日本百名山!ガトーショコラ浅間山(黒斑山)
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- GPS
- 02:58
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 561m
- 下り
- 575m
コースタイム
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
凍結はもちろん、ぐずぐずのところあり。日がよく当たるところは逆に普通の土になっていました |
その他周辺情報 | 高峰高原ホテルにてカフェおよび1000円で入浴可能、峠をすすんだところに高峰温泉もあります。高峰高原ビジターセンターでもカフェあります。 |
写真
言い訳すると、チェーンスパイクが結構雪で持っていかれてしまう(取れてしまう)のと、新しい靴が大きすぎて合わずにあまりハードなムーブメントが取れないので不安だったためです。
装備
個人装備 |
チェーンスパイク
ダウン
ウインドブレーカ
ダウンパンツ
ゲイター
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感想
私、寒い中や凍結の登山路、雪渓を歩くなどの経験はあったのですが、本番の雪山には登ったことがありませんでした。
まあ、言い訳をすると、これまでバイクで登山口まで移動するスタイルを基本にしていたため、登山路が凍結するとすぐに死に直結するため避けていたというのが大きいです。
しかし今はマイカーがある、でもノーマルタイヤ。。。
天気予報は勤労感謝の日である23日(木)は暖かいと言っている・・・。
ということで雪山デビューができそうな山ということで浅間山(といっても黒斑山)へ訪れました。
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ルートとしては、とりあえず黒斑山を目指し、行けるなら蛇骨岳まで歩くことを目標にしました。
登山路はすぐに雪道になりましたが、スパイクなしでしばらく登っていましたが、やはり滑るのですぐにスパイクを履きました。
今日は暖かいためか、ノーアイゼン、ノースパイクの人はもちろん、登山服??という人もいましたが、ちょっと危ないかなと思いました。
アイゼンなしだと流石に結構滑るので、危険です。特に陰となっている場所ではカチカチでした。
登山道は日の当たる箇所は逆に溶けてズブズブしており、ドロに足を取られないように、岩の上だと足首をグネらないように気をつけて歩きます。
槍ヶ鞘まで一息で登ると、浅間山がお出迎えしてくれます。
そのあと、すぐにトーミの頭に上がると、残りは稜線歩きだけになります。
稜線は全く問題なく歩くことができました。
蛇骨岳は結構広くなっており、休憩には良いかもしれませんが、今日は少し風がありましたので、寒さ対策が必要です。
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浅間山ワードを以下にメモしておきます
・槍ヶ鞘
→由来は不明。
・黒斑(くろふ)
→由来は不明。ただ黒色の土質や岩肌がその由来かも。
参考:https://www8.shinmai.co.jp/yama/guide/00098.html
・Jバンド
→Jの字のように急になってるから。
文字通り急旋回して降りる形になっている
・蛇骨(じゃこつ)
→赤く爛れた山肌に色の違う岩(黒い火山岩)が蛇の骨のように見えるため、らしい。
たしかに、黒斑山より先は白い岩肌が目立つので、結構印象変わります。
参考:https://www.naganoken.jp/mount/toshin/asama/sennindake.htm
・トーミの頭
→信頼できるソースが発見できなかったが、ブログやログなどでは「遠見」から来ているのではと言われている。でもこういうのは誤った風説が流れがちなのであまり信用できない。
・ガトーショコラ
→雪がかかった浅間山の表現方法としてよく使われます。
本来はもっと雪が降った状態が、よりガトーショコラっぽい模様。
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浅間山というと、誰しも思い浮かぶのが、あさま山荘事件・・・ではなく活火山。
活火山と聞いて思い浮かぶのは、阿蘇山、浅間山だろうと深田久弥 氏も記しています。いまは、あと御嶽山と草津白根山も入りますかね。
まず触れられているのは、やはりその浅間山の風貌です。
一度浅間山の見た目を覚えると忘れることはないでしょう。
この綺麗な円錐形を関東で見るのはかなり珍しいと思います(富士山を除いて)。
この形は霧島山塊でよく見られると思うのですが、こうして街の麓から見えるのはとても珍しいことだと思います。それも今も活火山として活動しているというわけでああり、いつレベル3以上になるのか恐ろしいですね。
2023年11月末現在はレベル2、2022年はレベル1だったとのことですので、油断はできないですね。またレベル1になったら前掛山に登りに来たいと思います。
深田氏の日本百名山が出版されたのは1978年1月なので、少なくとも1977年には原稿を書いていたはずですが、当時から浅間山は活動が活発な火山として有名だった模様。
深田氏が採ったルートは、おそらく小諸方面からであるようなので、現在の天狗温泉から火山館を経て浅間山に至るものだったようです。
当時は規制などはなく、危なかったとは思うものの、本来登山は自己責任な活動であるため、当時の登山は本当に好きな人が行うものだったんだなと思わされますね。
ちなみに小浅間山にも登っていたようです。
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