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Yamareco

記録ID: 6154682
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

岡山県&兵庫県境 峰越峠〜ダルガ峰〜ちくさ高原 ススキ&紅葉

2023年11月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:03
距離
8.2km
登り
446m
下り
452m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:45
休憩
0:18
合計
3:03
9:35
6
9:41
9:42
21
長義山登山口
10:03
10:03
71
11:14
11:26
15
12:38
峰越峠
ススキや紅葉など旬の動植物観察を楽しむコース
歩行距離8km、歩行時間2時間45分、歩行数14,100歩、消費カロリー890Kcal
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス  峰越(みそぎ)峠の以前、東屋があった辺りに自動車を停めました。邪魔にならないのは3台程です。また、少し南に数台分の広さの路肩があります。駒の尾山の兵庫県側登山口の駐車場は、通過時の9時台には車がありませんでした。ちくさ高原スキー場の駐車場やキャンプ場の駐車場は、登山者は利用禁止です。
 林道ダルガ峰(なる)線は工事のため全面通行止めだそうですが、美作市のHPは、それに伴うシャトルバスの運行取りやめのお知らせのみで詳細はわかりませんでした。西粟倉村のHPでは情報が見つけられませんでした。今回は兵庫県の県道72号線で北上して峰越(みそぎ)峠に向かいました。
コース状況/
危険箇所等
 危険箇所やヤブコギはありません。長義山(なぎさん)頂上<写真12>周辺は落ち葉で不明瞭な箇所がありますが、どこでも歩けるのでなるべく県境尾根から逸れないようにすれば大丈夫です。ちくさ高原スキー場西の作業道はススキが体に当たることが多いですが、かき分けずに歩けますし足元も見えます。ダルガ峰(なる)<写真21>からちくさ高原スキー場方面へは、一部、シダが足に当たる箇所がありますが、足元は見えます。
 山中の紅葉はピークを過ぎており、麓の県道72号線沿いのキャンプ場や川沿いが5〜8割程の色づき具合でした。ススキはもう茶色くなっていますが、光が当たるとまだ白っぽくきれいに見えます。

