局ヶ岳 カタクリの花一輪
- GPS
- 06:14
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,170m
- 下り
- 1,153m
コースタイム
天候 | 曇りのち時々雨、のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
高見トンネルを抜けて国道166号線を松阪方面へ走り、道の駅飯高駅を 過ぎて少し行った所に、小さな「局ヶ岳登山口⇒」の標識があります。 逆方向の松阪方面からは大きくわかりやす表示がありますが、この表示は 奈良方面から来た場合見えないので、小さな標識の見落としに注意。 国道からそれると、どんどん登って行き道が細くなってしばらく進むと 局ヶ岳神社の前に出ます。 ここにはそこそこ停められる駐車場とトイレがあります。 神社の前を通り、すぐ先で左へ大きく曲がりそのまま道なりに進むと 椿の滝道登山口に着きます。 新道登山口はもう少し先ですが、登山口の駐車場はわかりませんでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口⇔局ヶ岳山頂 椿の滝道および新道コースとも整備されていて危険な所はありません。 そして、それぞれのコースとも急斜面をこれでもか!?これでもか!?と いうくらい幾度となく折れ曲がりながらジグザグに登って行きます。 局ヶ岳山頂の直下でそこそこ急な直登となり、しばらく頑張ると山頂に 到達します。 山頂からは中部電力の反射板方向以外、ほぼ360度の絶景が拡がります。 局ヶ岳山頂⇔P942 山頂からしばらく急な下りですが道はハッキリしてます。 ただ、仁柿峠コースの健脚コースが分かれてからは踏み跡がわかりにくい ところがあり、そしてP942まで急登・急下降の小さなピークがいくつも あり案外疲れます。 P942は展望がありませんが、少し先の小さな狭いピークからは北〜西〜 南方向の展望があり、南東には局ヶ岳がでっかく聳え立ってます。 このピークは、一人立つのが精一杯なくらいとても狭いので、転落に注意 してください。 P942から先 小さな狭いピークからヤセ尾根の急下降となり踏み跡も時々怪しくなり ますが、尾根を外さないよう注意すれば大丈夫です。 私は、今回P821の手前で断念しましたが、ここまではヤセ尾根のアップ ダウンがちょこちょこあります。 でも、所々に展望の効く所があり、特に局ヶ岳の雄姿が素晴らしいです。 |
その他周辺情報 | 国道166号線沿いの 道の駅「飯高駅」に、天然温泉いいたかの湯があります。 |
写真
装備
個人装備 |
グローブ
防寒着
雨具
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
2.5万地形図
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS(スマホ)
救急薬
時計
カメラ
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感想
前日の土曜日はとてもいい天気だったにもかかわらず、またまた二日酔いで
ゴロゴロして過ごしていたら、先輩のTさんから「栗ノ木岳でカタクリが
咲いてたで!」とのメールが届き、翌の日曜日には三峰山から栗ノ木岳の
ピストンでカタクリを見に行こうと思いました。
でも、三峰山は先週行ったばかりなので、今回は東側のまだ登ったことの
ない局ヶ岳から栗ノ木岳を目指すことにしました。
局ヶ岳は、桧塚奥峰は言うにおよばず、ヒキウス平からも、明神の前山
からも、曽爾の山からも、その他いろんなところから眺めることができ
そのどこから見ても、天を突く三角形の山容は印象的であり以前から一度
登ってみたいと思ってました。
そして、昨年5月に三峰山からの日帰りピストンを企てましたが、局ヶ岳の
北側にあるP942の手前で時間切れとなり断念しました。
結果、断念地点から局ヶ岳までのコースの状況を知ることができなかった
ので、今回はこの未知の部分の下見も兼ねていました。
日曜日は、午後から天気が崩れてくると思っていたので、午後3時までには
下りてくるつもりで新道登山口には6時過ぎに到着しましたが、駐車場が
わからなかったので椿の滝道登山口まで戻りここからスタートとしました。
到着時点ではまだ雨は降っていませんでしたが、椿の滝に着いた頃から
ポツポツと降り始め、その後は降ったりやんだりでP942に着くころには
栗ノ木岳まで行こうという気持ちはかなり萎えていました。
でも栗ノ木岳のカタクリも見たかったので進みましたが、このあたりから
雨粒が大きくなり、風も強くなってきたので目的地を庄司山までに変更
しましたが、「このまま進んでも天気が良くなることは無いやろうから
それなら早めに折り返してゆっくり戻ろう」と思い、結局 庄司山までも
行かずそのずっと手前で断念しました。
