石割山から立ノ塚峠へ:朝霧の山中湖と快晴の稜線
- GPS
- 06:11
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 704m
- 下り
- 714m
コースタイム
天候 | 朝霧、後快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体として、特に危険箇所や技術的に困難な場所はない。 1.貯水池脇から平尾山西の稜線までは道標がない。地図を確認して道を選ぶ必要がある。特に、出発後15分くらいで沢を渡り、そのまま沢から離れる(左へ沢沿いには行かない)ことに留意。ビニールテープが下がる方向(中央の道)を選ぶ。流水で道が掘れて廃道のような雰囲気の箇所も現れる。稜線に出るまでに鹿除け柵の扉を6回抜ける。4回目の後の分岐では左右どちらでも稜線に出られる(今回は右を選択)。両方とも若干薮っぽい。 2.平尾山西の稜線から石割山までは、道標も多数、道も整備されている。ただし、石割山山頂直下は急で滑りやすくロープが設置されている。雨後や由紀が踏み固められた時は要注意。 3.石割山から二十曲峠までは、送電線下の切り開かれた場所を歩くことが多く、北方の眺めに恵まれている。登山道の右手は眺めが開け、左手は鹿除け柵の場所が多く、迷い込みようがない。 4.二十曲峠には展望台あり。富士山と南アルプスが眺められる。 5.二十曲峠から立ノ塚峠は、2箇所左への分岐がある(右への分岐も1箇所あるが多分そちらに迷うことはないだろう)。特に2回目の分岐は左に引き込まれやすい。登山道は尾根に続くので、尾根を外さない意識で歩けば迷わない。尾根直進の道標が立つ。加瀬山の山頂は登山道から西に10mほど逸れた場所で、小さな山名表示板が木に懸かる。意識して歩いていないと知らないうちに通り過ぎてしまう。 6.立ノ塚峠から内野は林道幅の道を下り、20分余りでアスファルトの車道に出る。道標もあるので道を間違える危険性は低い。 |
その他周辺情報 | 忍野や山中湖は観光地で、宿泊施設、飲食店など多数ある。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
先週、石割山から高指山まで稜線を歩いたのですが、石割山頂から鹿留山を眺めて、そこまでの稜線を歩いてから久しいことに気づきました。で、改めて歩いておこう、忘れないうちにと、今回の計画を立てました。二十曲峠から立ノ塚峠までの稜線は樹林帯で広い眺めは期待できないはずなので、前半に展望箇所のあるコース設定となりました。
車での移動径路は、道志村から山伏トンネルを抜けて山中湖平野に下る国道413号で、早朝、トンネルを抜けて山中湖への下りにかかると、前方に富士山が聳えていました。ところが、次第に霧が懸かり、平野ではかなり濃い霧となりました。登山口へ直行と北側の湖畔の道を走ると、湖面の霧の層は浅いようで、富士の姿が見える箇所もありました。長池親水公園付近では上部が見えていましたので、駐車場に車を入れ、写真撮影。間もなく霧に閉ざされました。
湖畔道路は兎も角、内野・忍野の樹林や農地で霧に巻かれると自分の進んでいる方向が分からなくなります。何度も経験していますが、不安です。信号のない交差点は特に要注意。車の速度を落として、カーナビに頼ることになりました。予め地図で考えていたのとは少し違う経路になりましたが、何とか貯水池脇の駐車場に到着できました。
高尾や奥多摩と違って、富士山周辺の山は、主要ハイキングコース以外は、荒れた山道になっていることが少なくありません。貯水池から平尾山西への道も同様で、廃道のような印象を受ける箇所がありました。日の差さない北面ですから余計にそうなります。ただ、振り向けば、いつの間にか霧も晴れていて、樹間に南アルプスが見えました。これは悪くはありませんでした。
稜線に出て振り向けば富士山が顔を出し、更に登ると、富士山の左裾に見えるはずの山中湖面が白い綿を敷いたような状態、湖畔もまだ霧の中でしょう。もっとよく見える場所に霧が消えないうちにと、平尾山山頂に急ぎました。
平尾山から石割山の間は結構長く、山頂に着いて富士山と山中湖を眺めると、もう湖面の霧は消えて見慣れた風景となっていました。
二十曲峠から立ノ塚峠を歩くのは19年ぶりです。が、尾根道は余り変わっていない印象を受けました。全体が樹林帯ですから、葉の落ちた樹林越しに山が見えるだけで、眺望を期待する山歩きには向きません。が、晩秋や冬の雑木林が好きな人なら、気持ちよく歩けるのではないでしょうか。
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