 長義山(なぎさん)登山口から県境尾根までは、ススキロードです。以前の地形図の破線の道とは少し異なる箇所がありましたが、より広くなっており、明瞭でした。樹林帯に入ると少しわかりにくい箇所もありましたが、どこでも歩けるので大丈夫です。今回、初めて今までとは逆に峰越(みそぎ)峠から登りましたが、いつも上りで急だと感じていた長義山南西尾根もステップが切ってあったおかげで下りやすかったです。
 長義山(なぎさん)頂上<写真12>からしばらくは、落ち葉で道が不明瞭な箇所がありました。この山域あるあるで、どこでも歩けるためかえって迷いやすいかもしれません。県境尾根からなるべく逸れないように歩けばいいのですが、所々で外れてしまいました。
 ちくさ高原スキー場の西、標高1,100mを過ぎると再びススキロードです。県境尾根に並行して自動車が1台ギリギリ走れるぐらいの幅がある作業道が続いています。ススキは多少体に当たりますが、かき分けずに普通に歩けます。
 ダルガ峰(なる)<写真21>からは樹林帯で、たまにシダなどが足に当たりますが、明瞭な道が続きます。
 ちくさ高原スキー場のゲレンデの上からは小石がゴロゴロしていますが、すぐにマシになりました。ゲレンデは時期によっては草が茂っており、端を歩かなければ足元が見えにくいことがありますが、今回はきれいに刈られていました。
その他周辺情報 ススキ越しに後山&船木山&鍋ヶ谷山<写真35>撮影地点からわずかに北東に進んだ所にラドンの泉があります。宍粟(しそう)市の名水の一つで、冬期を除き20ℓ100円で持ち帰りできます。三角屋根の大きな建物ですが、目立つ看板がないので気づきにくいかもしれません。
01船越公民館東側コスモス&ヒマワリ畑…林道ダルガ峰(なる)線が工事のため全面通行止めなので、兵庫県の県道72号線で峰越(みそぎ)峠に向かっていると、佐用町の船越公民館前にコスモスとヒマワリの花畑があるのに気づきました。奧の船越公民館の敷地は駐車禁止と言われたので路肩に停めて見学し、動画も撮りました。
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01船越公民館東側コスモス&ヒマワリ畑…林道ダルガ峰(なる)線が工事のため全面通行止めなので、兵庫県の県道72号線で峰越(みそぎ)峠に向かっていると、佐用町の船越公民館前にコスモスとヒマワリの花畑があるのに気づきました。奧の船越公民館の敷地は駐車禁止と言われたので路肩に停めて見学し、動画も撮りました。
02向かいのコスモス&ヒマワリ畑…県道72号線の向かい側のほうがヒマワリが多かったです。どちらもフェンスに囲まれ、中に入ることはできません。
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02向かいのコスモス&ヒマワリ畑…県道72号線の向かい側のほうがヒマワリが多かったです。どちらもフェンスに囲まれ、中に入ることはできません。
03コスモス&ヒマワリ…まさかのコラボです。ヒマワリはまばらなので、こぼれ種で生えたのかもしれません。記録的な暑さとなった今年の秋ならではの光景です。
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03コスモス&ヒマワリ…まさかのコラボです。ヒマワリはまばらなので、こぼれ種で生えたのかもしれません。記録的な暑さとなった今年の秋ならではの光景です。
04「馬鹿話」越しに笛石山…千種川の笛石橋のたもとより「馬鹿話」(ばかのわ)越しに笛石山を望みました。頂上直下に猫石があり、周辺は伐採地だったはずですが、色の加減なのか、わかりにくくなっていました。この彫刻の作者は空充秋(そらみつあき)氏です。宍粟(しそう)市の旧千種町には氏の作品がいくつかあります。おごしき山の「平成之大馬鹿門」の一番下の石からスタートし、この「馬鹿話」(ばかのわ)、松の木公園の「大馬鹿之和」(おおばかのわ)などを経て空山のほうの大馬鹿門の一番下の石でちょうど千個になります。
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04「馬鹿話」越しに笛石山…千種川の笛石橋のたもとより「馬鹿話」(ばかのわ)越しに笛石山を望みました。頂上直下に猫石があり、周辺は伐採地だったはずですが、色の加減なのか、わかりにくくなっていました。この彫刻の作者は空充秋(そらみつあき)氏です。宍粟(しそう)市の旧千種町には氏の作品がいくつかあります。おごしき山の「平成之大馬鹿門」の一番下の石からスタートし、この「馬鹿話」(ばかのわ)、松の木公園の「大馬鹿之和」(おおばかのわ)などを経て空山のほうの大馬鹿門の一番下の石でちょうど千個になります。
