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Yamareco

記録ID: 612790
全員に公開
ハイキング
奥秩父

【百花作戦】八幡山〜鐘撞堂山〜羅漢山〜円良田湖〜陣見山〜御嶽山神社【戊29.8】

2015年04月12日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
22.7km
登り
1,096m
下り
1,078m

コースタイム

日帰り
山行
5:19
休憩
0:45
合計
6:04
6:33
23
6:56
6:59
11
櫻澤八幡大神社
7:10
7:11
3
7:14
7:14
11
大正池分岐その1
7:25
7:25
3
大正池分岐その2
7:28
7:28
8
十二社神社分岐
7:36
7:36
12
谷津池分岐
7:48
7:48
5
谷津池西コース分岐
7:53
8:00
2
8:02
8:13
18
大正池分岐その3
8:31
8:31
5
羅漢山登山口
8:36
8:36
12
8:48
8:51
9
9:00
9:00
7
9:07
9:13
39
9:52
9:52
16
古峯神社
10:08
10:08
5
円良田あんずの里分岐
10:13
10:14
14
10:28
10:28
25
馬頭尊碑
10:53
10:53
3
車道
10:56
10:57
23
11:20
11:29
10
11:39
11:41
8
ごっくん水
11:49
11:50
13
借金なし地蔵/不動滝
12:03
12:03
34
石神神社
12:37
厄除御嶽山神社
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路:東武東上線寄居駅
復路:JR八高線児玉駅
コース状況/
危険箇所等
細かいアップダウンの連続(鐘撞堂山周辺は巻き道あり)で、そのアップダウンが何十mもの標高差を一気に上り下りする急坂。
この辺りの破線は、もう道が無いに等しい。
その他周辺情報 御嶽山神社春祭は4月第二日曜日。その参拝と合わせて神川町の御嶽山にも行きたいところだが、離れ過ぎているので今回は断念。次の機会に。
寄居駅北口に降り立つ。通路の途中にあるSuica/Pasmoタッチ機は、乗換用である。出るときは窓口横のタッチ機にタッチだ。
2015年04月12日 06:33撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 6:33
寄居駅北口に降り立つ。通路の途中にあるSuica/Pasmoタッチ機は、乗換用である。出るときは窓口横のタッチ機にタッチだ。
寄居駅から登谷山、釜伏山。
2015年04月12日 06:35撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
4/12 6:35
寄居駅から登谷山、釜伏山。
寄居町役場前の桜。
2015年04月12日 06:37撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
4/12 6:37
寄居町役場前の桜。
鐘撞堂山が左手に見える。ここからだと楽そうに見える。
2015年04月12日 06:49撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 6:49
鐘撞堂山が左手に見える。ここからだと楽そうに見える。
櫻澤八幡大神社の脇から山道が始まる。
2015年04月12日 06:59撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 6:59
櫻澤八幡大神社の脇から山道が始まる。
道は岩質。
2015年04月12日 07:02撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
4/12 7:02
道は岩質。
桜の花びらが地面にたくさん落ちている。
2015年04月12日 07:05撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 7:05
桜の花びらが地面にたくさん落ちている。
八幡山
2015年04月12日 07:10撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 7:10
八幡山
山頂から登谷山、釜伏山。
2015年04月12日 07:10撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 7:10
山頂から登谷山、釜伏山。
寄居市街
2015年04月12日 07:10撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 7:10
寄居市街
ツツジがこれから見頃だ。
2015年04月12日 07:17撮影 by  DSC-WX200, SONY
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4/12 7:17
ツツジがこれから見頃だ。
右側が鐘撞堂かと思いきや、ただの小ピークである。
2015年04月12日 07:21撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 7:21
右側が鐘撞堂かと思いきや、ただの小ピークである。
傾斜はやや急。
2015年04月12日 07:21撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 7:21
傾斜はやや急。
淡い新緑が気持ちよい。
2015年04月12日 07:25撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 7:25
淡い新緑が気持ちよい。
白い桜花が青い空に映える。
2015年04月12日 07:35撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 7:35
白い桜花が青い空に映える。
鐘撞堂山への入口は階段の急登。
2015年04月12日 07:43撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 7:43
鐘撞堂山への入口は階段の急登。
急登を登りきった所にちょうど良くベンチがある。
2015年04月12日 07:45撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
4/12 7:45
急登を登りきった所にちょうど良くベンチがある。
ベンチの前には展望が広がる。
2015年04月12日 07:45撮影 by  DSC-WX200, SONY
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4/12 7:45
ベンチの前には展望が広がる。
桜花の先に山頂の展望台が見える。
2015年04月12日 07:46撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 7:46
桜花の先に山頂の展望台が見える。
方や、秩父側
2015年04月12日 07:48撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
4/12 7:48
方や、秩父側
鐘撞堂山
2015年04月12日 07:53撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
4/12 7:53
鐘撞堂山
展望台前面は桜に覆われている。
2015年04月12日 07:54撮影 by  DSC-WX200, SONY
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4/12 7:54
展望台前面は桜に覆われている。
それでも、木の枝越しに展望を得られる。
