春も間近の那須岳

2015年03月27日(金) [日帰り]

• GPS: 06:25
• 距離: 12.6km
• 登り: 982m
• 下り: 977m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:22
• 休憩: 1:03
• 合計: 6:25

6:07 那須ロープウェイ山麓駅
6:19 6:27 峠の茶屋駐車場
6:32 6:35 登山指導所・登山ポスト
6:52 6:53 中の茶屋跡
7:13 7:14 峰の茶屋跡避難小屋
7:16 7:16 硫黄鉱山跡
7:36 7:36 お釜口
7:39 7:39 山頂口
7:49 8:03 那須岳
8:11 8:11 お釜口
8:22 8:22 硫黄鉱山跡
8:40 8:40 恵比寿大黒
9:00 9:00 朝日の肩
9:09 9:21 朝日岳
9:27 9:27 朝日の肩
9:38 9:38 熊見曽根
9:44 9:45 1900m峰
9:53 9:53 清水平
10:31 10:42 三本槍岳
11:01 11:01 清水平
11:17 11:18 1900m峰
11:21 11:22 熊見曽根
11:28 11:29 朝日の肩
11:41 11:42 恵比寿大黒
11:54 12:00 峰の茶屋跡避難小屋
12:12 12:13 中の茶屋跡
12:20 12:21 登山指導所・登山ポスト
12:25 12:25 峠の茶屋駐車場
12:31 12:31 那須ロープウェイ山麓駅
12:32 ゴール地点

前日の群馬・武尊山（川場スキー場）から、那須まで車で3時間の移動。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ロープウェイそばの駐車場利用

コース状況／危険箇所等

朝日岳に向かう場合、剣が峰東側の急斜面の雪面をトラバースする必要があり、ここだけは要注意。他は危険箇所無し。

その他周辺情報

前泊で近くに宿泊予定の場合、お薦めの面白い宿泊地あり（素泊まり￥５，５００のモンゴリアビレッジ　テンゲルというモンゴルのゲル風の宿泊施設）
http://www.tenger.jp

写真

3/27 5:39

朝日に照らされる茶臼岳と朝日岳

3/27 6:10

ロープウェイ駅のそばに駐車

3/27 6:10

駐車場からの登山口

3/27 6:34

那須岳登山指導所にて登山届BOXに。

3/27 6:47

荒々しい朝日岳が見えて来ます。

3/27 6:53

中の茶屋跡だそうです。

3/27 6:54

中の茶屋跡から見上げる茶臼岳。

3/27 6:54

峰の茶屋跡が見えて来た。写真右端の朝日岳に行くには、写真中央の剣が峰の横の急斜面をトラバースする必要あり。

3/27 7:11

峰の茶屋跡からの剣が峰（左）と朝日岳（中央）

3/27 7:14

峰の茶屋跡。この地域は積雪も少ないのか、さらに噴気孔もある山で地表温度も高いのか、もうこの季節で積雪殆ど無し。

3/27 7:17

硫黄鉱山跡。

3/27 7:17

硫黄鉱山跡からの茶臼岳。右側斜面から噴気孔（水蒸気）は吹き出ています。

3/27 7:38

お釜口

3/27 7:45

頂上の鳥居と祠

3/27 7:51

茶臼岳の頂上にて。那須岳が風がすごいと聞いていたが終日の強風。

3/27 8:05

茶臼岳の中腹からは噴気孔（水蒸気）が絶え間なく吹きだしている

3/27 8:14

茶臼岳から見た朝日岳と奥側の三本槍岳。

3/27 8:29

朝日岳に向う途中の剣が峰の雪急斜面。トレースも殆ど消えている中を気を抜かずにトラバースします。

3/27 8:39

朝日岳と剣が峰の中間点、恵比須大黒。

3/27 8:59

稜線に出れば朝日の肩。

3/27 9:22

朝日岳頂上。

3/27 9:23

朝日岳から見た茶臼岳

3/27 9:36

三本槍岳に向かう途中の熊見曽根。

3/27 9:37

隠居倉。

3/27 9:55

広い清水平。積雪が絞まっているので三本槍岳へはショートカット。

3/27 10:23

三本槍岳、最後の斜面。帰りに尻セードをやってみたが、気温が上昇し雪が緩み気味で、滑らず。残念。

3/27 10:31

三本槍岳到着。

3/27 10:32

三本槍岳から見た茶臼岳（中央）と頭がちょっぴり見える朝日岳（左）

3/27 10:36

三本槍岳で、一人”はい！ポーズ！”。
強風で、外そうとしたメガネを3m程吹き飛ばされ、割れたと思ったが柔らかい雪の上で無事。風が凄かった

3/27 13:47

下山後の那須岳展望。

3/26 19:17

付録：前泊した宿泊先、モンゴリアビレッジ　テンゲルというモンゴルのゲル風の宿泊施設）。

3/26 19:19

ゲルの内部。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

感想

まっちゃん

すっかり春めいてきたこの頃だが、雪山を楽しみたく積雪が残っているうちにと思い、上越、東北方面の百名山を踏破したく、3日間の日程で武尊山、那須岳、会津駒ヶ岳の3峰を予定し、二日目は日本百名山67峰目の那須岳登山。
想像以上に何故か那須岳のみは積雪が少なく、楽しみの雪たっぷりある冬山登山も終わりに近づいているかと少し残念な思いしながら登る。登山口から、中の茶屋跡までは早朝ということもあり積雪もしっかりと固まっており、茶屋跡からは、岩と雪と氷のミックスしたルートをアイゼンで快適に登る。前日の武尊山登山時、登山者の方から那須岳は風が強いところで有名と聞いていたが、本当に立っていられない様な凄い風が終日吹いていた。天気は快晴だったので気温も高くて良かったが、厳冬期はこの風は厳しいかも。時間的にも体力的にも余裕のある登山だったので、茶臼岳の後、朝日岳、三本槍岳までピストンした。朝日岳方面に行くには、剣が峰の雪の急斜面をトラバースする必要があり、一番の出発だったので、トレースも無く、滑落だけはしないように一歩一歩アイゼンを踏み込んで慎重にトラバースした。この緊張感と乗り切った時の達成感こそが、雪山ならでの、楽しみである。吾妻山、安達太良山、磐梯山、猪苗代湖、飯豊連峰、遠くは尾瀬方面の山々の展望もくっきりと。