巻機山
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- GPS
- 09:28
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,350m
- 下り
- 1,343m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
およそ8ヶ月ぶりの山スキー。昨季の最後は3月末の巻機山エアラッセル大会だったが、今季の始まりもやはり巻機。大会の数日前に足に痛みが出て、当日は痛み止めを服用しながら完走したものの、その後数週間経っても痛みが引かないので医者に行ったところ腓骨の疲労骨折との診断。山スキーシーズンは強制終了となり、4月5月の雪山を味わうことができず後悔の残ることとなった。
疲労骨折の原因はランニングと思われ、山のために走り始めたのに本末転倒。山もラニングもしばし休んでいる間に随分なまってしまい、5月下旬からようやく再開。ランニングの目的の一つのマラソン大会も先週に完走で終えたところで、ちょうど山も白くなってきた。いいタイミングで山スキーに戻ることができそう。今季は悔いのないよう楽しんでいこう。
朝日に染まる上越国境を眺めようと早めに桜坂を出る。まだ積雪が薄いのでシートラ。しかし新雪を被って倒れたヤブに行く手を遮られて遅々として進まない。ストックでしなだれたヤブを叩いて雪を落とし、ヤブが立ち上がったところを進むものの、引っ切り無しにヤブ壁が現れる。遅々として進まず、を絵に描いたような進まなさ。3合目を経て尾根に乗るとだいぶマシになってくる。
井戸の壁も夏道沿いを登り、5合目すぎから板を履く。しかし前回の降雪もだいぶ溶けたか沈んだかしたようで、登山道以外は歩けるだけの積雪がない。樹林帯で新雪は30〜40cm程度。まだ積雪下の岩や根っこや段差が露わで、シール歩行もペースが上がらず。ラッセルと言えなくもないものの、登山道しか進めないのではラッセルの楽しみの1割も味わえているとは言えない。
8合目辺りまでは登山道を行き、その辺から灌木が減るため雪面が広がってきたが、積雪は薄く木道や岩も所々見えている。
風裏になるニセ巻から避難小屋まではそこそこ新雪もある。小屋から御機屋へ向かうあたりはやはり新雪はわずか。
山頂を越え、目的にした斜面の上でシールを剥ぎ、とりあえず今季の1本目に向かおうとしたところ、ビンディングのヒールピースの具合が悪く滑走モードにならない。あれこれ30分近く粘ってみたが直らないので、ここで無理して怪我しても仕方ないと判断して諦め。
小屋までは板のまま適当に下ると、途中で魚沼の雄ホッシーハッシーさんに会った。小屋からはつぼ足下山。雪も薄いので特に問題なし。無雪期に歩くと長く感じられてすぐに飽きてしまうとざんどうではあるが、雪があるだけでなぜか飽くことなく歩き続けられる。
登りであれほど時間を要した3合目から登山口の間は、ヤブ壁もすっかり跡形なくすんなり歩けた。今日くらいは自分をモーゼになぞらえても良いのではなかろうか。
「ビンディングのヒールピースの具合が悪く滑走モードにならない。」とありましたが、せっかくマッキーの頂上まで登ったのに残念でしたね。まさにモーゼの十戒ですね!
ところで、binの機種をお伺いしてもよろしいですか?
hareharawaiより
FRITCHI VIPEC EVO12ユーザーは知り合いにもいて確か同じような不具合に嘆いていたような気がします。山でのトラブルは致命的です。すぐに新しいbinに交換しましょう!
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