鍋割山〜塔ノ岳(県民の森から)2回目


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,145m
- 下り
- 1,140m
コースタイム
07:30 二俣
08:30 後沢乗越
09:45 鍋割山着
10:17 鍋割山発
10:45 小丸
11:15 金冷し
11:35 塔ノ岳着
12:10 塔ノ岳発
12:50 花立山荘
13:32 堀山の家
14:50 二俣
15:10 表丹沢県民の森P
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特になし。登山ポストは二俣に有り。駐車場近隣に温泉施設は見当たらず。 |
写真
感想
今年初めての山でしたが、快晴に恵まれて絶好の登山日和となりました。
今回の県民の森〜鍋割山〜塔ノ岳〜大倉尾根〜二俣ルートは2年ぶり2度目。前回同様に子供を連れて行きましたが、なんとか登山経験の浅い小学生でも登れる範囲なのでお気に入りのルートです。
西山林道から二俣を越え、沢を渡り返した後から登山道。後沢乗越までの1時間が前半区間。後半もやや勾配のキツいコースですが、少しずつ歩を進めます。頂上手前でくっきりとした富士山が見られ感激。歩き始めから約2時間半で鍋割山着です。
もちろんココでは鍋焼きうどんを注文。山の頂上でこんなに美味しいうどんが堪能できるのも嬉しいですが、歩き終わって汗が引き体が冷めてくるタイミングなので尚更なんでしょうね。
鍋割を後にし、歩きやすい稜線を伝って塔ノ岳へ。ヤビツ方面や大倉方面から辿り着いた登山者で、頂上は賑わっておりました。いつも見かける鹿は居ませんでしたね。
下山時に緊急のアクシデントに遭遇・・・。
大倉尾根を下って金冷しと花立の中間点くらいでしょうか。初老の男性登山者が意識を失って倒れていました。
仲間の方が人工呼吸・心肺蘇生を行なっていましたが意識戻らず。私も見かねて少し心肺蘇生を手伝いましたが、やはり状況変わらず。こんな山中では出来ることが限られ、本当にもどかしい時間でした。
少ししてから救助ヘリが頭上へ到着。山岳レスキューの方が男性をヘリに引き上げ、病院への搬送となりました。その後の状況は分かる術もありませんが、男性の方のご回復を願うばかりです。
堀山の家を過ぎてからは大倉尾根を離れ、二俣方面へ樹林帯を進みます。大倉尾根は下山する人で溢れていましたが、このルートは全く誰もおらず。ややスリリングな急勾配をひたすら下り、二俣へ到着。そしてゴールのPへ・・・。
緊急事態もあった今回の登山でしたが、とりあえず当初の計画通りの行程で登り終えて満足しています。またツツジが綺麗な来月辺りにもう1度登りたいのですが・・・さて。
ryo555さん、おはようございます。
本当に同じような時間に登っていたのですね。
お子さんを見かけたら「小さいのに頑張ってるなぁ」と記憶に残っていそうなものですが、残念ながら人混みに紛れていたようで・・・。
塔ノ岳にもAEDがあれば、これから下山する方にAEDを託すという選択肢もあったのでしょうね。まぁ、実際にはなかったわけですが。
山頂に着いた時点では、そんなことすら考えられず、ただ「何だったのだろう、大丈夫かな?」と身内で話しているだけでした。
心肺蘇生も手伝って、それでも状況変わらず・・・さぞもどかしかったでしょう。
回復しましたーって、どこかに書き込んでいてくれたら安心できるんですけどね・・・。
yumikomさん、ご訪問ありがとうございます。
おそらく各ピークでは入れ違いだったのでしょうね^^;。
それぞれ登山者の皆さんでごった返しでしたし。
このサイトは最近知ったのですが、
こうして同じ日に同じ山に登った方々の登頂記を拝見することができ、
あの苦労と感動の気持ちを少なからず共有できるのはとても嬉しいです。
男性が倒れていた現場はどの小屋からも離れていた場所でしたので、
一刻を争う状態でAEDの確保まで手が回らなかったのが現状だったと思います。
なんとか助かって欲しいと願うだけですが、なかなか分かるものでも無いのですよね・・・。
こんにちは♪
たまたまryo555さんの古い山行記録を見ましたら・・
お子さんが写真に写っていて可愛いです!
そして先日に聞いた心肺蘇生を行ったのは、お子さんと一緒の時だったのですね!
きっと人命救助のお手伝いをしているお父さんを目の前にして
誇らしく思ったのだろうなぁと想像して感動したので
ついコメントを書いてしまいました
お疲れ様でした
Oh!気付かなくてゴメンナサイ!
そしてこんな昔の記事まで遡って見て頂いてとても嬉しいです!
暖かいお言葉、有り難うございます。
この頃までは息子と何度か一緒に登っていたのですが、
もう今は中学生になり全く登山の興味も無いようで、
誘いもしておりません。寂しいものです(笑)。
この日が最後に一緒に登った時のものですねー。
心肺蘇生の時は、倒れた方を見て息子も驚いていましたが、
これも経験だと思い、「絶対忘れるなよ」とは言っておきました。
いつか何処かで人助けが出来るような人間になってほしいと思うのは
親心ではありますが、今のところ頼りなさ過ぎてアテには全く出来ません(笑)。
この日、私が手伝った心肺蘇生は僅かなもので、
結果的にこの高齢者の男性も亡くなってしまいましたが、
イザという時に慌てない心掛けを常に持ち合わせていたいものです。
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