05「馬鹿話」越しにうろこ雲…すがすがしい秋の空に芸術作品が映えます。この作品のきっかけは、「平成之大馬鹿門騒動」です。京都の仏教大学が門柱の制作を依頼しましたが、「平成之大莫迦門」と名付けられたため、「バカとは何事か」と引き取りを拒否、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」の精神を表したということに同感した千種町が「平成之大馬鹿門」と名付け、おごしき山と空山に設置しました。これを記念し、千種町の千にちなみ、合計千個の石でできた作品がいくつか贈られました。
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05「馬鹿話」越しにうろこ雲…すがすがしい秋の空に芸術作品が映えます。この作品のきっかけは、「平成之大馬鹿門騒動」です。京都の仏教大学が門柱の制作を依頼しましたが、「平成之大莫迦門」と名付けられたため、「バカとは何事か」と引き取りを拒否、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」の精神を表したということに同感した千種町が「平成之大馬鹿門」と名付け、おごしき山と空山に設置しました。これを記念し、千種町の千にちなみ、合計千個の石でできた作品がいくつか贈られました。
06ライオンズの森モミジ紅葉…峰越(みそぎ)峠から舗装道路を南下していると、道の北側の法面にモミジが見えました。手前の大きな木は色づき半ばでしたが、奧の数本はこのようにいい色になっていました。近くにライオンズの森の看板があったので、植栽でしょう。
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06ライオンズの森モミジ紅葉…峰越(みそぎ)峠から舗装道路を南下していると、道の北側の法面にモミジが見えました。手前の大きな木は色づき半ばでしたが、奧の数本はこのようにいい色になっていました。近くにライオンズの森の看板があったので、植栽でしょう。
07ホオジロ♀…長義山(なぎさん)登山口から登り始めてほどなく、地面で餌を探している姿に気づき動画を撮りました。オスとは違い、顔の模様は黒ではなく茶色です。ホオジロの仲間のメスはよく似ていますが、ホオジロは腹部が白くないのでわかりやすいです。
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07ホオジロ♀…長義山(なぎさん)登山口から登り始めてほどなく、地面で餌を探している姿に気づき動画を撮りました。オスとは違い、顔の模様は黒ではなく茶色です。ホオジロの仲間のメスはよく似ていますが、ホオジロは腹部が白くないのでわかりやすいです。
08ススキ越しに長義山東斜面…ススキで山全体が真っ白に見える時期は少し過ぎていましたが、まだ十分きれいです。空には月が小さく見えています。少し進んだ所からススキロードを歩きながら動画を撮りました。
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08ススキ越しに長義山東斜面…ススキで山全体が真っ白に見える時期は少し過ぎていましたが、まだ十分きれいです。空には月が小さく見えています。少し進んだ所からススキロードを歩きながら動画を撮りました。
09ススキ越しに長義山東北東斜面&天児屋山&三室山&竹呂山…東北東方面です。手前はススキで白っぽくなった長義山(なぎさん)東北東斜面、左奥が天児屋山(てんごやさん)、中央に1,199m峰と奧に隠れるように三室山、1つだけ少し離れたピークが竹呂山、右奧は植松山の北にある1,170m峰と1,178m峰です。
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09ススキ越しに長義山東北東斜面&天児屋山&三室山&竹呂山…東北東方面です。手前はススキで白っぽくなった長義山(なぎさん)東北東斜面、左奥が天児屋山(てんごやさん)、中央に1,199m峰と奧に隠れるように三室山、1つだけ少し離れたピークが竹呂山、右奧は植松山の北にある1,170m峰と1,178m峰です。
10ススキ越しに植松山…今度は南東方面、奧の右端が植松山です。
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10ススキ越しに植松山…今度は南東方面、奧の右端が植松山です。
11ウリハダカエデ?紅葉…振り返ると明るいオレンジ色に輝く木が見えました。少し遠かったのではっきりとは見えませんが、葉は3裂しているようです。ウリハダカエデでしょうか。
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11ウリハダカエデ?紅葉…振り返ると明るいオレンジ色に輝く木が見えました。少し遠かったのではっきりとは見えませんが、葉は3裂しているようです。ウリハダカエデでしょうか。
12長義山頂上三角点「森上」…標高1,105.4m頂上三角点「森上」です。周辺は木が茂り展望は効きません。ここから西南西にある1,035m峰を過ぎると、南側に淡いオレンジ色や黄色に色づいた木々が見えたので、歩きながら動画を撮りました。また、さらに西南西に進み1,081m峰東斜面の標高1,065m辺りからマンネンスギロードを歩きながら動画を撮りました。