そして、天気が悪い中 花や景色を眺めながら局ヶ岳の山頂に戻って来た時
には雨はやんでいたので、ゆっくりおにぎりを食べていたら、薄日が射し
はじめてきました。
「こうなるのがわかってたら栗ノ木岳まで行ってたのに!」と思っても
あとの祭りで、もうこのあとに期待するのは曇りだったため花が開いて
なかったカタクリが陽射しを受けることで開くのではないかなぁ!? と
言うことだけでした。
これは当たりで、たった一輪だけでしたが開いたカタクリの花を見ることが
できました。
今回は、途中断念したことで時間に余裕ができ復路はゆっくりのんびり
歩くことができたため、周りのいろんな花などにも眼を向けることができ
充分に満足できた山歩きでした。
三峰山⇔局ヶ岳の日帰りピストンのための下見の結果としては、P942から
局ヶ岳の間が小さいけど急なアップダウンがあり、距離もそこそこあるのと
局ヶ岳の登りが三峰山から歩いて来た足にはかなりキツイと思うで、復路の
栗ノ木岳から黒岩山までの強烈なアップダウンのことを考えると今の私の
体力では恐らく成功できないだろうと思い、このことが分かったことも
良かったと思いました。
とりあえず、カタクリが咲いているうちにもう一度、局ヶ岳⇔栗ノ木岳の
ピストンをやってみたいと思っています。
コメント
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天候の悪い中お疲れさまでした。
天気が悪いと気分がノラないですよね。
自分も日曜は久しぶりに武奈ヶ岳にと思ってたんですが
生憎の雨・・・
先週に引き続き近場の山でした。
でもカタクリ一輪でも咲いてて良かったじゃないですか
自分は2週連続残念な結果でしたよ
でも今週末は天気良さげですね
写真 21 タムシバと思います。
tamu-chanさん、こんばんは。
お久しぶりです
天気が悪いと、悪いなりの楽しみ方があると思うのですが、
やっぱり、晴れの方がいいですよね
でも、今回は雨で断念のため、いつもはあまり眼を向けない花を眺めながら
歩いていると、その後晴れてきたため花や葉に着いた雨粒が陽光で輝いて
いるのが綺麗でした。
カタクリの花は、数年前に栗ノ木岳ではじめて見てお気に入りになり、
この時期になると栗ノ木岳に見に行ってます。
もっとたくさん咲くところがあるのでしょうが、栗ノ木岳は人が少なくて
落ち着いて眺めることができるので好きです
局ヶ岳のカタクリは、今回一輪だけだったですが、カタクリとともに
山自体もいい山なので、もう一回でも二回でも行ってみようと思わせる
山でした。
tamu-chanさんも2週続けて雨は残念だったですね
仰られるとおりこの週末は、晴れそうなので 武奈ヶ岳!?
楽しんで来てくださいね
タムシバ 花の名前を教えていただきありがとうございました
46〜48枚目の花は
スズランスイセン
別名、スノーフレークです。
カタクリ、雨の中でも
咲いててくれて
よかったですね。
komakiさん、こんばんは
スズランスイセン って言うんですか!?
そして、別名、スノーフレークという名前、とても素敵な名前ですね
花とともに別名の方がお気に入りになりました。
一輪だけのカタクリだったので、いとおしく特別なものに感じました。
桜のようにパッと華やかに咲くのもいいですが、ひっそりと咲く一輪の
花もいいですね
私は、花の名前はほとんどわからないので、今後も私のレコを見ていただく
機会がありましたら、また教えていただければ嬉しいです
今回も、ありがとうございました <(_ _)>
局ヶ岳山行、お疲れさまでした。
栗の木岳までを目標に挑戦されていたんですね
相変わらず健脚のsukanpoさん、目標は大きいですね!
あいにく天候が見方をしてくれず、達成はならなかったようですが、安全第一、賢明なご判断に拍手!
でも、いいこともありますね。
ゆっくり歩けば、お花も微笑んでくれたようでまた違った発見がありましたね
あの尖った局ヶ岳は魅力的です。
遠いところまでお出かけ、お疲れさまでした
s_fujiwaraさん、こんばんは
栗ノ木岳まで行って局ヶ岳と両方のカタクリを堪能しようと思ってたの
ですが、雨だけでなく風も強くなってきたので、「絶対にどんどん天気が
崩れてくる!」と思って途中で断念しましたが、その後は晴れてきて
なんか騙されたように思いました。
でも、栗ノ木岳まで行ってると、恐らく花などにあまり眼を向ける
ことなく歩いていたと思います
風が強くなって断念したことが結果的には良かったと思ってます
局ヶ岳は、どこから見ても尖がって見えるので一度登ってみたいと思って
ましたが、標高こそ低いものの私の期待に十分こたえてくれました。
奈良からはちょっと遠いですが、R166は交通量が少なく一部を除いては
広い立派な国道で走りやすいため走ってても楽しかったです
またこれからもちょこちょこ行ってみたいと思いました
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