天狗山BC−1週間後の再挑戦

2015年04月18日(土) [日帰り]

• GPS: 09:51
• 距離: 5.1km
• 登り: 581m
• 下り: 578m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:40
• 休憩: 1:30
• 合計: 6:10

距離 5.1km 登り 583m 下り 578m

9:20 国民宿舎 天望立山荘
12:40 13:10 2470P
13:40 天狗山
13:50 14:50 2470P
15:30 国民宿舎 天望立山荘

先週途中まで登った時に急坂が数箇所あったので、この日はクトーを付けて登行開始。そのおかげか、先週よりは楽に登れた（雪が締まってせいもあるが）。
前回は、国民宿舎から稜線に出るまでは尾根筋のルートだったが、この日は目印のポール伝いでちょっと尾根から外れて途中から稜線に出た（ポールが下って行くように見えたので）。
2470Pの手前のピーク（もどき）の直前は雪が固く、クトーでも滑るようになったので板を外してツボ足で登り、平場で再度板を履き、2470Pを通って山頂を往復。
ログは電池切れのため途中まで。後は手書きで大体のところを直線的に。
GPSの電池は単4だと思いこんでいたら単3だった。予備電池があったのにorz

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

・立山黒部アルペンルート（富山側）は4月16日全線開通

コース状況／危険箇所等

・稜線に出るまではところどころ急坂はあるものの危険箇所はない。
・クトーの利かないクラスト斜面（一部氷化）もあり、滑るに快適な斜面も滑落したらどこまでも行きそう。（山頂の西側二つ目のピーク手前：標高2400m辺り）
・稜線南側は切れ落ちてそのまま立山カルデラなので雪庇、踏み抜き、滑落等注意

その他周辺情報

・立山帰りの温泉はたいがい吉峰グリーンパーク（\610）。露天風呂を工事してから（外観に変化なし）湯温が高くなったような気がして以前よりのんびりゆた〜っと浸かれない。次回からは違うところにしようかな。

写真

4/18 7:22

立山駅前広場7時20分、先週は見なかった観光バス。

4/18 7:21

1週間前は誰もいなかった構内もにぎわいます。

4/18 7:34

さらに人が増え、

4/18 7:32

ツバメも見守る中、8:00発のケーブルカーに乗車して8:50弥陀ヶ原着。

4/18 9:10

先週はガスで視界が利かなかったが、今日はスッキリ晴れてます。

4/18 9:11

進む先が見えるというのは心強い。
真中にちょこっと見えるピークが山頂かと思ったが、二つ手前だった。

4/18 9:21

右端から稜線に向かいます。
雪はクラスト気味で締まった感じ。

4/18 9:21

国民宿舎の屋根もまだ登れそうデス。
右端に大辻山も見える。

4/18 9:54

途中までこのポールに導かれて進む。稜線に出るまでは先週と違うルートでした。今回は急斜面に備えてクトーを装着。そのせいか歩きやすかったが、2回ほど2〜3mズリ落ちた。

4/18 10:29

稜線に出ると薬師がド〜ン。

4/18 10:25

薬師アップ

4/18 10:25

薬師稜線を東（左）にたどればザラ峠の右に鷲岳、鳶山、左に獅子岳、鬼岳、龍王岳。一昨年初めてのテン泊山行で五色ヶ原までたどった道。獅子岳の上り下りがきつかった。

4/18 11:19

ここの手前が結構な斜面で雪も固くクトーでもすべるのでスキーを外してツボ足で登ってきた。
山頂はもうすぐと思ったが、この絶壁の右端あたりのピークが山頂だった。

4/18 11:22

広大な弥陀ヶ原。鍬崎山が下に見える。対面の大辻山は残念ながら手前の白い木の陰。大辻山の三角具合が好きなのです。

4/18 12:17

山頂だと思ったピークで剱岳。
奥大日の稜線ってあんなに平らだったけ？

4/18 12:17

やっぱ、剱のアップはデフォルト。

4/18 12:17

薬師もいいなぁ。

4/18 12:18

およよ、真っ白な笠が見える。
白すぎて良く写らない。スキー登行も写真も技術不足。

4/18 12:18

里から見る鍬崎山は尖っているけど、こっちから見ると結構どっしりしている。

4/18 12:18

ハートマーク、我も見たり。

4/18 12:26

雲と剱がいい感じ。

4/18 12:45

山頂と思ったところ（2470P）からの剱。
剱は何回でも撮る、しつこく撮る、撮り飽きない、撮らざるを得ない。

4/18 12:46

天狗山山頂は絶壁の右端。

4/18 12:46

ここです！（山頂アップ）
左奥に雄山の社務所。白くて分かりにくいが天狗山の後ろに国見岳。その左後ろに浄土山、右後ろは龍王岳。下って鬼岳。

4/18 12:48

75mm（×1.5)ア〜ップ。

4/18 12:49

200mm（×1.5)ア〜ップ。
剱は近くで見ると頂上が丸まっていてかわゆい。

4/18 12:49

右にカメラを振れば立山ぁ〜。

4/18 12:48

雄山ア〜ップ。
今シーズン必ず滑ってやるゾ。待ってろよぉ。

4/18 12:48

浄土山南峰の富大施設。
未練が残るorz

4/18 12:50

鍬崎山がずいぶん下に。

4/18 13:40

天狗山から山頂と間違ったピーク（2470）を振り返る。

4/18 13:40

立山カルデラ。
でっかい噴火口だな〜。

4/18 14:50

剱よ、さらば。
2470Pに戻ってきて昼飯食ってここからドロップ。

4/18 15:02

シュプールが。。。。。。わからんorz

4/18 15:12

左上のコルから。やはりシュプールがわかりにくい（泣）
空と稜線の感じがいい。
このあと下まで降り過ぎてアルペンルートに沿うようにして国民宿舎に戻る。もっと上から国民宿舎を目指せばツリーランを楽しめたはず。

