青梅丘陵~霞丘陵ハイキング
- GPS
- 04:39
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 403m
- 下り
- 472m
コースタイム
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 5:05
天候 | 晴れ。11月にしては暑すぎる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
JR青梅線「石神前駅」下車 ●帰り JR八高線「金子駅」乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし |
写真
感想
ここ最近、全国で熊出没のニュースをよく見る。山だけではなく人里での目撃・被害が後を絶たないようだ。
クマの餌となるブナの実などのドングリ類が不作のため、里まで下りてきているらしい。
なので「熊が怖いなら山に登らなければいい」という話でも無くなっている。
とは言え、不作というだけでは無い気もする。そもそも熊の数自体が増えているのではないだろうか。
いままでこういうニュースを見ても身近なものとして捉えず、熊はどこか遠い存在に感じていた。
しかしそうではないのだ。登山やハイキングをする限り、熊は近くに潜んでいるし、人里に下りたとて安心はできない。
それは、今日登るコースとて例外ではない。
今日歩くのは、青梅丘陵から霞丘陵というロングコースだ。
青梅丘陵といえば雷電山~青梅間のハイキングコースだが、既に経験済みのため、前から気になっていた石神前駅からスタートすることにした。
そして同じく経験済みの霞丘陵と組み合わせた。
駅から青梅街道に出ると踏切があり、その向こうには重々しい雰囲気の登山口がある。
昔、青梅街道を歩いていた頃に見かけたものの、ハイキングに必要な装備も勇気も持ち合わせていなかったため、進むことができなかった。
その先がハイキングコースに繋がっていることを知り、このコースを計画立てた。
【石神前駅~青梅丘陵】
いざ登山道に入ってみると、道幅の広く平坦な林道になっている。
深い林に囲まれているため、朝にもかかわらず暗い。あまり人の歩いた形跡もなく、不気味な雰囲気を放っている。
道標もかなり古びているため、長い間整備されていないのだろう。
しばらくなだらかな林道を歩いていると、道幅の狭い急坂が出現する。湿っているためスリップすることなく登れるものの、結構キツい。
これまた勾配が急な階段を歩いていくと、ようやく肩に着く。道標があり、ここから青梅まで5.0kmとある。
青梅丘陵ハイキングコースの長い尾根だ。ここでようやく人が見られるようになる。
石神前から来る人は少ないが、このハイキングコース自体は人気で、平日だろうが人は多い。
これといって急坂といえる急坂はあまりなく、危険箇所も皆無に等しいため、ちょっとした運動にはちょうどいい。
特に、日向和田駅付近から青梅までは休憩所が多く一際優しいコースになっている。
出発から二時間ほど経ち、一般道に出る。
ハイキングコースの終点の目の前には、青梅鉄道公園、永山公園がある。このまま青梅駅には行かず、霞丘陵を目指していく。
【青梅丘陵~霞丘陵】
しばらく一般道を歩いて行く。青梅四小前にはコンビニもあるため、兵糧補給も出来る。
そこからさらに民家の中を歩いていくと、吹上しょうぶ公園の前まで来たため、少し立ち寄ることにする。
名前のとおりショウブを鑑賞できる広々とした公園だが、残念なことに閉まっていた。水曜日は休園日らしい。
吹上しょうぶ公園から少し歩いたところで、塩船観音寺という仏教施設に着く。
かの伝説の八百比丘尼が開基したとされる由緒ある寺院だ。
やや閑散とはしているが、夫婦や七五三に来た家族連れが見られる。春にはつつじ祭りが開催されていて、その日は盛況なのだろう。
坂を登り、大きな観音像を抜けると、いよいよ霞丘陵エリアになる。ここから望む景色が良い。
霞丘陵は先月、金子駅から都県境に沿って行ったばかりだが、こちら側から来るのは初めてだ。
青梅丘陵のように道がはっきりとしていて歩きやすい。すぐそばにはゴルフコースがあり、人の掛け声も聴こえてくる。
ここ一帯は、立正佼成会という宗教団体がハイキングコースとして開放している場所で、ところどころで同名が刻印された石碑があったり、信徒が利用するグラウンド場も見られる。
聞いたことあると思ったら、杉並区の環七沿いに大聖堂を構えたあの宗教だ。
この広大なハイキングコースは、信徒から集めたお金によって整備されたのだろうか。
笹仁田峠という地点に着くと一旦車道に出て、そこからまたハイキングコースに入って行く。
ここから歩いてすぐ、以前に訪れた七国山の広場に着く。このまま北に進んで行くと岩蔵温泉があり、そこが霞丘陵の終点になっている。
今回は七国広場から東に進み、住宅街まで下りて行く。
金子橋に着いたところで霞川に沿って歩いて行き、本日終点の金子駅に到着。
今日はここで帰路に着くとする。
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