2015年04月12日 07:54撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 7:54
それでも、木の枝越しに展望を得られる。
鐘撞堂山というからには、やはり鐘が無いとな。
2015年04月12日 07:55撮影 by  DSC-WX200, SONY
1
4/12 7:55
鐘撞堂山というからには、やはり鐘が無いとな。
山頂から秩父の山々
2015年04月12日 07:55撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 7:55
山頂から秩父の山々
反対側は陣見山かと思われる。
2015年04月12日 07:56撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 7:56
反対側は陣見山かと思われる。
北西にひょっこり白い頭を出しているのは、もしかして浅間山?にしては、やたら近く見えるが。
2015年04月12日 07:57撮影 by  DSC-WX200, SONY
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4/12 7:57
北西にひょっこり白い頭を出しているのは、もしかして浅間山?にしては、やたら近く見えるが。
ん?羅漢山はこっちじゃなかったか。
2015年04月12日 08:06撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 8:06
ん?羅漢山はこっちじゃなかったか。
軌道修正して間もなく舗装路になる。車が2,3台停められるスペースあり。
2015年04月12日 08:17撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 8:17
軌道修正して間もなく舗装路になる。車が2,3台停められるスペースあり。
沢沿いに下っていく。
2015年04月12日 08:25撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 8:25
沢沿いに下っていく。
降り切った所に咲く紫の花
2015年04月12日 08:29撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 8:29
降り切った所に咲く紫の花
羅漢山に寄ることとした。
2015年04月12日 08:31撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 8:31
羅漢山に寄ることとした。
羅漢山への登り
2015年04月12日 08:34撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 8:34
羅漢山への登り
標識の指さない先の道がどこへ通じるのか気になる。
2015年04月12日 08:35撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 8:35
標識の指さない先の道がどこへ通じるのか気になる。
羅漢山の釈尊、文殊、普賢、十六羅漢
2015年04月12日 08:36撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 8:36
羅漢山の釈尊、文殊、普賢、十六羅漢
羅漢山の花
2015年04月12日 08:37撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 8:37
羅漢山の花
千体荒神。石板が薄いので前や後ろに倒れそうだ。
2015年04月12日 08:40撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 8:40
千体荒神。石板が薄いので前や後ろに倒れそうだ。
少林寺
2015年04月12日 08:49撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 8:49
少林寺
お地蔵様にご挨拶して戻る。
2015年04月12日 08:51撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 8:51
お地蔵様にご挨拶して戻る。
帰りは五百羅漢の道
2015年04月12日 08:54撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 8:54
帰りは五百羅漢の道
円良田湖はへら鮒釣りで賑わっていた。
2015年04月12日 09:07撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 9:07
円良田湖はへら鮒釣りで賑わっていた。
円良田湖から鐘撞堂山
2015年04月12日 09:13撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 9:13
円良田湖から鐘撞堂山
末野沢沿いの道から陣見山への陵線に乗れないかと思ったが、
2015年04月12日 09:20撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 9:20
末野沢沿いの道から陣見山への陵線に乗れないかと思ったが、
看板に偽りなし。地理院地図では何がしかの道があるように見えたが、藪に埋もれて無くなった模様。
2015年04月12日 09:31撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 9:31
看板に偽りなし。地理院地図では何がしかの道があるように見えたが、藪に埋もれて無くなった模様。
菜の花の匂いが漂ってくる。
2015年04月12日 09:34撮影 by  DSC-WX200, SONY
2
4/12 9:34
菜の花の匂いが漂ってくる。
大人しくかんぽの宿方面へ迂回する。
2015年04月12日 09:37撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 9:37
大人しくかんぽの宿方面へ迂回する。
んん?右側の道が尾根に上っていくようだ。
2015年04月12日 09:39撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 9:39
んん?右側の道が尾根に上っていくようだ。
藪や蜘蛛の巣を払って尾根に到達。
2015年04月12日 09:47撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 9:47
藪や蜘蛛の巣を払って尾根に到達。
古峯神社
2015年04月12日 09:52撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 9:52
古峯神社
菜の花とは別のイエロービューティ。
2015年04月12日 09:54撮影 by  DSC-WX200, SONY
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菜の花とは別のイエロービューティ。
白い花も。
2015年04月12日 09:59撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 9:59
白い花も。
階段の急登がしんどい。
2015年04月12日 10:10撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 10:10
階段の急登がしんどい。
虎ヶ岡城址
2015年04月12日 10:13撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 10:13
虎ヶ岡城址
城にするだけあって、地盤はしっかりしているようだ。
