岡山県&兵庫県境 峰越峠〜ダルガ峰〜ちくさ高原 ススキ&紅葉
- GPS
- 03:03
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 446m
- 下り
- 452m
コースタイム
- 山行
- 2:45
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 3:03
歩行距離8km、歩行時間2時間45分、歩行数14,100歩、消費カロリー890Kcal
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
峰越(みそぎ)峠の以前、東屋があった辺りに自動車を停めました。邪魔にならないのは3台程です。また、少し南に数台分の広さの路肩があります。駒の尾山の兵庫県側登山口の駐車場は、通過時の9時台には車がありませんでした。ちくさ高原スキー場の駐車場やキャンプ場の駐車場は、登山者は利用禁止です。 林道ダルガ峰(なる)線は工事のため全面通行止めだそうですが、美作市のHPは、それに伴うシャトルバスの運行取りやめのお知らせのみで詳細はわかりませんでした。西粟倉村のHPでは情報が見つけられませんでした。今回は兵庫県の県道72号線で北上して峰越(みそぎ)峠に向かいました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所やヤブコギはありません。長義山(なぎさん)頂上<写真12>周辺は落ち葉で不明瞭な箇所がありますが、どこでも歩けるのでなるべく県境尾根から逸れないようにすれば大丈夫です。ちくさ高原スキー場西の作業道はススキが体に当たることが多いですが、かき分けずに歩けますし足元も見えます。ダルガ峰(なる)<写真21>からちくさ高原スキー場方面へは、一部、シダが足に当たる箇所がありますが、足元は見えます。 山中の紅葉はピークを過ぎており、麓の県道72号線沿いのキャンプ場や川沿いが5〜8割程の色づき具合でした。ススキはもう茶色くなっていますが、光が当たるとまだ白っぽくきれいに見えます。 長義山(なぎさん)登山口から県境尾根までは、ススキロードです。以前の地形図の破線の道とは少し異なる箇所がありましたが、より広くなっており、明瞭でした。樹林帯に入ると少しわかりにくい箇所もありましたが、どこでも歩けるので大丈夫です。今回、初めて今までとは逆に峰越(みそぎ)峠から登りましたが、いつも上りで急だと感じていた長義山南西尾根もステップが切ってあったおかげで下りやすかったです。 長義山(なぎさん)頂上<写真12>からしばらくは、落ち葉で道が不明瞭な箇所がありました。この山域あるあるで、どこでも歩けるためかえって迷いやすいかもしれません。県境尾根からなるべく逸れないように歩けばいいのですが、所々で外れてしまいました。 ちくさ高原スキー場の西、標高1,100mを過ぎると再びススキロードです。県境尾根に並行して自動車が1台ギリギリ走れるぐらいの幅がある作業道が続いています。ススキは多少体に当たりますが、かき分けずに普通に歩けます。 ダルガ峰(なる)<写真21>からは樹林帯で、たまにシダなどが足に当たりますが、明瞭な道が続きます。 ちくさ高原スキー場のゲレンデの上からは小石がゴロゴロしていますが、すぐにマシになりました。ゲレンデは時期によっては草が茂っており、端を歩かなければ足元が見えにくいことがありますが、今回はきれいに刈られていました。 |
その他周辺情報 | ススキ越しに後山&船木山&鍋ヶ谷山<写真35>撮影地点からわずかに北東に進んだ所にラドンの泉があります。宍粟(しそう)市の名水の一つで、冬期を除き20ℓ100円で持ち帰りできます。三角屋根の大きな建物ですが、目立つ看板がないので気づきにくいかもしれません。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下(厚手)
手袋(防水加工)
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子(フード付き)
雨用帽子
登山靴(防水加工)
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー(防水用)
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
タオルハンカチ
カメラ
飲料水(スポドリ&茶)
水筒(保温)
非常食(栄養補助食品)
スマホ(地図アプリ使用)
