岩木山
- GPS
- 02:00
- 距離
- 2.3km
- 登り
- 381m
- 下り
- 381m
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年06月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
前日までは、青森市内は大雨。
朝から晩まで降り続けていた。
この様子じゃ明日も雨だな・・・せっかくだけどホテルでゆっくり過ごすかぁ
なんて、ベットに入った。
翌朝7時。
目が覚め、カーテンを開けると、眩しいほどの青空!
岩木山の頭が手前の山なみの向こうにポッコリと見える。
やった!!
大急ぎで身支度を済ませ、弘前を目指して車を飛ばす。
岩木山が見えてきた。
真っ青な空をバックに聳えている。
リンゴ畑を抜け、岩木神社を通過し、岩木山スカイラインへ。
料金所を過ぎると、いろは坂のようなカーブの連続。
焦る気持ちを抑え、慎重にカーブをこなして登る。
終点は八合目。
広い駐車場には、乗用車が5,6台。
観光バスが2台。
駐車場の奥寄り、西側に車を停めた。
車を降り、まず目に飛び込んできたのは日本海。
すぐそこに見える!きれいに海岸線は遥か北の方まで見える。
津軽半島の形がわかる。
ほんとにいい天気だ。
身支度を済ませ、駐車場入り口側にあるリフト乗り場方向へ。
乗り場手前、お土産屋との間が登山口になっている。
リフトの動力はディーゼルみたい。
灯油ストーブの匂いがこのあたりに立ち込めていて鼻をつく。
石段を数段あがり、山道へ。
リフトを使えば、九合目まで行けるらしい。
しかし、いくらピークハンターとはいえ、プライドの滓位は持ち合わせている。
ここは誘惑に負けず、歩こう。
・・・本当は、観光バスで来ていた子供会の子供たちの手前、カッコつけただけなんだけどね。
子供たちは、おいらが駐車場に着いた頃、行列をなして、この道を登って行った。
道は前夜までの激しい雨のせいでぐちゃぐちゃ。
陽射しは強いが、木々の影に遮られ、地面はまだまだ乾いてない。
狭い道を滑らないように登って行く。
暫く行くと、随分前に歩き始めていた子供たちの列の最後尾に追い付いた。
ちょっと体格のいい女の子が、先生らしき人と一生懸命に一歩づつ歩いている。
「どうぞ、お先に」先生に言われ、「ありがとうございます。がんばろうね」と女の子に声を掛け、追い抜いた。
暫く行くと、また子供たちの集団の後ろ。
今度は、随分とたくさんいるので、つかず離れずのペースでゆっくり登る。
やがて、たくさんの子供たちの声が近づいてきた。
九合目到着。
子供たちはここで小休止らしい。
5、60人はいるのだろうか?やかましいぐらいだが、口々に「こんにちわ〜」「こんちわ」と声をかけられる。
あいさつを返しながら、追い抜き頂上を目指す。
この辺りから木はなくなり草のような背の低い植物になり、足場が悪くなる。
岩場を登り、ちょっと下り、登りが続く。
陽がまともにあたるので暑い。
でも、立ち止まり振り向くと風がそよいでいて気持ちいい。
途中、箱庭のような場所をぬかるみを避け通過。
道は、再び岩場に。
一気に登ると山頂。
見晴らしはサイコー!!
東に八甲田、南には白神山地かな?
北は、津軽半島、下北半島が見え、北海道の松前半島まで見える。
山頂は案外広く、動き回って写真をパシャパシャ・・・
山頂の岩木神社奥宮と鳥居があった。
鳥居は、崖っぷち方向を向いてる。
不審に思い、その崖の下を見てみると真っ直ぐ真下に、さっき車で通過した岩木神社の建物が見える。
なるほど〜・・・
昔の人は目分だけでこの位置関係を決めたのかなぁなどと感心。
しばし展望に見とれながら、下山。
途中、箱庭のような場所で、子供たちとすれ違う。
下りも車まではリフトは使わなかったよ。
スカイラインを下り、岩木神社で車を停めた。
鳥居の前に立って見ると、確かに山頂の鳥居が同じ方向を向いて立ってる。
再び感激。
天気に恵まれ、展望に恵まれ、最高でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する