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12長義山頂上三角点「森上」…標高1,105.4m頂上三角点「森上」です。周辺は木が茂り展望は効きません。ここから西南西にある1,035m峰を過ぎると、南側に淡いオレンジ色や黄色に色づいた木々が見えたので、歩きながら動画を撮りました。また、さらに西南西に進み1,081m峰東斜面の標高1,065m辺りからマンネンスギロードを歩きながら動画を撮りました。
13ヒカゲノカズラ…太さ1冂の茎を伸ばすシダ植物で、白いのはもう十分に成熟した胞子嚢穂です。揺すると白っぽい胞子が出てきました。
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13ヒカゲノカズラ…太さ1冂の茎を伸ばすシダ植物で、白いのはもう十分に成熟した胞子嚢穂です。揺すると白っぽい胞子が出てきました。
14カラマツ黄葉…ススキロードと化した作業道の西側にカラマツが数本並んでいました。見頃を過ぎてほとんど茶色くなっていましたが、振り返って見ると、光の加減で少し明るくきれいに見えました。
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14カラマツ黄葉…ススキロードと化した作業道の西側にカラマツが数本並んでいました。見頃を過ぎてほとんど茶色くなっていましたが、振り返って見ると、光の加減で少し明るくきれいに見えました。
15古墳モドキ⁉…岡山県の埋蔵文化財地図には記載されていませんが、なんとなく古墳っぽく見えました。開口部は数十兒擁です。
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15古墳モドキ⁉…岡山県の埋蔵文化財地図には記載されていませんが、なんとなく古墳っぽく見えました。開口部は数十兒擁です。
16作業道西側ススキ群生…もう少し早ければウリハダカエデの紅葉とのコラボが見られたのですが、このようにほとんど坊主でした。ススキもかなり茶色くなっていますが、光の当たり具合によっては白っぽくきれいに見えました。ここから両サイドのススキの群生を動画に撮りながら歩きました。
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16作業道西側ススキ群生…もう少し早ければウリハダカエデの紅葉とのコラボが見られたのですが、このようにほとんど坊主でした。ススキもかなり茶色くなっていますが、光の当たり具合によっては白っぽくきれいに見えました。ここから両サイドのススキの群生を動画に撮りながら歩きました。
17ススキロード…作業道はこのようにススキロードと化しています。背丈を超えているので、道の左右は近くしか見えません。また歩きながら動画を撮りました。
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17ススキロード…作業道はこのようにススキロードと化しています。背丈を超えているので、道の左右は近くしか見えません。また歩きながら動画を撮りました。
18ススキ越しに沖ノ山…分岐でダルガ峰(なる)方面とは逆に進み、北北西に沖ノ山(おきのせん)を見ながら歩き、動画を撮りました。このまま進むと林道ダルガ峰線に下りられますが、工事のため全面通行止めになっているので、いい頃合いで引き返しました。
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18ススキ越しに沖ノ山…分岐でダルガ峰(なる)方面とは逆に進み、北北西に沖ノ山(おきのせん)を見ながら歩き、動画を撮りました。このまま進むと林道ダルガ峰線に下りられますが、工事のため全面通行止めになっているので、いい頃合いで引き返しました。
19作業道南端方面ススキロード…分岐まで戻り、ススキロードをさらに南西に進みました。このまま行くと道は大きくカーブし、やはり林道ダルガ峰線に下りられます。今回はもう少し先で引き返しました。
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19作業道南端方面ススキロード…分岐まで戻り、ススキロードをさらに南西に進みました。このまま行くと道は大きくカーブし、やはり林道ダルガ峰線に下りられます。今回はもう少し先で引き返しました。
20ツマグロバッタ♀…ツマグロイナゴ、ツマグロイナゴモドキともいいます。一番後ろの脚の関節が黒いのが特徴です。オスの体色は黄色、メスは褐色です。体長5冂でした。この少し手前で沖ノ山(おきのせん)などを動画に撮りました。
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20ツマグロバッタ♀…ツマグロイナゴ、ツマグロイナゴモドキともいいます。一番後ろの脚の関節が黒いのが特徴です。オスの体色は黄色、メスは褐色です。体長5冂でした。この少し手前で沖ノ山(おきのせん)などを動画に撮りました。