撮影機器：

DSC-W630 SONY

DSLR-A100 SONY

感想

レッズ

先週途中撤退したルートに再挑戦。
（http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-613031.html）

前回何故息が上がったか検証するために、今回は日帰りだったが装備も重量も同じにして自分を試してみた。結果、山頂を踏むことはできたが、先週の皆さんが3時間20分で天狗山に到達したのに対して、ピークを間違えてゆったりした時間を差し引いても自分は3時間50分ほどかかっている（途中のスキー着脱時間は含む）。
自分が最初からいなければ皆さんはもっと早く天狗山に着いていたかもしれない。
ということは、単に、メンバーのスピードについていけなかったので息が上がったというわけだ。高度順応とかの問題ではなさそうだ。健脚ではないが人様より少しは体力があると自負していたのだが、前回の面々はスーパーな人たちだった。

無雪期の自分の登行ペースは何となく去年あたりからつかめてきており、立ち休みをせずとも連続して歩けるようになったが、スキー登行では自分のペースがまだつかめていない。出だしはゆっくりを心掛けているつもりだがかなりの頻度で息継ぎの休憩をしている。先週は特に早いとは感じなかったのだが、結果として息が上がっている。まだまだ修行せねばならない。
同じ重量の荷物でも今回はすこし軽く感じたせいもあってか、滑走にはリュックの重さが気になることはなかった。15kg背負っても滑れることが分かったことは収穫。

2470P（ここが一番高く見えた）を山頂と勘違いして写真を撮っていたら、天狗平から登ってきた人に山頂はもっと先だと教えられてあわてて往復してきた。
聞けば、その人は僕と同じ時間のケーブカーで上がってきて、室堂（山？）で遊んで国見岳を滑って天狗山に登り返してきたとのこと。4時間近くかけて登っている間にそんなこともできるんだと、立山近辺での遊び方をひとつ覚える。

雄山からも滑ってみたいが、室堂山でも遊んでみたい。
雷鳥沢は？剱沢は？
あの近辺、遊び場、遊び方がいっぱいあって当分は飽きないだろうな。
あとどれくらい富山にいられるかわからないけど遊び尽くしたい。

コメント

がんちゃん

リベンジおめでとうございました
レッズさん、まずは先週のリベンジおめでとうございました。

山スキーは楽そうに見えますが夏山より体力も技術も必要になるのでそれなりに鍛えないといけないと思います。
（自分も夏山は冬山のために登っているといっても過言ではありませ
ん（笑））

僕も毎週でも立山に行きたいのですが、アルペンルートが高いので厳しいですね（汗
自分の足でしばらく稼いで滑ろうと思います。

レッズ

Re: リベンジおめでとうございました
どうもありがとうございます。
前回の帰宅途中にジョギングを再開して体力をつけようと決意したのですが、まだ全然です(笑)
質素倹約の生活で交通費を捻出せねばなりませんが、アルペンルートの料金をはもうちょっと何とかならないかと思います。

Nishiden

拍手
リベンジ達成おめでとうございます。
全線開通の後なので、弥陀ヶ原でバス降りて山登った人は少なかったでしょう。
次は美女平までスキーで行くのがお勧めだけど、お昼過ぎには天狗山に登り、午後1時には弥陀ヶ原を出ていたいですね。トレーニングお互い頑張りましょう。

レッズ

Re: 拍手
ありがとうございます。
弥陀ヶ原で降りたのは従業員さん数人と私だけでしたので、天狗山までは静かな気持ちのいい山行でした。弥陀ヶ原〜美女平はコース取りもチケット売り場での言い訳も難しいそうなので、先に雄山からの滑走を決めたいと思っていますｖ

tekapo

みごとなリベンジです
先日の土曜日はいい天気でしたね。
弥陀ヶ原も沢山の人が山を楽しんでおられたことでしょう。
私が山スキーを始めて思ったことは、一緒に行く仲間は自分よりも
遥かにパワフルで、スーパーマン揃いだと感じたことです。
登りで十分な体力を残して、一番の楽しみである滑りに最大限の脚力を発揮する
というのがこの世界なんだなと感じました。
山に登れば登るほど、その想いは尽きず、それに応えるべき脚力が
次第に備わってくるんだと思っております。

また、ご一緒しましょう〜

レッズ

Re: みごとなリベンジです
おひさデス。
このところ天気の良い日が続いているので雪が消えるのでは心配していますが、これからでも十分滑れるところがあるそうですから修業続けます(笑)
この土日は久しぶりに家に帰ったので次の休みは立山室堂へ出かけようかと考えています。