輝く紅葉の御前ヶ遊窟（シジミ沢〜ソウケイ新道）

2023年11月01日(水) [日帰り]

• GPS: 06:49
• 距離: 7.6km
• 登り: 877m
• 下り: 890m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:49
• 休憩: 1:00
• 合計: 6:49

距離 7.6km 登り 909m 下り 893m

8:02 スタート地点
8:16 鍬の沢渡渉
8:35 ソウケエ新道分岐
9:35 鍬の沢へ下降
9:49 10:10 しじみ沢出合
11:37 11:43 遊窟1
11:45 11:50 御前ヶ遊窟
12:03 12:30 御前ヶ遊窟頂上
14:12 タツミ沢出合
14:26 14:27 ソウケエ新道分岐
14:38 鍬の沢渡渉
14:51 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

御前ヶ遊窟の登山口。つめれば10台位停められそう。
登山ポストあり。
携帯（docomo)は圏外。頂上以降は圏内！

コース状況／危険箇所等

【入渓までの登山道】
一般登山道にしては悪い。スリップ滑落注意。
【シジミ沢上部スラブ】
乾いていてフリクションがよく効き、好きにライン取り出来る。PTの力量によってはロープを出す必要があるかも。古いリングボルトがいくつかあった。
【遊窟から遊窟山頂】
今回は遊窟真横のスラブを直登したが、斜度がある。遊窟から左に向かって巻き登れば、稜線の登山道に出られ、山頂に簡単に行ける。下りは滑落注意。
【ソウケエ新道】
稜線からの登山道を辿ると、スラブに出た瞬間と、遊窟の下部をトラバースするルートが一部不明瞭。尾根に乗れればその後は快適。鎖場が8ヶ所ぐらいあったが、鎖は新しく、問題なく下れる。

その他周辺情報

七福温泉　七福壮
https://www.shichifukusou.com/
入浴料金　大人　500円
とても雰囲気の良い温泉で内湯の温泉、冷泉のみ（露天風呂、サウナは無し）
食事もできますが、10時〜15時のみ。

写真

11/1 8:03

K)行ってきます

11/1 8:16

K)渡渉点
h) 上流に行かず、大石の下の方から登っていくのが正解でした。ま、どこから上がっても上の道にはたどり着けますが。

11/1 8:34

h) ここは左へ、帰りは右から戻ってくる予定。案内地図はソウケエ新道だが、この標識ではソウケイ新道になっている。

11/1 8:40

K）熊の爪とぎの跡で、爪研いでるクマのマネをするレジェンド。
h) と、ショーを楽しむ観客

11/1 8:42

K)リンドウあった

11/1 9:04

K)気をつけないと沢まで滑落しそうな”一般登山道にしては悪すぎる”ルートを通って沢の上流へ。奥にスラブが見えてきました。
h) 朝露でズボンびしょびしょ！

11/1 9:10

K)ナメコでもないクリタケでもないナラタケでもない、でも絶対食べられるヤツと思いながら写真だけ撮ったけど、今思えばこれはエノキだった。しまったー！

11/1 9:21

K)ムキタケ出てきた♪（剥いた跡）

11/1 9:22

K)ヒメキクラゲ

11/1 9:34

K)突然道が行き止まりになり、沢床へ降りる。ここから先は沢を歩くが、飛び石などを利用すれば靴が濡れることはなかった。
h) 行き止まりでなく、二俣になって右下に下る。真っ直ぐ行ってはダメなポイント。

11/1 9:46

h) ちょっと沢歩き

11/1 9:59

K)シジミ沢出合にて、本流の滝をバックに、はやぶさリーダー自作の干しいもを頂く。ウマー！
h) 甘みがなくて残念な出来だったが、甘いの好きじゃないカトリンにはちょうどよかったみたい

11/1 10:08

K)シジミ沢出合。上部の圧倒的なスラブの規模から考えると貧相な出合。ピンテが3本垂れ下がってるが、ピンテとGPSがなかったら行き過ぎそう。

11/1 10:21

K)出合からひと登りすると、突然視界が開け、上部のスラブが見えてきて、歓声が上がる。
h) 沢は濡れているとヌメッて滑る。濡れてないとこ選んで進む。景色も見たいし、足元もしっかり見ないといけないし忙しい。

