鍬崎山(富山百山 48座目)
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,253m
- 下り
- 1,269m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ゴンドラ料金は往復1,000円、片道600円 グリーンシーズン開幕日の当日は半額でした(但し入浴券付き往復券は通常通り1,200円)。 http://www.tateyama36.co.jp/green/gondora.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
ゴンドラを使って鍬崎山へ行く場合、登山届をゴンドラチケット売り場で記入する必要があります。自分が前回来た2年前はリスト方式だったように記憶していますが今回は一人(一グループ)一枚でかなり詳しく記入する事項があったようです。自分は自前の登山届を持参、提出しました。下山後にも係員に下山の旨一声かけることになっています。お忘れなきよう。 ゴンドラ山頂駅〜瀬戸蔵山 ほとんど雪道です。危険個所はほとんどありませんが「もしかして雪庇の上?」のような所があります(下山時に気づく)。この区間に限らず、雪庇が発達する北側の雪が切れている場合はなるべく南側にルートを取るようにすると安全かと思います。 瀬戸蔵山〜大品山 最初の鞍部へ降りるときに少々勾配のきつい降下があります(その部分はまだ雪道)。その後小さいピークを登り降りして後半4分の1ほどはほとんど夏道になっています。 大品山〜独標(1756m地点) 独標へたどり着くまで3つほどピークがあります。 大品山からは見えている鍬崎山の少し左をめがけてルートを取ります。 大品山からピーク1は急降下と急登があります。すべて雪道でした。 ピーク1からピーク2はほとんど夏道が露出していました。 ピーク2からは当初広尾根になっており緩斜面ですがピーク3への登りは強烈な急登です(雪道)。 ピーク3から独標もそれなりの登りです。 独標の前に鎖場があるのですが鎖、ボルトとも完全に露出しています。通常の夏道と同じです。鎖場への取りつきが多少危険なのですが低木の枝下をくぐって雪のステップを登るようになっていました(先行者の方、ありがとうございます)。G.W辺りには普通の夏道レベルになっているものと思います。 独標〜山頂 鞍部へ降りて少し上るまでは雪道なのですが。それ以降は不思議なことにほとんど夏道が露出しています。ただし頂上取りつきは雪道でそれなりに気を使うトラバースもあります(雪庇を避けるため)。 |
その他周辺情報 | 今回は半額サービスを利用したので立ち寄り湯に行かずに帰宅しました。 ゴンドラの入浴券付往復チケットを購入すると付近の立ち寄り湯へ行くことになります。詳しくはチケット売り場にてお尋ねください。 |
写真
装備
備考 | アイゼンを持参したのですが出番はありませんでした。ただし「持っていかない方がよかった」と思うほど自分は雪山歩行技術があるわけではないので仕方ないですね。 |
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感想
本日が立山山麓のグリーンシーズン開幕という情報をキャッチしたので鍬崎山にしました。
ゴンドラは1番乗りだったのですが、あっという間に単独男性に抜かれました。この男性が最初のトレースを付けて下さったのですが急斜面のところでは直登するもので自分が辿るにはきついものでした。
大品山で単独女性に抜かれたのですがこちらの方のトレースは急斜面でジグを切って靴のエッジ角付をするもので足の弱い自分に丁度で助かりました。
御年輩の夫婦連れと思われる登山者と同じようなタイミングで登ったので言葉を交わしたりしましたがこちらの方々は長靴にストックと言うつわもので旦那様は100、200、300名山をすべて踏破されたそうです。
下山時、ピーク3からピーク2へ向かう急降下をへっぴり腰でゆっくり降りていたら単独男性(1番乗りの方とは別の方)が急斜面を走り降りて行かれました。あっけにとられて見送りましたが雪が十分に柔らかいとあのような事が可能だとわかり少しだけ真似してみたら自分にもできました。この技は「仮に転んで滑落しても先は緩斜面で止まる」のような状況で使えるのだろうと思います。
今回自分が用いたギアは
登り
ゴンドラ山頂駅から独標先の夏道が切れるまで
ストックにツボ足
それ以降山頂まで
ピッケルにツボ足
降り
山頂から大品山まで
ピッケルにツボ足
大品山から山頂駅まで
ストックにツボ足
です。
全てツボ足で通せたのは雪質に助けられたのだと思います。
「より安全に行くならアイゼンつけるといいかな」と思った区間は、行きの場合
大品山からピーク1までの急降下と急登
ピーク2から3までの急登
頂上直下の夏道から雪道になる個所以降
です。
本日から鍬崎山は賑わっていくと思いますが行かれる方は気を付けて。
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