eTrex22x(GPSナビゲーター)
虫よけスプレー
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感想
【長義山からダルガ峰はススキパラダイス】
出発点は岡山県(西粟倉村)と兵庫県(宍粟市旧千種町)の県境にある峰越(みそぎ)峠です。林道ダルガ峰(なる)線は工事のため全面通行止めだそうで、兵庫県の県道72号線で北上して到着しました。
この日は、「第36回 ちくさ高原ヒルクライム大会」が行われており、大勢の選手が峰越峠を折り返し地点として、高度差500mもある坂道を疾走しておられました。
この峰越峠近くに長義山(なぎさん)の登山口があります。この長義山の東から北東にかけての斜面はススキの大群生地です。今年は少し遅かったので茶色くなっていましたが、日に当たると白っぽくきれいに見えました。
登山口から県境尾根までは、ススキロードを歩きました。紅葉はほとんど終わっていたようで、長義山(なぎさん)を彩っていたのは、明らかにススキでした。たまに振り返り、白っぽく見える周辺の斜面の景色を楽しみました。
長義山(なぎさん)頂上からしばらくは、県境尾根からなるべく逸れないように歩けばいいのですが、所々で外れてしまいました。この周辺も落葉が多く、紅葉のピークは過ぎていたようです。ススキも見られる山域を選んで正解でした。
ちくさ高原スキー場の西、標高1,100mを過ぎると再びススキロードです。地形図には載っていませんが、県境尾根に並行して自動車が1台ギリギリ走れるぐらいの幅がある作業道が続いています。1勸幣紊砲錣燭辰董∪笋┐襪海箸ないススキロードを歩きました。ススキの群生地の中に道がある感じです。多少体に当たりますが、かき分けずに普通に歩けます。
鳥取県の名峰・沖ノ山(おきのせん)もススキロード越しに見えました。どの方角を見ても、ススキ越し、まさにススキパラダイスでした。
ダルガ峰(なる)からは樹林帯で、たまにシダなどが足に当たりますが、明瞭な道が続きます。ちくさ高原スキー場のゲレンデの上からは小石がゴロゴロしていますが、すぐにマシになりました。ゲレンデは時期によっては草が茂っており、端を歩かなければ足元が見えにくいことがありますが、今回はきれいに刈られていました。
【紅葉&黄葉&高揚】
今回、山中の紅葉はピークを過ぎており、麓の県道72号線沿いのキャンプ場や川沿いが5〜8割程の色づき具合でした。ススキにすべてを持っていかれた感が強いですが、ちくさ高原では微妙に色が異なる紅葉や黄葉がいくつか見られました。
主に見られたのは、モミジとカエデです。共にカエデ属の広葉樹で、葉の切れ込みが深いものをモミジ、浅いものをカエデと呼んでいます。この日のモミジやカエデは黄色やオレンジ色など、様々な色彩で我々の目を楽しませてくれました。
カエデ属の紅葉だけではありません。カラマツの黄葉や色鮮やかなドウダンツツジの紅葉など、最後まで我々の気分は高揚したままでした😍
【ついにアレのアレ🐯】
この日、プロ野球日本シリーズの最終戦が行われ、阪神タイガースが日本一になりました。実は今年の6月18日に、全国で唯一のタイガース神社にお参りしました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5626675.html
もちろん願ったのは、「優勝できますように」ではなく、「アレできますように」でした。
ついにこの日、その願いが叶いました。岡田監督はインタビューの中で、例の決めゼリフ、「なんとか達成できたんでね、アレのアレを」と、優勝した後なのに、“アレ”という表現を用いて、周りを和ませました。38年前、岡田監督が選手会長を務め、タイガース史上初の日本一に貢献された時の記憶も蘇り、感慨深いものがありました。
一方、対戦相手オリックスの中心選手で今や日本最高の投手といわれている山本選手と今季パリーグ首位打者である頓宮選手は、ともに岡山県備前市出身(実家が隣同士)ということもあり、日本シリーズでのこの二人の活躍にも注目していました。特に、第6戦目で日本シリーズ史上初の14奪三振という形で第1戦目のリベンジを果たした山本投手の見事な投球と、第2戦目で完璧に抑えた宮城投手に対し最終戦でリベンジを果たしたタイガース打線の攻防を思い出し、この日、自分の気持ちもクライマックスに達しました。
紅葉と阪神タイガースの日本一で気分は高揚を通り越し、興奮状態でなかなか寝付けませんでした。幸せな一日でした😄
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