沖縄・石垣島の低名山巡り◆П茂登岳(沖縄県最高峰・新日本百名山;林道登山口より往復)


- GPS
- 02:52
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 395m
- 下り
- 387m
コースタイム
天候 | 曇りのち時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・コース全般にステップ等歩きやすく整備され、要所のマーキングも豊富。沢沿いの急坂区間にはロープもあり、特段の不明瞭・危険箇所なし ・頂稜部の電波中継塔手前より山頂(三角点、少し先に山名板ピーク)までは笹ヤブを潜って進む。入口が少し分かりにくいので方向注意 ・本コース最大の潜在リスクであるハブについては、降雨後などコースがジメジメした状況で活動が活発化する由(地元情報)。通例冬場は冬眠期で活動低調のはずが、最近の暖冬・多雨傾向で12月に入っても活動あり(この日も往路スライドしたソロ男性より、動きは緩慢ながらコース上を横切る大きなヘビを目撃したとの情報あり…〈怖〉) ・頂上台地の電波中継塔下に芝生広場あり、ハブの心配なく昼食休憩適地 |
写真
感想
石垣島ツアー2日目、朝イチで島北部の野底岳ハイクをサクッと終え、ダートの林道を車で登り詰めて午前11時過ぎ、いよいよ今次ツアーのメインターゲット・於茂登岳目指し登山口をスタートします。以降のコース中詳細は本文・写真キャプション記載の通りで、要所の案内道標など全般に歩きやすく整備され、出だしは沢沿いのコースを緩やかに登っていきます。前夜に島唄ライブの居酒屋で地元の店員さんから「雨の後はハブに注意!」と散々脅かされただけに、クマ鈴鳴らし(効果不明…)、前方のルート脇の動きを警戒しながら慎重に進んでいくと、コース半ばで下山する男性ソロの方とスライド。ここでハブ情報を聞いてみると、「1匹だけだが、大きなヘビがコースを横切るのを目撃し、テンションが下がった。動きは緩慢だったが…」と衝撃情報。同氏によれば本エリアでも11月は結構ハブ被害の情報があったそうで、当方もこの後は手を叩いて音を出すなど警戒レベルを一段と引き上げながら、ソロリソロリと登っていきます。
登山口から約1時間半、山頂台地の一角に登り詰めると、開けた芝生広場に気象台のレーダー、更にその少し上には山麓からもよく見えていた電波中継塔がドーンと登場。一旦ハブの恐怖は去りますが、ここから山頂の三角点と山名板ピークまでは、ほんの少し藪の中をかがんで進むルートとなり、居酒屋の店員さんからも「ここは気を付けて!」と言われた区間です。幸いハブと接近遭遇することなく、午後1時前に沖縄県最高峰・新日本百名山の於茂登岳登頂!予想に反して展望はイマイチながら、山名板を囲む小岩の上に立ち、無事登頂の達成感とともに、石垣の山並みや周囲の海岸線・島並みのステキな眺めをひととき楽しみます。天候も時折青空の覗く回復モード、気分も上々に再び藪をかき分け、ハブの心配がなさそうな電波塔下の台地に戻って、ゆっくりランチ休憩。
帰路、もうお一人の女性ソロの方とスライド、過度にビビらせぬ程度にハブ目撃情報を伝え、「お気を付けて」と声がけし先を急ぎます。警戒モードを緩めぬまま、ハブと不意の遭遇することもなく、午後2時過ぎに無事登山口帰着。ホッと一息つき、この後はリラックスモードで島北部の観光スポット、御神埼と北端の平久保埼、そして夕陽観賞地として有名な玉取崎展望台をノンビリと回ります。空港で予定より少し早めにレンタカー返却、登山靴や山装備など島観光には不要の荷物をコインロッカーに預けて、石垣港離島ターミナルへの直行バスにて宿に戻り入浴・休憩。サッパリしたところで近くの島料理店へ向かい、石垣最後の夜を楽しんだのでありました。
翌日もドンヨリ曇り空、市街地の博物館や観光スポットをゆっくり巡った後に路線バスで空港へ向かい、2泊3日の実り多い石垣島ツアーを終えました。この後は宮古島へ移動、「登れる灯台」1基(平安名埼)を踏破した後、沖縄本島に立ち寄り、登れる灯台巡礼の予定。石垣島はじめ沖縄地方は雨季で天候もイマイチながら、オフシーズンで宿もフライトも取りやすく、観光地も空いていて島旅の魅力を効率的かつ存分に味わうことができます。マリンスポーツとは縁遠い我々のような「山の民」にはオススメの季節ですが、ハブにだけは十分ご注意を…! [2023年12月7日、satonao1記す]
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