21ダルガ峰頂上…周辺は平坦なのでこれがないとスルーしてしまいそうです。道幅はそれほどないので休憩していると通行の邪魔になりそうですが、人に会ったことはありません。展望は効きませんが、すぐ近くにある駒の尾山の道標から西のヤブ気味の箇所に入ると、駒の尾山などが見えます。
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21ダルガ峰頂上…周辺は平坦なのでこれがないとスルーしてしまいそうです。道幅はそれほどないので休憩していると通行の邪魔になりそうですが、人に会ったことはありません。展望は効きませんが、すぐ近くにある駒の尾山の道標から西のヤブ気味の箇所に入ると、駒の尾山などが見えます。
22コミネカエデ紅葉…ダルガ峰(なる)頂上標柱<写真21>の奧に見えている木を見に行きました。長さ数僂陵佞5裂しますがモミジほど深くはなく、先端が長く伸びます。よく似たミネカエデは分布域が違います。
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22コミネカエデ紅葉…ダルガ峰(なる)頂上標柱<写真21>の奧に見えている木を見に行きました。長さ数僂陵佞5裂しますがモミジほど深くはなく、先端が長く伸びます。よく似たミネカエデは分布域が違います。
23エナガ…たくさんいましたが、相変わらずよく動くのでこれが精一杯でした。小さな体に長い尾羽、わずかに突き出たくちばしで間違いようがありません。
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23エナガ…たくさんいましたが、相変わらずよく動くのでこれが精一杯でした。小さな体に長い尾羽、わずかに突き出たくちばしで間違いようがありません。
24ちくさ高原スキー場リフトトップより三室山…東北東方面に三室山が見えました。
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24ちくさ高原スキー場リフトトップより三室山…東北東方面に三室山が見えました。
25ちくさ高原スキー場ゲレンデ上より沖ノ山…北北西方面に沖ノ山(おきのせん)が見えました。中腹は紅葉しているようです。ここから小石がゴロゴロして少し歩きにくい下りですが、すぐにマシになります。
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25ちくさ高原スキー場ゲレンデ上より沖ノ山…北北西方面に沖ノ山(おきのせん)が見えました。中腹は紅葉しているようです。ここから小石がゴロゴロして少し歩きにくい下りですが、すぐにマシになります。
26ちくさ高原スキー場ゲレンデより長義山南斜面越しに三室山…東北東方面です。手前は長義山(なぎさん)南斜面、左奧は天児屋山(てんごやさん)南東の1,199m峰、中央が三室山です。動画も撮りました。
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26ちくさ高原スキー場ゲレンデより長義山南斜面越しに三室山…東北東方面です。手前は長義山(なぎさん)南斜面、左奧は天児屋山(てんごやさん)南東の1,199m峰、中央が三室山です。動画も撮りました。
27ハウチワカエデ紅葉…コハウチワカエデ、ヒナウチワカエデ、オオイタヤメイゲツなどに似ていますが、葉柄が短く葉の長さの半分以下なのが見分けるポイントです。日当たりが良く乾燥するためカリカリになった葉も多く、黄色からオレンジ色の葉のほうがきれいでした。
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27ハウチワカエデ紅葉…コハウチワカエデ、ヒナウチワカエデ、オオイタヤメイゲツなどに似ていますが、葉柄が短く葉の長さの半分以下なのが見分けるポイントです。日当たりが良く乾燥するためカリカリになった葉も多く、黄色からオレンジ色の葉のほうがきれいでした。
28アキアカネ♂…胸部側面にある3本の黒い筋模様のうち真ん中の線の先端が先細りになるのが特徴です。成熟しても腹部しか赤くなりません。
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28アキアカネ♂…胸部側面にある3本の黒い筋模様のうち真ん中の線の先端が先細りになるのが特徴です。成熟しても腹部しか赤くなりません。
29紅葉半ばの大木…ゲレンデの北側奧に見えました。少し遠かったので葉の形がよくわかりませんでしたが、黄色から薄い赤色に色づいており、日に当たってきれいでした。
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29紅葉半ばの大木…ゲレンデの北側奧に見えました。少し遠かったので葉の形がよくわかりませんでしたが、黄色から薄い赤色に色づいており、日に当たってきれいでした。
