至仏山


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 855m
- 下り
- 855m
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年11月の天気図 |
アクセス |
感想
この山も、小学生時分に家族で来た山。
その時は、鳩待峠が混んでいて、足元がグチャグチャの小雨の薄暗い日だった。
家族5人で、登り始めたけど足元は悪いし、雨脚は強くなるし・・・
挙句の果てに、風が強くなり結局断念して登れなかった山だ。
今回は、一人で来てみた。
鳩待峠に着いた時は、4:30頃。既に10数台の車が停まっている。
秋の薄暗い朝の中、歩き始める。
樹林帯を抜けていく。
風が強いのか、落ち葉になりかけの木々の葉をカサカサと揺らしている。
急登を登ると視界が開け、木道になる。
朝は冷え込んでいたが、山の上はもっと冷えている。
木道が雪でも積もったかのように真っ白だ。
誰の足跡もついていない。
暫く行くと、岩が周りに出てきた。
前に家族で来たときに、風をしのぐ為に休んだのはこの辺だったのかなぁ
まき道の登り。小至仏山山頂。
ガスが相変わらずかかっているが、風がたまに眺望を開けてくれる。
山影が見えた。燧ケ岳だ!朝日で輝いている。
どうやらガスに包まれているのはこちらだけらしい。
体は熱く汗をかいているけど、風が冷たい。寒さも感じる。
周りを見ながらゆっくりと歩く。
至仏山頂!
寒い・・・すぐにカッパを着て、バーナーで持ってきた鍋焼きうどんの準備。
それにしても寒い・・・しかも誰もいない。
食事を済ませ、そそくさと下山。
尾瀬方面へ下りる。
結構な下りだ。
ガイドブックには、ここのガレ場の岩は蛇紋岩と言って、濡れるとアルカリ成分が出て滑りやすいと書いてあった。
霜とガスの結露で見事に濡れてる。気をつけなくっちゃ・・・
思っているそばから滑った。
あいたたた…左足首を少しひねってしまった。
左足をかばうように慎重に下りる。
下から、登って来た人一名にすれ違い、後から下って来た人二名に追い越される。
湿原まで下りると、既に草は黄金色。
燧ケ岳が悠然とそびえてる。
木道を歩きながら、写真を撮る。(この頃は一眼レフ。しかもアナログ)
ビジターセンター到着。
7,8組の登山者(観光客?)がいる。
各小屋は、既に閉ざされている。
休憩している職人さんらしき人に聞くと、山じまいが明日らしい。
明日は、ここから鳩待峠にある木道の橋が雪でつぶれないように撤去するとの事。
よかったぁ。
痛む左足を引きずりながら鳩待峠へ。
最後の登りきつかったなぁ
駐車場のおじさんが、おおきなポシェット持って目の前に。
「どうした?蛇紋岩で滑ったのか」
「はい」
「多いんだよなぁ。滑る人。お大事にね。あ、駐車料金まだだよね。¥2500」
げっ!高い!
有料とは聞いていたけど・・・一人だと負担100%。きついなぁ
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