比叡山トレッキング(八瀬比叡山口駅in/比叡山坂本駅out) ※本年68回目


- GPS
- 03:50
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 807m
- 下り
- 821m
コースタイム
- 山行
- 3:15
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 3:52
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<八瀬比叡山口~ケーブル八瀬駅~ケーブル比叡駅> ケーブル八瀬駅からケーブル索道に沿うような形で、ヤマレコMapのみんなの足跡を頼りに急斜面を直登。時折テープがあるが、基本は踏み跡を慎重に見極めながら頻繁にルートファインディングを行い、急坂の道なき道を登っていく。 <ケーブル比叡駅~ロープウェイ比叡山頂駅~大比叡> ロープウェイに沿う形で、整備されたトレイルや舗装路を進み、四明岳駐車場へ。大比叡の山頂碑は周辺に何も案内がない、ちょっとした小高い丘の上。不親切。 <大比叡~延暦寺~比叡山坂本駅> 大比叡(比叡山山頂)直下は、ヤマレコMapのみんなの足跡を頼りに、急斜面を最短ルートで下り、トレイルに合流。以降は根本中堂など延暦寺を経て、坂本ケーブル沿いの本坂を下ってケーブル坂本駅へ。そこからは人の往来が多い舗装路を直進して比叡山坂本駅まで。 |
その他周辺情報 | 京都駅まで戻り、コインロッカーで荷物を回収後、ニッポンレンタカー京都センター店至近にあった銭湯”大正湯”にて日帰り入浴。 |
写真
感想
朝イチで三百名山・愛宕山へ登り、下山後は、同じく三百名山の比叡山(大比叡)へと向かうダブルヘッダー登山。スタートは13時前、八瀬比叡山口駅からとなります。
歩くこと数分で叡山ケーブルの八瀬駅へ。八瀬比叡山口駅にいた比叡山を目指す人は、推定100%このケーブルカーで昇っていく感じですが、ただ一人素通りして特段案内板もない登山口の方へ。どことなく人跡の感じられる山道を緩やかに登っていくと、すぐに誰もいなくなり、獣道と呼ぶにふさわしい急登が始まります。ただ、時折テープもあり、バリルートと呼べるかどうかは微妙ですが、年間そう何人も入山しない道であろうことは容易に想像できる感じの激坂直登ルートとなります。ケーブルカーが索道を登っていく鈍い音は左側から聞こえるものの樹木が邪魔でケーブルカーは全く見えません。
息を切らしつつ、標高500m程の地点で初めてケーブルカーが視界に入り、索道は紅葉絶頂なことがわかります。このアングルから撮る紅葉の中のケーブルカーは、中々絵になりますねー。更に数十m登ると、初めて遠景が開け、比叡山より高い愛宕山からも全く見えなかった、明日目指す京都府最高峰の皆子山が初めて見えました。
標高550~560m辺りで稜線に乗り上げると、大分道が明瞭となり、以降は迷うことなく叡山ケーブルの終点、比叡駅へ向かって登っていきます。比叡駅からは、朝登った愛宕山を、京都市街地越しにスッキリ見渡せましたよ~。そこからは、叡山ロープウェイに沿う形で、整備されたトレイルを登っていき、ロープウェイ比叡山頂駅舎前を素通りして舗装路を進むと、開けた駐車場に出ます。そこでホットドックを食し、ペットボトルを1本買い、最終登頂準備を整えます。駐車場からは皆子山や蓬莱山など北側の峰々がスッキリ見えました。
駐車場から登ること6,7分で比叡山の山頂部に達しますが、特段案内板もなく、最初は山頂碑(大比叡)を素通りして鉄塔に達してしまい、脳内は「???」に。少し戻ると小高い丘があり、その上が大比叡でした。八瀬比叡山口駅から人力で登ること1時間35分。三百名山、都合42座目となります。樹木に覆われ眺望はゼロです。由緒ある有名峰の頂としては味気ない感じで、俗世間とは無縁にソコにある感じが、大比叡の特徴とも言えます(苦笑)。
下山は林間を最短ルートで直下降するバリルートを選択。急斜面に気を配りつつ、60mほど下ると一般林道に合流し、そこからは観光客に混じって延暦寺観光モード。最初、根本中堂と思ったお堂に靴を脱いで登拝し、再び歩き出すと根本中堂は全く別の建屋であることがわかり、改めて根本中堂に入ってみるも、興味がそそられず、ソソクサとすぐに出て下山再開。
人が大量にいたのは根本中堂界隈までで、そこから坂本ケーブルに沿って付けられた登山道(本坂ルート)では、登りも下りも誰とも会わない孤独旅。所々に色づいたモミジがあり、下部では琵琶湖越しに三上山(近江富士)も見える佳きルートでした。ケーブル坂本駅を過ぎると、観光客ごった返す観光名所に逆戻り。後は舗装路を辿ってJRの比叡山坂本駅まで。結局、大比叡から1時間40分、トータルでは八瀬比叡山口駅から一筆書きで山を経由し、3時間15分で比叡山坂本駅へ到着と相成りました。
車がなくとも(電車・バス利用だけでも)、朝イチで愛宕山へ登れれば、陽があるうちに比叡山(大比叡)をダブルヘッダー登山できることを立証できました。高山がない京都府は、これまでいつも通過するだけでしたが、今回紅葉絶頂期の京都を、登山目的で訪れ、ダブル三百名山の愛宕山&比叡山を1日で人力で登り通すことができ、よい一日となりました。
皆子山へ続く!)
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