30ちくさ高原スキー場モミジ…明らかに植栽でした。色づき半ばですが、周辺にはもう散った葉もたくさんありました。動画も撮りました。
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30ちくさ高原スキー場モミジ…明らかに植栽でした。色づき半ばですが、周辺にはもう散った葉もたくさんありました。動画も撮りました。
31ドウダンツツジ紅葉…丸太と土の階段を下りて見に行きました。実際にはもっと赤かったです。裏から日に透かしてみると、このようにより透明感のある明るい色に見えます。
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31ドウダンツツジ紅葉…丸太と土の階段を下りて見に行きました。実際にはもっと赤かったです。裏から日に透かしてみると、このようにより透明感のある明るい色に見えます。
32ドウダンツツジ実…長さ1cm少々の実がたくさんできていました。花柄がまっすぐ上に伸びるのが特徴です。動画も撮りました。
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32ドウダンツツジ実…長さ1cm少々の実がたくさんできていました。花柄がまっすぐ上に伸びるのが特徴です。動画も撮りました。
33ススキ越しにドウダンツツジ紅葉…ススキとのコラボです。白と赤、空の青と色鮮やかでした。ここから丸太と土の階段を上って舗装道路に出ました。
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33ススキ越しにドウダンツツジ紅葉…ススキとのコラボです。白と赤、空の青と色鮮やかでした。ここから丸太と土の階段を上って舗装道路に出ました。
34ちくさ高原スキー場ゲレンデ…南端のゲレンデです。以前はシーズンオフにはユリの花畑となっていました。懐かしいです。
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34ちくさ高原スキー場ゲレンデ…南端のゲレンデです。以前はシーズンオフにはユリの花畑となっていました。懐かしいです。
35ススキ越しに後山&船木山&鍋ヶ谷山…南南東方面にススキ越しに中央に後山、その右に船木山、右端に鍋ヶ谷山が見えました。
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35ススキ越しに後山&船木山&鍋ヶ谷山…南南東方面にススキ越しに中央に後山、その右に船木山、右端に鍋ヶ谷山が見えました。
36モミジ色づき半ば…葉がやけに細長く見えました。黄緑色から黄色、オレンジ色まで色とりどりです。裏から日に透かして見なくても十分きれいでした。動画も撮りました。
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36モミジ色づき半ば…葉がやけに細長く見えました。黄緑色から黄色、オレンジ色まで色とりどりです。裏から日に透かして見なくても十分きれいでした。動画も撮りました。
37峰越峠岡山県側…ちょうどこの辺りに三国平(みくにだいら)の道標がありました。
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37峰越峠岡山県側…ちょうどこの辺りに三国平(みくにだいら)の道標がありました。
38峰越峠兵庫県側…振り返り兵庫県宍粟(しそう)市の道標を見上げてみました。
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38峰越峠兵庫県側…振り返り兵庫県宍粟(しそう)市の道標を見上げてみました。
39峰越峠コミネカエデ紅葉…駐車地点まで戻ってくると、スタート時には日陰だった場所に日が差していました。もう少し赤くなると思いますが、十分きれいです。
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39峰越峠コミネカエデ紅葉…駐車地点まで戻ってくると、スタート時には日陰だった場所に日が差していました。もう少し赤くなると思いますが、十分きれいです。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 手袋(防水加工) 軍手 雨具 スパッツ 日よけ帽子(フード付き) 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 アタックザック ザックカバー(防水用) 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 タオルハンカチ カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(地図アプリ使用) eTrex22x(GPSナビゲーター) 虫よけスプレー