11/1 10:21

K)みんな興奮して写真を撮りまくる。

11/1 10:23

K)ちょっとウソみたいな日本じゃないみたいな光景。

11/1 10:25

h) 日本じゃないかも？

11/1 11:10

h) 今年の紅葉はイマイチのはずだけど、ここのは綺麗だったよぉ〜

11/1 11:10

h) 紅葉バックに快適に登る

11/1 11:16

K)ほんとに日本じゃないみたいな光景。最高！と言いながら登る。

11/1 11:20

h) ぐいぐい登る

11/1 11:21

K)じょじょに斜度が上がってきてバンドもなくなってくるので、休憩ポイントが少ないが、皆ゴキゲンです。

11/1 11:24

K)反対側の紅葉とスラブもきれいだった。

11/1 11:24

h) さすが、ハイパーハイレベルハイキングコース！！

11/1 11:25

K)CLはめちゃくちゃゴキゲンでした。

11/1 11:38

K)あっという間に遊窟に到着、でもこれは2つある窟の1つ、下段のほう。お姫様の下僕の部屋ぽい。

11/1 11:41

K)下僕たちが飲んだのか。それともお姫様にお供えしたのか。

11/1 11:44

K)上の段に登るところの落ち葉が真っ赤できれいだった。

11/1 11:45

K)これが上の遊窟。お姫様が居たと言われてる場所らしい。お地蔵様と大仏様が祀られてたので、それぞれお参りする。

11/1 11:47

K)右上の壁に埋め込まれていたのは金属（錫？）製の大仏様でした。

11/1 11:53

K)遊窟上から眺める景色。モアイが見える。紅葉と黄葉、そして青空と白い岩♡

11/1 11:55

h) 巻道よくわからずスラブを直上

11/1 11:58

h) そこを登ってちょっとだけ藪を進むと稜線の登山道

11/1 12:04

K)遊窟の上のピークに行ってみました。

11/1 12:04

K)登ってきたスラブを眺める伝説クライマー。

11/1 12:05

K)背後は飯豊連峰です。ゴキゲンです。

11/1 12:06

h) 登ってきたスラブが眼下に見える

11/1 12:06

K)私も撮ってもらいました。(^^)

11/1 12:45

K)さて、ソウケエ新道で下山します。

11/1 12:47

K)一般登山道から回って、スラブの上部を遊窟に向かってトラバースするのですが、そのスラブ部分と、遊窟の下部を回り込むトラバース部分が一部分かりづらかったです。一般の登山者だと詰むかもと思う箇所が何箇所かありました。

11/1 12:59

K)写真左下にトラロープが写っていますが、このあたり不明瞭で分かりづらかった。

11/1 13:02

名残惜しい遊窟周辺の岩岩

11/1 13:11

K)そこを超えて尾根の上に乗れば、後は問題なく楽しく降りられました。

11/1 13:13

h) 鎖のない岩尾根は傾斜緩く快適

11/1 13:58

K)道中何度も遭遇したこの謎のフン。クマだと思うけれど、フンではなく、吐き戻しみたいな感じで、固形ではなく、サラサラしている。でも一部は消化されてるぽい。

11/1 14:05

h) 鎖は新しく安心して使えました。

11/1 14:07

K)下りで数えた鎖場の数は8ヵ所でした。鎖はほぼ全て新しく、根本もしっかりしてました。

11/1 14:17

K)沢床到着。沢下降はせず、登山道を使って戻ります。
h) 穏やかな沢をしばらく下ってからソウケエ新道分岐で登山道に合流。

11/1 14:51

K)到着！お疲れ様でした！楽しかったし綺麗だったし大満足でした。(^^)
h) 楽しい山行でした

撮影機器：

VOG-L29 HUAWEI

iPhone 13 Pro Apple

iPhone 14 Pro Apple

装備

個人装備

ストック 雨具 防寒具 ヘッデン ファーストエイドキット 非常用セット エマシー 行動食 非常食 充電用予備バッテリー ヘルメット ハーネス カラビナ 環付カラビナ スリング タイブロック 地形図 沢靴 チェーンアイゼン テルモス

共同装備

ツェルト ヌンチャク ロープ バイル トポ

備考

靴情報：
ハイパーVｘ２名
ラバーのサワタビｘ１名
フラットソールｘ１名

感想

Lynn_Kato

天気の良い日を狙って行きましたが、紅葉のタイミングがドンピシャで、紅葉、黄葉、青い空に白い岩、どこまでも登れそうなスラブ、伝説の遊窟にアスレチックな下山、と、言うことなし大満足の1日でした。
往復で使った鍬ノ沢も綺麗でお魚もたくさん居たので、今度来る時は沢遡行しながら行きたいなぁと思いました。
CLのはやぶさ氏、同行のお二人に感謝です。有難うございました＼(^o^)／

はやぶさ半

いつかは行ってみたいと思っていた御前ヶ遊窟、絶好の好天＆素晴らしい紅葉の日に行くことができました。
ABEの入っている山岳会の人が”ハイレベルハイキングコース”と言ってたらしいが、まさにその通りだった。アプローチの道も、しじみ沢の沢歩きも、スラブも、大岩の巻道も、急な岩稜のくだりも一般の人が何気に来れるところではないと思った。
まあ、それにしても紅葉と岩と青空のなんと綺麗なこと。貸切だったし、ほんといい日に行けてよかった。
手軽に行ける楽しいルート、リピートありだね！

コメント

NYAA

ここもなかなか行けないにゃー(；´Д｀)

まあ、話題の白石沢には行かなくても、御前ヶ遊窟と裸山は、行っておきたいところです。

下りは、ソウケイ新道の方が楽しそうだにゃ(=^・^=)

はやぶさ半

NYAAさん、ここはお手軽に会越国境スラブが楽しめて良いとこですね。
やっぱり紅葉の時期がベスト、とにかく綺麗でした。
下りのソウケイ新道も良かったです。
ぜひ！