地蔵峠から東西篭ノ登山、池の平湿原（中央分水嶺）

2023年11月09日(木) [日帰り]

• GPS: 07:51
• 距離: 15.2km
• 登り: 875m
• 下り: 860m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:28
• 休憩: 1:20
• 合計: 7:48

距離 15.2km 登り 875m 下り 875m

6:46 烏帽子岳登山口
8:13 8:14 見晴岳
8:30 8:31 三方ヶ峰
8:50 見晴岳
8:58 9:04 雲上の丘
9:09 雷の丘
9:15 9:20 村界の丘
9:26 9:31 池の平駐車場
10:07 10:27 東篭ノ登山
10:53 11:08 西篭ノ登山
11:36 11:49 東篭ノ登山
12:21 12:22 池の平駐車場
12:48 12:56 池の平湿原
13:28 13:33 池の平駐車場
14:33 烏帽子岳登山口
14:34 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

地蔵峠の無料駐車場を利用。トイレあり
上部の池の平駐車場は有料期間が終了していた

コース状況／危険箇所等

ハイキングコースとして安全に整備されている
東西の篭ノ登山の山頂付近は、冷たい風が強かった

写真

11/9 6:43

地蔵峠の駐車場。朝6:40の状況

11/9 6:46

分水嶺の説明。ちなみにこのあたりは通常とは南北方向が逆の分水嶺になっている

11/9 7:01

右（南）の道をのぼり、左の道を降りてきた

11/9 7:04

朝日に照らされる湯ノ丸山とスキーゲレンデ

11/9 7:39

朝日の当たる槍ヶ岳

11/9 8:02

山頂標識と思ったら、手前の標識だった

11/9 8:03

八ヶ岳の赤岳から蓼科山。その向こうに南アルプスの北岳が頭を出している

11/9 8:04

穂高岳、槍ヶ岳

11/9 8:04

白いのは立山と剣岳（？）

11/9 8:05

白馬連峰。手前は烏帽子岳

11/9 8:11

少し歩くと見晴岳山頂

11/9 8:19

池の平湿原が現れた。池の平はもとは火口だったようだ。向こうは浅間山

11/9 8:28

三方ヶ峰

11/9 8:30

三方ヶ峰からの八ヶ岳。

11/9 8:39

戻って、池の平の北の尾根に向かう。向こうに東篭ノ登山、水ノ塔山

11/9 8:57

雲上の丘

11/9 8:58

雲上の丘からみる浅間山と池の平

11/9 9:16

村界の丘。昔は境界線があったのだろう

11/9 9:26

池の平の峠に降りた

11/9 9:31

篭ノ登山の登山口

11/9 9:35

東篭ノ登山は、山頂の西に小さい峰がある

11/9 10:00

東篭ノ登山の山頂近くでは石の道になる

11/9 10:06

東篭ノ登山山頂は、溶岩の丘だ。石は20〜30cmくらいで、それほど歩きにくくはない

11/9 10:07

東篭ノ登山の山頂

11/9 10:07

西方向。遠くに北アルプス、中間に湯ノ丸山、近くに西篭ノ登山

11/9 10:08

北方向の四阿山

11/9 10:08

東方向の水ノ塔山、浅間山。水ノ塔山までの尾根は黄色い崖が迫っている

11/9 10:09

南方向。遠くに八ヶ岳と中央アルプス。近くに池の平。池の平はもとは火山の火口だったのがわかる

11/9 10:09

富士山

11/9 10:10

八ヶ岳。重なって見える南アの北岳、仙丈ケ岳

11/9 10:11

穂高岳、槍ヶ岳

11/9 10:11

白馬連峰

11/9 10:29

湯ノ丸山を見ながら西篭ノ登山に向かう

11/9 10:52

西篭ノ登山の山頂が見えた

11/9 10:53

西篭ノ登山

11/9 10:55

11/9 10:56

八ヶ岳。先ほどと比べて重なる南アの山の位置がちょっと違う

11/9 12:19

池の平の峠におりた

11/9 9:30

池の平湿原。もとは火口。いまは乾燥がすすんでいる

11/9 9:28

池の平の散策路。中央の道が工事中なので、東の周回路から入った

11/9 12:38

湿原に来ると、木道が整備されている

11/9 12:45

広々とした湿原。先ほど歩いた雲上の丘が見える。私以外にお二人が歩いていた

11/9 12:46

乾燥がすすんでおり、ほとんどの面積が低い笹でおおわれている。遠くは東篭ノ登山

11/9 12:53

西の端には池が残っている

11/9 12:54

池の周囲だけ笹がない

11/9 13:55

下山路。一部で広い林間の斜面があり道がわかりにくかったが、黄色いテープの目印で助けられた

11/9 14:04

目印のテープは普通のピンク以外に黄色やオレンジもあった

撮影機器：

Canon PowerShot G9 X Mark II Canon

感想

Rika_trek

地蔵峠から東につながる中央分水嶺の線をつなごうと歩いた。
ここら辺は、
・北に流れた水は（群馬県を経て）太平洋に流れる
・南に流れた水は（長野県を経て）日本海に流れる
という普通とは逆の分水嶺になっている。

分水の尾根はまるくなまっているので、池の平までは行きと帰りで別の道をとって広い範囲を歩くことにした。

池の平までの歩道は、ハイキングコースとしてよく整備されていた。
東篭ノ登山と西篭ノ登山までの登山道もよく整備されていた。

東篭ノ登山は、近くの湯ノ丸山などの火山と同じ溶岩の石がごろごろのまるいドームの山頂だった。

標高は2228メートルあり、四方の眺望がよかった。
ここも湯ノ丸山（2101メートル）と同じように、比較的短時間で2000メートル以上の眺望の良い山頂に到達できる、お得な山だ。
今回は山頂付近では冷たい風が強く、上着を着る必要があった。

池の平は、火山の火口湖が時間をへて湿原になったもののようだ。
遠めに見ても、湿原の木道を歩いてみても、「広々としたし典型的な湿原の景色」が美しいところだった。
近くでよく見ると、湿っておらず乾燥が進みつつあり笹が覆っている面積が多いようだった。

東西の篭ノ登山の登山と眺望、池の平湿原の眺めを楽しめる山行だった。
美しい池の平は今後さらに乾燥が進むのだろうか、それとも「湿原」の状態を維持できるのか、気になるところだ。