記録ID: 6228984
全員に公開
ハイキング
屋久島
屋久島坪切岳から障子岳へ
2023年11月25日(土) ~
2023年11月27日(月)
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 20:20
- 距離
- 32.4km
- 登り
- 2,481m
- 下り
- 2,442m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:41
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 8:17
距離 14.5km
登り 1,590m
下り 295m
6:54
323分
スタート地点
12:17
12:53
138分
宿泊地(坪切岳〜1358間コル)
15:11
宿泊地(坪切岳〜1358間コル)
2日目
- 山行
- 9:37
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 10:25
距離 7.5km
登り 840m
下り 1,362m
3日目
- 山行
- 2:36
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:36
距離 10.3km
登り 53m
下り 826m
6:28
156分
宿泊地(800m付近)
9:04
ゴール地点
天候 | 初日は、朝は晴れていたが、上部は昼からガス。 2日目は、晴れで昼過ぎからだんだんガスがかかった。 3日目は、早朝から本降りになり、その後おさまりつつもウェットな宮之浦エリア。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
宮之浦林道は、湯川橋から少し行ったところにゲートあり。林道は現役でマウンテンバイクなら通過できそうな路面レベル。 ナカオから1358に続く尾根目掛けて取り付く。テープのある谷部から尾根部へと移って薮の少ないほどほどの斜面を登って尾根トップへ。 そこから1358へ向けて尾根筋を進む。下部は薮が少ないが、だんだんと尾根筋に岩や大木や薮などの障害物が出てくるので、脇の薮の少ない場所を使いながら進んだ。先の挑戦者の痕跡が所々にあり、進みやすくなっていて助かった。上部は尾根筋にさらに障害物が多くなるので、薮の少ない谷部を使うと効率的だが、ルートファインディングに注意。 1358ピーク手前の勾配が低い場所をトラバースして坪切岳へのコルへ。付近に数カ所水場があり、テン泊地とし、進路を下見。 障子岳への尾根筋は、基本的に薮が邪魔するところが多いので、挑戦者の痕跡に沿うと効率的。谷側は薮が少ないが、ルートから逸れないよう注意が必要。薮や岩のピークを巻くことも多く、特に1422は進路左側を岩壁下まで大きく巻いた方が単純で安全。 第一の問題箇所の1441の進路右側の谷部の下りは、右の巻道を探索したが、足元の見えない草の急降下部しか見つけられず焦る。結局ピークトップから行けそうなとこまで少し下り、右側に進むと挑戦者の痕跡のある谷部を発見。深い階段状の部分を慎重に降りていき、コルへ上がれそうな場所から進路変更してコルへ。 そこから1つピークを通過し、第二の問題箇所の行き止まり前のルンゼへ。進路左の巻道からテープのあるルンゼ入口を見つけ、急なルンゼを草や雑木を掴みながら登る。一旦フラットなところに出るが、さらにルンゼ状部分を登ると、コルへ下れる場所にでれる。 次に、このコルからの広い登りは薮が多いので、少し進路右の谷側を進んだ方が障害物が少ない。驚いたことに、この登り箇所にダニがたくさんいた!ダニ処理という一つ懸念事項を抱えて進んだ。 最後に、第三の問題箇所の山頂へ詰めるポイントを探す。ある程度登ると岩壁に阻まれたので進めるポイントはないかとウロウロ。岩壁と岩壁の間に草地と灌木部分を見つけ、急斜面を這い上がり、山頂へ。山頂あたりの石楠花は背が高く、あまり動きまわれなかった。 帰路が心配で安堵できなかったが、行きよりはうまくいったところ、やはり少し間違えたところあり。特に1441の問題箇所は、行きのルートのピークへの右折箇所が分からず、谷部を登り切ってから左に進んでみたら、なんかすんなり通過でき、狐につままれたようだった。 まとめると、坪切岳から障子岳への道のりは、ルートファインディングが肝であり、ルートファインディングがうまくいけば登りも下りも通過できるようなルートであって、ロープ必須の場所はなかった。 翌日の朝が雨予報だったので、好条件のうちに降りれるとこまで降りて800mあたりでテン泊(水場はない)。暖かい夜だった。 翌日はやはり雨。11月末だからいないだろうと思っていたヒルだが、車のトランクで荷物の整理をしていたら発見。 |
その他周辺情報 | 楠川温泉利用。シャンプー、石鹸ありで、ドライヤーなし。 |
写真
感想
はなから諦めていた障子岳だったが、パワーゾーンさんのツアーレポートから微かな期待を貰って挑戦。
さらに直前に目にすることができたYAMAPの shimoさんの詳細な記録のおかげで、あの障子岳に登頂できた!
ヒントは得たものの迷いながらのアドベンチャーだったが、好条件で挑むことができ、山頂からは素晴らしい景色。
また来年も屋久島の冒険を楽しみに来ます!
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:560人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人