2015年04月12日 10:18撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 10:18
城にするだけあって、地盤はしっかりしているようだ。
だだっ広い杉木立
2015年04月12日 10:25撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 10:25
だだっ広い杉木立
大槻峠の馬頭尊碑
2015年04月12日 10:28撮影 by  DSC-WX200, SONY
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大槻峠の馬頭尊碑
大槻峠から陣見山へはハードな急坂が断続的に続く。
2015年04月12日 10:35撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 10:35
大槻峠から陣見山へはハードな急坂が断続的に続く。
急登の後、上った分下ることになると萎える。
2015年04月12日 10:39撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 10:39
急登の後、上った分下ることになると萎える。
足元も引き続き岩岩しているので要注意だ。
2015年04月12日 10:43撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 10:43
足元も引き続き岩岩しているので要注意だ。
もう一丁急登。
2015年04月12日 10:44撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 10:44
もう一丁急登。
車道を渡って陣見山へ。
2015年04月12日 10:53撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 10:53
車道を渡って陣見山へ。
陣見山。地味である。
2015年04月12日 10:56撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 10:56
陣見山。地味である。
岩谷洞は端折ってしまった。寄っても良かった。
2015年04月12日 11:01撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 11:01
岩谷洞は端折ってしまった。寄っても良かった。
雑木林の小道を行く。
2015年04月12日 11:05撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 11:05
雑木林の小道を行く。
眼前に広がる群玉の大地
2015年04月12日 11:06撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 11:06
眼前に広がる群玉の大地
長瀞八景
2015年04月12日 11:12撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 11:12
長瀞八景
時間が気になり始めたので林道を歩くことにした。
2015年04月12日 11:12撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 11:12
時間が気になり始めたので林道を歩くことにした。
榎峠
2015年04月12日 11:21撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 11:21
榎峠
地理院地図では下っていく山道があるはずなのだが。
2015年04月12日 11:22撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 11:22
地理院地図では下っていく山道があるはずなのだが。
仕方がないので林道歩き。真っ直ぐ下っていけないのがもどかしい。
2015年04月12日 11:29撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 11:29
仕方がないので林道歩き。真っ直ぐ下っていけないのがもどかしい。
ただ、林道を下ったおかげで山水、ごっくん水とめぐりあえた。
2015年04月12日 11:41撮影 by  DSC-WX200, SONY
2
4/12 11:41
ただ、林道を下ったおかげで山水、ごっくん水とめぐりあえた。
借金なし地蔵または不動様
2015年04月12日 11:50撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 11:50
借金なし地蔵または不動様
里に下ると満開の桜が出迎えてくれた。
2015年04月12日 11:58撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 11:58
里に下ると満開の桜が出迎えてくれた。
桜だけではなく、
2015年04月12日 11:59撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 11:59
桜だけではなく、
ツバキも最後の見頃。
2015年04月12日 11:59撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 11:59
ツバキも最後の見頃。
石神神社に山行の成果をご報告。
2015年04月12日 12:03撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 12:03
石神神社に山行の成果をご報告。
百体観音のある成身院。こちらも寄りたかったが、これも次の機会に。
2015年04月12日 12:09撮影 by  DSC-WX200, SONY
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4/12 12:09
百体観音のある成身院。こちらも寄りたかったが、これも次の機会に。
小山川沿いの児玉千本桜。五分散りくらい。
2015年04月12日 12:25撮影 by  DSC-WX200, SONY
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4/12 12:25
小山川沿いの児玉千本桜。五分散りくらい。
御嶽山神社に到着。
2015年04月12日 12:37撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 12:37
御嶽山神社に到着。
先達が次々と燃え盛る炎の中に突っ込む。駆け抜けるといっても火の上を裸足で行くのは熱そう。
2015年04月12日 14:10撮影 by  DSC-WX200, SONY
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4/12 14:10
先達が次々と燃え盛る炎の中に突っ込む。駆け抜けるといっても火の上を裸足で行くのは熱そう。
一般の人が渡るときは火を脇に寄せる。
2015年04月12日 14:15撮影 by  DSC-WX200, SONY
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4/12 14:15
一般の人が渡るときは火を脇に寄せる。
護摩木の燃えた後の炭を持ち帰るとご利益があるらしい。
2015年04月12日 14:39撮影 by  DSC-WX200, SONY
4/12 14:39
護摩木の燃えた後の炭を持ち帰るとご利益があるらしい。
最後に福撒きをして終わり。
2015年04月12日 14:43撮影 by  DSC-WX200, SONY
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4/12 14:43
最後に福撒きをして終わり。