感想

【長義山からダルガ峰はススキパラダイス】
 出発点は岡山県(西粟倉村)と兵庫県(宍粟市旧千種町)の県境にある峰越(みそぎ)峠です。林道ダルガ峰(なる)線は工事のため全面通行止めだそうで、兵庫県の県道72号線で北上して到着しました。
 この日は、「第36回 ちくさ高原ヒルクライム大会」が行われており、大勢の選手が峰越峠を折り返し地点として、高度差500mもある坂道を疾走しておられました。

 この峰越峠近くに長義山(なぎさん)の登山口があります。この長義山の東から北東にかけての斜面はススキの大群生地です。今年は少し遅かったので茶色くなっていましたが、日に当たると白っぽくきれいに見えました。
 登山口から県境尾根までは、ススキロードを歩きました。紅葉はほとんど終わっていたようで、長義山(なぎさん)を彩っていたのは、明らかにススキでした。たまに振り返り、白っぽく見える周辺の斜面の景色を楽しみました。
 長義山(なぎさん)頂上からしばらくは、県境尾根からなるべく逸れないように歩けばいいのですが、所々で外れてしまいました。この周辺も落葉が多く、紅葉のピークは過ぎていたようです。ススキも見られる山域を選んで正解でした。

 ちくさ高原スキー場の西、標高1,100mを過ぎると再びススキロードです。地形図には載っていませんが、県境尾根に並行して自動車が1台ギリギリ走れるぐらいの幅がある作業道が続いています。1勸幣紊砲錣燭辰董∪笋┐襪海箸ないススキロードを歩きました。ススキの群生地の中に道がある感じです。多少体に当たりますが、かき分けずに普通に歩けます。
 鳥取県の名峰・沖ノ山(おきのせん)もススキロード越しに見えました。どの方角を見ても、ススキ越し、まさにススキパラダイスでした。

 ダルガ峰(なる)からは樹林帯で、たまにシダなどが足に当たりますが、明瞭な道が続きます。ちくさ高原スキー場のゲレンデの上からは小石がゴロゴロしていますが、すぐにマシになりました。ゲレンデは時期によっては草が茂っており、端を歩かなければ足元が見えにくいことがありますが、今回はきれいに刈られていました。

【紅葉&黄葉&高揚】
 今回、山中の紅葉はピークを過ぎており、麓の県道72号線沿いのキャンプ場や川沿いが5〜8割程の色づき具合でした。ススキにすべてを持っていかれた感が強いですが、ちくさ高原では微妙に色が異なる紅葉や黄葉がいくつか見られました。
 主に見られたのは、モミジとカエデです。共にカエデ属の広葉樹で、葉の切れ込みが深いものをモミジ、浅いものをカエデと呼んでいます。この日のモミジやカエデは黄色やオレンジ色など、様々な色彩で我々の目を楽しませてくれました。
 カエデ属の紅葉だけではありません。カラマツの黄葉や色鮮やかなドウダンツツジの紅葉など、最後まで我々の気分は高揚したままでした😍

【ついにアレのアレ🐯】
 この日、プロ野球日本シリーズの最終戦が行われ、阪神タイガースが日本一になりました。実は今年の6月18日に、全国で唯一のタイガース神社にお参りしました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5626675.html
もちろん願ったのは、「優勝できますように」ではなく、「アレできますように」でした。
 ついにこの日、その願いが叶いました。岡田監督はインタビューの中で、例の決めゼリフ、「なんとか達成できたんでね、アレのアレを」と、優勝した後なのに、“アレ”という表現を用いて、周りを和ませました。38年前、岡田監督が選手会長を務め、タイガース史上初の日本一に貢献された時の記憶も蘇り、感慨深いものがありました。

 一方、対戦相手オリックスの中心選手で今や日本最高の投手といわれている山本選手と今季パリーグ首位打者である頓宮選手は、ともに岡山県備前市出身(実家が隣同士)ということもあり、日本シリーズでのこの二人の活躍にも注目していました。特に、第6戦目で日本シリーズ史上初の14奪三振という形で第1戦目のリベンジを果たした山本投手の見事な投球と、第2戦目で完璧に抑えた宮城投手に対し最終戦でリベンジを果たしたタイガース打線の攻防を思い出し、この日、自分の気持ちもクライマックスに達しました。
 紅葉と阪神タイガースの日本一で気分は高揚を通り越し、興奮状態でなかなか寝付けませんでした。幸せな一日でした😄



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