至仏山


- GPS
- 06:11
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,786m
- 下り
- 1,797m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
一杯になると尾瀬戸倉までおろされる+乗合バスになるので、ダメージが大きいです(今回はギリギリ鳩待峠に停められました)。 |
写真
感想
本来、深夜2時くらいに出発して、平ヶ岳を目指す予定だったが、鳩待峠へのゲートが開くのが6時だったため、出発できずに敗退した。この辺の詰めが甘いあたり、僕らしい、、、Google Mapで見たときは、ゲートから鳩待峠までちょうど10kmくらいあったが、これをスキーブーツで歩いて、それから平ヶ岳を目指すのは、ちょっと現実的ではない(距離が50kmになる)。。。
元々は岳人の「ハイグレード山スキー」(今は絶版)にあった記録は、ゲートから鳩待峠までを自転車で行き来してのワンデイだったが、僕はそんなことをする気はない、、、という訳で敗退決定。代替案も無いので、同行の山岳会メンバーが3名と一緒に至仏山へ行くことにする(彼らは元々至仏山予定だった)。
早朝、ゲートが開く6時まで待って、車で鳩待峠へ向かう。鳩待峠に着いたが、平ヶ岳に向けてモチベーションを高め、そのためにレッドブル(頂きもの)をチャージしていたので、いつでも走り出しかねない状態。という訳で、会のメンバーを置いて、一人先に出発する。
<登り1回目> 鳩待峠1591m〜至仏山2228m = ↑637m
鳩待峠から他のハイカーや山スキーヤーと一緒に尾根筋に歩いていく。1700m地点くらいから尾根、トレース、小至仏山など完全無視でトラバースにとりかかる。トラバースは、谷側の足にアンバランスな荷重がかかるが、距離と無駄な上り下りが短縮できるため、やはり早い。広い雪の一枚バーンをガンガン登り、至仏山頂に0820着。登山者の方とカラスに先を越されていたが、山頂にはまだ誰もいない。まだ雲も出ておらず、周囲の山が見渡せ、最高の登山日和。
<下り1回目> 至仏山2228m〜停止点1909m = ↓319m
準備して、0835滑走開始。雪面はまだ少し固く、縦溝がひっかかるが、悪くはない。0845に300mほど滑って止まり、登り返す。
<登り2回目> 停止点1909m〜至仏山2228m = ↑319m
ほぼ最初の登りルート同様に登り返し、0923に再び山頂に戻る。まだ人影はまばら。山岳会メンバーは、まだ来そうにないので、もう一本滑ることにする。
<下り2回目> 至仏山2228m〜停止点1801m = ↓427m
0942滑走開始、0948滑走終了。今回はさっきよりも長めに滑る。選んだ斜面は、山頂からそのままフォールラインへ落とすものだが、先週?のトレースで荒れていて、あまり楽しくない。再び登り返す。
<登り3回目> 停止点1801m〜至仏山2228m = ↑427m
至仏の北東面が見たかったので、わざわざトラバースして、回りこむ。山の鼻が見えて、期待通りの眺望が広がった。明日も天気が良いらしいので、今日あたり尾瀬ヶ原にキャンプを張る人も多いのだろう。楽しそうだ!さておき、高天ヶ原あたりで一部木道を歩き、回りこんで最後は雪を踏み、1042再び山頂へ。かなり混んできた。他のメンバーは、まだ来ていないので、再び滑ることにする。
<下り3回目> 至仏山2228m〜停止点1962m = ↓266m
1050に南側へトラバースし、一本目と似たラインを滑るが、急な斜面に雪の変化が重なり、足を取られ、大クラッシュ。ものすごい数のギャラリーの前で醜態を晒した。落ちたサングラスを回収し、板を履き、1962m地点まで滑走。また登り返す。
<登り4回目> 停止点1962m〜至仏山2228m = ↑266m
登っている途中、メンバーからSMSで山頂に着いた旨連絡があった。1130本日四度目の山頂。大勢の人で溢れかえっている。こんな山には正直もう来たくない、、、良い感じに疲労し、メンバー3名とも合流できたので、最後の滑走をし、帰途につく。
<下り4回目> 至仏山2228m〜停止点1493m = ↓735m
1146滑走開始。途中何度かピッチを切りながら、1240にワル沢と川上川の出合に着いた。ワル沢は、下部が少し割れているが、川の底が浅いので、恐さはあまりない。ワル沢左岸側の尾根は、所々木が無く楽しいし、木がある所もそれはそれで楽しい。
M先輩に撮ってもらった僕の滑走動画17秒↓
<帰り道> 停止点1493m〜鳩待峠1591m = ↑98m
1240頃再びシールを付けてハイクアップし、鳩待峠へ戻った。このハイクアップと距離は大したことがない。右ふとももの付け根、関節が少し痛かったのは、長い距離片一方のトラバースをしたからだろうか。しかし、まだまだ歩けそうだった。
累計標高差(登り): ↑1747m
移動距離: 14.51km
これを折り返し地点と考えれば、平ヶ岳の往復30kmは、十分ワンデイ可能な距離だった。だけに、計画不足が悔まれるところ。初日の土曜日ではなく、翌日の日曜日だったら、平ヶ岳の山頂は踏めていただろう。
しかし、それにしてもこの時期の尾瀬は人が多い!尾瀬は初夏に一度来ただけで二度目だったが、正直、少し嫌気がした。ということは、やはりもっと早い時期に自転車で?来るしかないのか??もしくは、3月にロングルートを計画するか、いずれにしてもこの山域は雪が多く、とても楽しめそうだ。
ちなみに、この日久しぶりに百名山に登り、57座達成しました!当初予定していた山ではありませんが、嬉しい限り。
コメント
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初めて、Tomahawkさんの滑降動画を拝見!
超、カッコイイですね〜! さすがプロの域!
それにしても4往復とは
平ケ岳まで行けたかもしれませんね。無雪期に行ったことがありますが、いい山です。
私もGW前半は、尾瀬です。登山道の無い「景鶴山」は、スキーと同じで、雪を利用して登ります。至仏山の混雑を見たら、景鶴山も人でいっぱいなのではないかと、いやな予感
mizuki
mizukiさん、
コメントありがとうございます!
遠くて良く見えなくないですか
僕のウリは、滑りのキレイさや上手さではなく、
「どこでも滑れる?」というところです
(そして、攻めすぎて吹っ飛ぶ)。
なかなか動画は撮れないですけどね。。。
「景鶴山」三百名山なんですね!
とはいえ、さすがに行く人は少ないのでは??
尾瀬ヶ原に人は沢山いそうな気がしますが、、、
雪のある時季しか行けない、というのは魅力的ですね。
僕は、GW剱方面でまだスキー(最後の悪あがき)をしている予定です
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