感想

3月に高尾山薬王院の火渡りを観に行って、「これはいいものだ」と思った私は、他でもやっていないかと関東近県および福島県での神事、祭事をあたった。
その中で特段目を惹いたのが埼玉県本庄市児玉の御嶽山神社春祭である。昨年のこともあり、御嶽山の噴火活動が収まって行方不明者の発見、地元の振興が進むよう、また、何より、再度登拝ができるようになるよう、六根を清浄してお祈りすることとした。

【鐘撞堂山】
長瀞から長瀞アルプスを北上して児玉に抜けることも考えたが、新規開拓を優先して寄居に降り立った。さすが埼玉北部、桜がまだ花をたくさんつけている。当初予定より早く現地に着いたため、予定を変更し、大正池からではなく八幡山経由で歩くこととする。
櫻澤八幡大神社に参拝の後、山域に入る。たかだか200〜300mの山だが脚に応えてくるのは、やはり筋力が低下しているのだろう。今後、夏にかけて高度を上げつつ調整していく必要がありそうだ。
途中から展望が開け始め、山頂よりも展望の良いところもある。山頂には展望台と東屋、そして鐘。鐘撞堂山というからには鐘がないと話にならない。しかしながら、鐘の響きは良くない。秩父御岳山の鐘みたいに響けばよいのだが。

【羅漢山】
鐘撞堂山の山頂から下りてすぐに分岐があるのだが、その分岐を左へ進むと高根山へ行くという。羅漢山に行くはずだったのだが、と訝しく思ったが、よくよく思い起こしてみれば羅漢山は一旦下山してからの先にある山だった。ということで軌道修正。
羅漢山は広い広場となっており、釈迦像が鎮座している。そこから時計回りに下りが千体荒神、上りが五百羅漢となる。麓の少林寺に参拝の後、再度円良田湖の方に戻る。

