。
いい展望を見せていただきました。
ありがとうございました。
そしてお疲れさまでした

なるなる

s_fujiwara さん、こんばんわ！
いつもコメントをありがとうございます。
お身体の調子はいかがですか？
ぶり返すと大変なので、くれぐれも無理なさらないようにして下さいね。

荒島岳からの白山の眺望は最高ですよ！
特に雪の白山連峰を眺める場所としては、一番大好きな場所です。
ただ、この山はひたすら急登続きですが・・・
この日は天気にも恵まれて、感謝感謝です！

NHKの日本百名山、いいですよね。最近はグレートトラバースを見てはテンションを上げています。
三峰山での出会いが、こんな風につながって嬉しい限りです！
これからもよろしくお願いいたします！！

no2

narimiyaさん こんにちは。
いいカメラをお持ちでしたから私の腕でも綺麗に撮れていて安心しました。
こちらこそ、いいアングルで撮っていただきありがとうございました。
今年６座目の雪山でしたが、一番綺麗な写真が撮れたかと思う山行きでした。

もちが壁の下りを心配しておりましたが、思ったより雪の状態が崩れていなくて良かったですね。樹林帯のシャーベット状の方がアイゼンの爪の効きも悪く滑りましたから、底のアンチスノープレートをソリ代わり？にしてスケートでもしているように楽しく下りました。

殆んどソロで登っておりますので、あなたのような気持ち良い方と山でお会いできるのも楽しみの一つです。こちらこそいい思い出になりました。
最低、月２回は山へ出掛けておりますので、同じ地方の山で再会できる事を楽しみにしております。

なるなる

no2 さん、こんばんわ！
コメントありがとうございます！
先日は、素敵な写真を撮っていただき、ありがとうございました！！
荒島岳での出会いが、またこうやって繋がって嬉しいです。
山頂で2時間近くもまったりとしてしまったので、下山時にご挨拶ができずに残念に思っていました。お名前だけでもお伺いすればよかった・・・と。

私もほとんどソロで山歩きしています。
ソロで山歩きしてると、こんな風な出会いができるので、自分も楽しみの一つになっています。facebookにも山歩きの投稿をしています。もし、facebookされてるなら、よろしければ覗きに来てくださいね。ちなみに私は成宮清二と申します。

隣県同士なので、またどこかの山でお出会いできることを楽しみにしてます！！