リベンジ雌阿寒岳! 〜山頂目前返り討ち・・・爆風敗退〜
- GPS
- 03:53
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 773m
- 下り
- 773m
コースタイム
- 山行
- 3:38
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:38
天候 | おおむね晴れですが8合目より上は爆風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
トレースたくさんありますが、氷結してるところもかなりアリ。天候や気温によってはアイゼンがベスト。大沢超えると夏の様相と氷のミックス。9合目より上は雪はありません。 |
その他周辺情報 | オンネトーへの道路が通行可能になってます。 |
写真
感想
意気揚々とリベンジにやって参りました!
いざ、雌阿寒岳へ!!
今日は天気も上々、体調は万全!
「よし!今日は阿寒富士も行こう!!」なんて気合入れて、いつもは持たないオニギリと即席お味噌汁をコンビニで調達。
いつものようにお湯沸かして8時、いざ出発!!
クルマ降りてみると、風がある・・・
装備は真冬の装備だからいいんだけど、風の強さがイヤ〜な感じ・・・
しかも雪が想像以上に固く締まってる。こないだの海別岳より雪が氷化してる。
とりあえず樹林帯超えるまではツボ足で行きましたが、滑り止めあったほうが安心かも?
大沢からアイゼン・ピッケルを装備。
急な傾斜を進むけど、アイゼンの効きが抜群!!かなり安心してサクサク登れる。
と、六合目あたりから突然石の道に変化!先を見ると雪はまだまだある。我慢してアイゼンのまま歩くけど、アイゼン可哀想なんでやめる。
とりあえず片手にアイゼン、もう片方にはピッケルという妙なスタイルで歩いていると、お兄さんとお姉さん二人が降りてくる。お二人ともアイゼンのままだ。
聞くと、この先雪と岩のミックスルートになってるみたい。爪無くても大丈夫そうですか?って聞くと、う〜ん・・・みたいな返答だったからそのまま手に持って進むことにする。
さらに、男性二人とスライド。僕が登山準備してるときにスタートした方だ。このお二人はツボのまま。
聞くとアイゼン無いらしく、登りの急登でスリップして滑り落ちたそうで・・・危ないなあ・・・
「ナメてました・・・」って自分で言っていたのが印象強い。。。
七合目ちょっと上から再度アイゼン装着。
九合目手前からは完全に夏道のためアイゼン外す。
九合目標識過てから恐ろしい爆風!!
またか・・・なんて考えながら慎重に進むが、飛んでくる小石がハンパじゃない!!
火口もかろうじて覗くが、風に煽られて数枚ピンボケ・・
あっちこっちルートを変えるも風は避けられず治まらず、、、ダメです・・・山頂の標識は見えるケドこれ以上は怖くて進めません((+_+))
撤退決めるも下るのがまた恐怖・・・四つん這いみたいにして必死に下りました。
下りはアイゼン外さず、雪のあるところを上手くえらんで降りられました。
結局正午近くなっても、雪はかなり固めのまま。
登ってくる方々結構いましたが、みんなノーアイゼン・・・危ないと思うんですケド・・・滑り落ちたとこが岩場だったら大怪我するんじゃないかなあ?
そういえばシートラのお兄さんは前爪ついたアイゼン装着してた。あれが今日の正しいスタイルだと思う。
そのあとは北見市内の高校生の団体さんとすれ違う。みんなとあいさつ、清々しいなあ!!でも、みんなピッケル持ってなかったなあ・・・足回りも爪なしみたい。
すれ違いざま、「アイゼンなんていらないよ!!」なんて男の子が言ってたけど、使ったことないんだろうか??
この12本ある爪の安心感は、雪山登山をサイコーに楽しくしてくれる心強い相棒なのにな。
下山して登山名簿書いてると気づいたけど、山岳部の20名だそうで・・・
これから、安全にたくさん色々な経験して素晴らしい山やさんになってほしいと切に願う。
返り討ちにあった雌阿寒岳でしたが、この先の連休のための、皆様の参考のレコになれば幸いです。
コメント
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BOOMIさんはじめまして!
今日はエライ目にあっちゃいましたねぇーw
あんな経験は二度としたくないです
明日から天候回復で気温も上昇なので今冬シーズンの
リベンジは持ち越しみたいですね。
まだ見てないですが自分のアイゼンの歯はきっとマズイ事に
なってると思います。また研がなきゃ!
今後の山行もご安全に
plus さん、はじめまして!
お疲れ様でした!
ナイトハイクで今日の風だと恐怖感倍増ですよね・・・
シリセードの跡はplus さんのもののようですね!!
あの傾斜でかなり長い距離でしたが、素晴らしいコントロールに脱帽です
plus さんのも僕のも、アイゼンにはダメージですが人が事故に遭うよりはずっとマシですよね。
きちんとした装備で、安全で素晴らしい山行にしていきましょう
ものすごい爆風でしたね〜 天気は最高で見晴らしは良かったんですけど
9合目以降は小石が飛んでくる飛んでくる!! ヘルメット様さまでした。
雌阿寒岳も、スキーはもう最後で、沢もだいぶ雪がなくなって・・・・
この時期はアイゼンも酷使になっちゃいますね〜
後は羅臼岳くらいかな〜滑れるの
今度の雌阿寒岳は夏山登山です。 ではまたどこかで!!
kitanoojisan さん、はじめまして!
オジサンには見えませんでしたよ!!
シートラで山頂まで行ける体力も、今日の雪の状況で滑降できる技術も素晴らしいです
もうすぐ知床横断道路開通ですよ〜!
羅臼岳、天頂山など春山スキーには最高じゃないですか!!
いいなあ、スキー
来年は僕もスキー揃えたいですね!!
アイゼン苛めても安心装備で安全登山にして、またお会いできることを楽しみにしております
26日は自分も雌阿寒岳に登っていましたが、6合目付近でスライドした際にお話ししたのはBOOMIさんでしたか(^^)?。
雌阿寒は初めて来たので、アイゼン装着の是非を聞かれた際に我々も雪・氷・岩のミックス状況で断言できず玉虫色の返答に申し訳ありませんでした‥(T_T)。
あと北見市の高校生の山岳部団体さんですが、我々も下山してきて登山口で挨拶をしつつスライドしましたが山岳部の割に部員のアイゼンやシェル等の装備が無いのが気になりました。顧問の先生には「その装備と暴風で9合目以上はヤメておいた方がイイですよ」と伝えましたが少し気掛かりでした‥。
morethan さん、こんばんは
レコ拝見しました。
すれ違ったのは僕で間違いないですね
あの状況ではルートの状態の明確な返答など無理ですよね・・・こちらこそおかしな質問して申し訳ないです 気になさらないでください!!
高校生の団体、やはりmorethanさんもそういうふうに見えましたか
普通のネルシャツのような格好の子たちも見えたので気になっていましたが、あとから考えれば、「山岳部だし、そういうトレーニングなのかなあ」って思ってましたが。。。
そんなわけないか
しかし、僕が26日の雌阿寒岳ですれ違ったり出会ったりした人の中で、ちゃんと冬山装備で安全対策をしていたと思った方々すべて、ヤマレコのユーザーさんということになりますね
これって素晴らしいことじゃないかなあと一人で喜んでいる次第です
これからも、お互いに安全で楽しい山行をしていきましょう!!
ありがとうございました!!
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