武甲山
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,119m
- 下り
- 1,109m
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年09月の天気図 |
アクセス |
感想
横瀬で、国道299から北に入り、セメント工場の合間を抜け更に奥に進む。
名水を左手に見ながら、その辺りから未舗装路を進む。
鳥居のある、生川の狭いスペースに邪魔にならないように車を停めた。
既に2台車が停まっている。
ここから、ほとんどの場合武甲山への登山道を行くのがセオリーみたいだが、
今回は敢えて人があまり行かないであろう妻坂峠を経由してのコースをとる。
林業用らしき、林道を暫く歩き、途中から山道へ。
やはりあまり人は通らないのか、道は絶え絶えの感じ。
道を見失わないように気を付けて進む。
急登が続き、一旦傾斜が緩くなる。
しかし、すぐに急登。
崖沿いの道。崩れかけた道を登って行く。
何度か小休止の後、杉に囲まれた尾根に出た。
妻坂峠。
ブリキの看板が朽ちて、枯葉に埋もれかかっている。
ここから進路を北西に向ける。
静かな山。誰にも逢わない。
ピークを3、4回越えた。
そのうちの2つが、大持山、小持山。
登りも、下りも傾斜が結構キツイ。
膝が痛みだしてきた。
下り途中に進行方向に目を向けると、相当下った後にまた登り返し・・・
しかも、相当に長くきつそうな登り・・・
ほとほといやになりかけた。
この登り、100歩歩いて小休止。また100歩歩いて小休止を何度も繰り返した。
標識があった。
左に行くと、生川へ。
ここを直進。
緩いけどまた登り。
暫く行くと、下草の少ない広場。
神社の周りで昼食をとっている人たちが結構いる。
神社を過ぎ、裏へ進む。
すぐに山頂。
この日は、曇っていて、秩父の町並みは全く見えない。
ガスの向こうから時折、サイレンと発破の音、エンジン音だけが聞こえてくる。
そそくさと折り返し、神社を過ぎた辺りで昼食。
昼食を済ませ、さっきの分岐へ。
ここから生川方面へ下り。
階段が続く。
膝が痛いので、この階段はきつかった。
一歩一歩踏み出すたびに、激痛が走る。
しかめっ面になっているであろう自分に恥ずかしさを感じ、登って来る人影を見つけると小休止しているふりをしてやり過ごす。
道は、巨大な杉の林立する斜面になった。
杉の木、一本一本が大きい。
樹齢何年かなぁと思うような杉が何本もある。
天狗でも飛んでいそうな、うっすらとして静かな道。
こげ茶色になった杉の枯れ枝、枯葉に混ざって、真っ白な岩がゴロゴロ転がっている。
他の山ではあまり見ないような岩。
コントラストがまた何とも言えず不思議な感じ。
さすが、石灰の山だよなぁ。
この石灰のせいで、この山は低くなっちゃったんだもん因果なものですねぇ。
歩いていると、苔むした岩に「〜丁目」と彫られた標石が立っている。
こんな山奥で丁目もないだろうにと、ちょっとこれも不思議な感じ。
やがて民家らしきものが見えてきた。
沢伝いに数軒。その前には、イケスのようなものも。何飼ってるのかな?
すぐに生川の鳥居へ到着。
いやぁ、膝が痛い。
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