【円良田湖から陣見山】
地理院地図を見ると円良田湖から陣見山へと伸びる線が何本かあるので、それを期待して道を探す。そうでなければ、かんぽの宿まで出てから登り始めなければならない。しかしながら、目を凝らして見ても藪藪藪である。さすがに藪の中に突っ込む気も起きなかったので、かんぽの宿方面へ。その途上、陵線へ伸びる薄い踏み跡を見つけ、直登。道は途中で途切れたようだが、藪をものともせず登りきって陵線に出る。
最初の頃からある程度のアップダウンはあったが、陣見山への道程は、それがさらに激しくなる。何十mもの高低差をつづら折りでもなく真っ直ぐに登らせる急坂が何個も現れ、大腿が悲鳴を上げそうである。その下では国道140号線が併走していることから、珍走団であろうか、ブンブンブブブンと大爆音が鳴り響き激萎えである。
ようやく上った山頂はテレビ埼玉の中継所か何かがあるだけで、非常に地味だった。

【榎峠を経て下山】
陣見山から降りていくこともできたのだが、山頂が地味すぎたせいか、もう少し陵線を歩こうと榎峠から下山することとする。脚の方もアップダウンに慣れてきたようだ。このまま1000m〜1500m級を15km〜20km歩くステージへ難無く進めれば今年も何とか持つだろうが、全ては週末の天候次第。
林道に出たところで車道を歩くことにする。地理院の地図を見ると榎峠に到る前に下山する道があるはずで、榎峠までは行かないなあと思いながら歩いていたのだが、下山する道を見出せないままに榎峠に来てしまった。
あれ、おかしいなあと来た道を戻ってみても、どうも下っていけるような取り付きが見当たらない。峠から真っ直ぐに下れると思っていたのが、曲がりくねった林道を下ることになった。藪漕ぎ上等で道を自ら開拓するような気概でもなければ、破線は期待しない方が良さそうだ。
それにしても、この場合は他に下っていける道があったから良いが、期待していた道が藪に埋もれていて、他に下りたい所まで下っていける道が近くに無いとしたらどうだろうか。強引に降りようとする者もいれば、他のルートに転進する者もいるだろう。しかし、強引に降りた結果、道迷いに遭う危険性もあれば、他ルートに転進した結果、時間帯によっては日が暮れてしまうということもあるかもしれない。大都市や観光地から離れれば離れるほど、そのような山は幾らでもあるわけで、そういう意味では、事前のルート確認、臨機応変に対応できるよう複数プランの策定、そのための時間に余裕を持った行動が必要だろう。
結局、計画中には「こんな曲がりくねって時間がかかりそうな道は避けたいなあ」と思っていた林道(あじさいの小径)を歩くはめになってしまったが、山水ごっくん水に出会えたので結果オーライとしよう。

【厄除御嶽山春祭】
予定よりも到着が遅れ、激混みだったらどうしようと思ったものの、開始数十分前に到着して好位置を確保できた。やはり外国人にまだ探知されていないのが大きい。
いい年をした壮年のアマチュアカメラマン同士の醜い諍いが若干あったものの、祭事はつつがなく進行。護摩木を納めなくても、半紙を渡され、それで体を拭いてくださいと。その穢れを拭いた紙も一緒に焚き上げてくれるおおらかさ。まことにありがたいこと。
やはり御嶽山噴火犠牲者への黙祷があり、火渡りが始まる。火渡りというのは火が収まってから渡るものだと思っていたが、次々と燃え盛る火の中を駆け抜ける。
これは私も火を渡らねばと勢い込んだが、我々一般人が渡るときには火を脇に退けていた。
最後は餅撒き。餅の他、落花生や豆等がばら撒かれる。特段積極的に拾うつもりは無かったのだが、若い男性が「取れませんでした?」と落花生や餅を分けてくれた。
御嶽山を思う心、人を思う心に胸打たれ、晴れ晴れとした気持ちで児玉を後にしたのであった。

〜おしまい〜

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