焼岳 BC 湿雪雪崩を起こしてしまいました

2015年04月25日(土) [日帰り]

• GPS: 06:17
• 距離: 7.6km
• 登り: 898m
• 下り: 863m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:49
• 休憩: 1:23
• 合計: 6:12

7:13 新中の湯登山口
8:38 8:38 1972mピーク
9:00 9:09 広場
9:16 9:16 下堀沢出会
10:42 11:52 焼岳(北峰)
12:21 12:21 下堀沢出会
12:24 12:24 広場
12:39 12:42 1972mピーク
13:22 13:23 新中の湯登山口
13:25 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新中ノ湯登山口までの道路がこの週末より冬季閉鎖解除になりましたので、それに併せて出かけてきました。
ただし帰りに下っていくと、中ノ湯の手前で倒木で通行出来ず、撤去を待ってやっと下りましたが、2時間ほど待たされました。（倒木はおそらく13時30分少し前に起きたようです）

写真

駐車場の反対側はまだ高い雪壁が。

ここから登りはじめます。

アイゼンで歩きます。

日当たりの良い斜面はすっかり雪が消えたところも。

でも森の中はまだまだ雪がたっぷりです。

朝の内はクラストして堅く、アイゼンがよく効きました。ただし帰りはざくざくでした。

焼岳が見えてきました。

焼岳です。

登山道をズーム。

南峰をズーム。

沢底を進むトレースが付いていましたので、私もそれをたどって登っていきます。

30cmほどの落石もちらほらと。このルートは常に上を見て落石等に注意する必要があります。

南峰。

噴煙がだいぶ近づいてきました。

北峰。

コルの少し手前まで雪がつながっていました。

南峰。

北峰に進みます。

コルから山頂までほぼ雪は内のですが、ここだけ10mほど雪がありました。

ここは少しどきどき。

焼岳北峰山頂に到着。

笠ヶ岳方面。

笠ヶ岳をズーム。

なんと言っても穂高！。

槍ヶ岳をズーム。

穂高をズーム。

乗鞍岳方面。

乗鞍岳をズーム。

ではここから滑り始めます。

快適ざらめです。

落石が多くなったので、尾根を超えた南側の斜面に移動しようとここからトラバースしていきます。

トラバースしたことで湿雪雪崩を起こしてしまいました。下にいた登山者の手前10mか20mでやっと止まりましたが、その登山者のかたはさぞかし肝を冷やしたことと思います。心よりお詫びいたします。

尾根を超えた先の斜面。

こちらの方が少し緩やかで、スキーカットでも流れることがありませんでしたので、滑り降りることにします。

先ほどトラバースした斜面を振り返ります。

りんどう平から先も、出来るだけ滑っていきます。

朝には無かった斜面が崩れた跡も。

駐車場に戻ってきました。今日は空いています。

ところが中ノ湯手前で倒木により通行止め。今日の13時30分前に発生したもののようです。撤去まで2時間ほど待ちました。

感想

Fujimori-W

焼岳登山口までの道路がこの週末より冬季閉鎖解除になったので、それにあわせて焼岳にバックカントリー（テレマークスキー）に出かけてきました。
コルからりんどう平までのオープンバーンにはまだまだ雪は多かったですが、ただ南峰の急斜面をトラバースした際に湿雪雪崩を起こしてしまい、下にいた登山者の手前でぎりぎり止まったものの、大いに迷惑をかけてしまいました。本当に申し訳ありません。

今後の自分への注意点ですが、滑ろうとしている・あるいはトラバースしようとしている斜面の下に人がいたら絶対に滑らないこと（人がいないことを十分に確認すること、特にトラバースの場合はその範囲が広くなるので要注意）、そして斜度と雪の状態から湿雪雪崩のリスクが高いと判断される場合はその斜面を滑らない事を、改めて肝に銘じたいと思います。

詳細は以下をご覧下さい。
http://www.fujimoriworld.com/shumi/2015/2015-04-6telemark/2015-04-6telemark.html